それはまた別のお話

観劇とか映画とかの感想文を少しずつ

「Xday」7/27

2010-07-27 | 舞台
『地球ゴージャスプロデュース公演 Vol.11 Xday』
7/27(火)ソワレ 天王洲銀河劇場 1階O列下手

暑い日が続きますね~
この日も照り返しがキツくて、日傘をさしているのに熱中症になりそうに暑かった!
なので本当は会社から銀河劇場まで歩いていける距離なのにも拘わらず、軟弱にバスで行きました…

劇場入り口前に、吉村先生からのお花がありました。
そして客席も、こころなしか男性率が高かった。
(なのに鮫島くんはわたしは確認できず…)

公演も回を重ねてきて、舞台上の温度も若干上がったような気がします。
この回は、アドリブ部分の暴走が何度もありました。
「カレーは飲み物」のくだりで、モリクミさんは笑いが止まらずに死にそうになってた…
グダグダになった後で本線に戻すのってホント大変なんですね!

そして観るこちら側にも余裕が出た(っていうか自分が注意力散漫)ので、今まで気付かない部分にも目が配れた。
Act6では、舞台袖にそれまでの小道具が置かれていることとか。
6人が全員が出ている場面では、しつこいぐらいに各人のテーマカラーの照明を使っているとか。
これ立ち位置の調整とか大変だったろうな…
やはりこういう段取り勝負の演出だと、後半の方がテンポが出てきていいですよね。

客席もまあまあ熱くなっていて、ラストのメインテーマのとこでは結構拍手が大きかったような気がします。
立たないんだけど、みんな頭の上で拍手していました。


(今日の中川くん)
・山根の前髪が若干短くなっていた…ような気がする(ズラのかぶり方による? )
・今更の疑問ですが、山根が夏子さんとやり取りする小箱って何?
・本日のマスターのツッコミ「このベビーフェイスがっ!」
・終始大量に汗をかく。木村はずっとベットの上でカウンセリング受けていたはずなのに、グレーのシャツの背中には汗ばんでハート型のマークになっていた。
・同様に聖児くんの衣装は色が変わるぐらいの汗でした。
・「では今日は聖児くんのおごりってことで」というところで、岸谷さんが盛大に咬む。これに聖児くんは「咬んでるし!」と応戦 いいぞ~やられたらやり返せ!
・最後の挨拶は若干長めの「ありがとう~♪」(しかも森くみさんの扇風機を持ったまま)

この後は前楽8/7で、3階席後半列です。
だんだん舞台から遠ざかっていく…
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「Xday」7/21

2010-07-21 | 舞台
『地球ゴージャスプロデュース公演 Vol.11 Xday』
7/21(水)ソワレ 天王洲銀河劇場 1階K列下手

(以下ネタバレしております)


まずなにはともあれ、地球ゴージャス通算500回達成おめでとうございま~す。
というわけで、今日は「達成記念Special Day」ということで、ロビーに出されたメッセージフラグにお祝いコメントも書いてきました。

そしてスタッフから手渡された袋には…サイリウムが入っていた!
「出演者には秘密のサプライズ演出なので、本編終了後、スタッフが看板を掲げたら発光させてください」との注意書き付き。

そして舞台本編が終了…というか、
挨拶後で脚立を取りにいくために出演者が一瞬ハケるところで「今です!」の看板を持ったスタッフが目にもとまらぬ速さで出て引っこんだ。
え~っ急だっつーの!(ってわたしがモタモタしてただけ)
客席の観客が一斉にカバンからサイリウムを取りだし、ポッキンしている光景はちょっと笑えましたが(笑)
その甲斐あって、客席を埋め尽くすピンクの光はとっても綺麗でした。

そしてカテコではスペシャルゲストも登場してました!
花束を持って舞台上に現れたのは三浦春馬くん。
去年の『星の大地に降る涙』で、初めて観た彼に惚れたわたしは
もうきゃあきゃあ言いながらサイリウム振りまくり。
相変わらず爽やかで、「少女漫画に出てくるような」「背中に薔薇の花を背負ってるような」という形容詞がピッタリでした。

というわけで、これ以降はあっきーのこと全然見てません(嘘)…
あっきーは紹介された後に「ありがとうございました」の一言で控えめ。
一方、岸谷さんのお話の間はモリクミさん用の携帯扇風機をずっと持ってあげたり、客席から渡されたプレゼントを片づけたりと甲斐甲斐しく働いておりました。

本編では岸寺のアドリブも長かったし、カテコ2回目では二人の貴重なショートコントも見られたし、やはり今日はゴージャスファンのための日でしたね。
これからも素敵な舞台を作って1000回目指してくださいね!


(今日の中川くん)
・オープニングの弾けっぷりが2割増し(初日比)。ジャンプする高さも5cm増し(憶測)
・登志子と木村の台詞が重なってしまった。
・今日の日替わりは「この金髪ハムスターがっ!」と言われる。マチネでは「ポケットモンキー」だったそうで、動物シリーズに突入?
・でも岸谷さんは「ハムスター」に自分で笑ってしまう。
・カリスマ美容師の衣装はケッタイですが、黄色のシャツはよく見ると小花模様が…
・でも聖児さんの年齢設定38歳はやはり違和感。

ロビーのドリンクコーナーで「6色にちなんだドリンク」のメニューがあるのに終演後にやっと気付いた。
黄色はパイナップル?かなんかのジュースでノンアルコールらしいので、今度飲んできます。
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「Xday」7/16

2010-07-17 | 舞台
『地球ゴージャスプロデュース公演 Vol.11 Xday』
7/16(金)ソワレ 天王洲銀河劇場 1階H列下手

作・演出:岸谷五朗
出演:岸谷五朗 / 寺脇康文 / 中川晃教 / 陽月華 / 藤林美沙 / 森公美子

(以下ネタバレしております)



「偶因の中で照らし出された男と女が交錯する時…
迫りくるX dayが謎の中で微笑んだ。」(公演案内より)

こういう煽り文句以外は、事前に内容が殆ど見えなかった。
だからこの「迫りくるXday」が何を表わすのか、
その日は迎えられるものなのか突然来るものなのか、
ちょっぴりSFチックなものなんじゃ…と勝手に頭の中で想像していた。

で、まだ初日を終えたばかりだし、マイミクさんの中でこれから観劇の方もいるので
具体的な筋は書けない…というか
知ってしまうとこの芝居の魅力は半減するので個々の場面は言えないんですが。
ま、少なくともSFではありません(笑)

去年の「星の大地に降る涙」は、
あれだけの人数と大掛かりな装置と旬な役者を投入したので、
「あぁゴージャスもここまで来た…」という
感慨深い、しかし商業演劇度合いが強くなり少し寂しい気分だったけど、
今回は少数精鋭で原点回帰。
初演の『瓶詰の地獄』と同じ天王洲アイルの劇場、ということからも心意気が伺えます。

そして今回も、私が考える「ゴージャスっぽさ」に溢れた作品でした。
歌もダンスも楽器演奏も、岸谷寺脇の独特の間の掛け合いも満載で、
ハプニングもあったけれど、そこをすかさず笑いに持っていく手法も健在。
オープニングからエンディングまで、
少し青臭く、「スタイリッシュ度70%」ぐらいのカッコよさ…ではなくダサさ。
(言っときますがコレ褒めてます)

だから当初考えていたように「Xday」というタイトルにはあまり重みがないけど、
観終わった後に心が軽くなる。
舞台からエネルギーを貰って、テーマソングなんか口ずさみながら帰宅できる。
楽しかったか楽しくなかったか、という点では十分楽しかった。



で、肝心のあっきーですが…
「こんな中川晃教見たことがない、という役です」という岸谷さんの言葉に嘘はなかった。
とにかくラストのオチがあまりに衝撃的で(今考えれば伏線の台詞はあったけど)
「えええええ~っ」とそのときは頭がマッシロになり台詞が聞き取れませんでした…
まぁ冷静に考えてみればああいう人はいるよね。

いろんな衣装や髪形、特に美容師役のときの靴(っていうのか)がオモロかったし、
ラストの大オチも含め終始ボケの担当でした。
ゴージャス舞台の笑い処って独特な「間」があって、
エラソーに言わせてもらえば「0.01秒ほどズレている」ような気もするけど。
でも何より本人が楽しそうで、余裕が見えたのが良かったです。
これから公演数を重ねるともっとよくなってくると思いますです。

ただ、やっぱり「我々ファンが観たかったあっきー」ではなかった…
のが少々残念かも。
あともう1曲バラード系の歌があると嬉しい…と思いながら観てたけど、
あの役でそれは無茶だよね。

…とここまで頑張って感想文書きました。
こんなもんでどうでしょうか?(誰に聞く)

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