それはまた別のお話

観劇とか映画とかの感想文を少しずつ

「DREAM BOYS JET」9/25ソワレ

2013-09-26 | 舞台
「DREAM BOYS JET」帝国劇場
9/25(水)ソワレ 1階E列下手サブセンター

【作・演出】ジャニー喜多川
【出演】玉森裕太 / 千賀健永 / 宮田俊哉 / 鳳蘭 / 近藤真彦 ほか

(こちら浅いジャニファンなのでご容赦ください)




久々のジャニ舞台、お友達のおかげで観ることができました。
ジャニ舞台って「クローズ」されているよね。
チケ販売もそうだけど、東宝の公式サイトからリンク飛んでも出演者さえわからない。
(公演情報、スタッフ情報はどっかに残してほしいなぁ)

今までのドリボはタッキーや亀梨くんが主演していたそうですが、
遠い昔の記憶では光G諸星くんとTOKIO城島くん主演の同名舞台を見たような気がします…

それまでは「ボクシングのチャンピオンとライバル、その周りを囲む仲間たちのあれこれ」なストーリーでしたが
今回はマッチさん出演ということで、F1レーサーという設定になっています。

…てな物語が、「あってないようなもの」というスタンスはもうジャニ舞台の王道。
「歌入り芝居」というより「ときどき小芝居が入るショー」なので、ゴーインなところをツッコむのは大人気ない。
(でも心臓移植は流石に無理だと思うのよ…どんなに医学が発達したとしてもあれは無理…)

代わりに(?)見所は満載で、
フライングあり、天井逆立ち歩きあり、舞台天井からまっさかさまに落ち、スクリーンの上を直角に縦横無尽、
今までにジャニ舞台で観たテクニックがてんこ盛り。
すんごい楽しかった~!
ヒット曲のショーも個人ソロもたっぷりで、キスマイファンだったらもう毎日通うよね
これまたジャニ舞台の鉄則ですが、「役名=本人名」なんですね。
ただ「タマモリ」って発音しにくいようなので台詞の流れが止まるところがありました。
(去年までは「カメナシ」って言ってたのかなぁ…これまた発音しにくそうな)

主演枠以外はジュニアがこれまたてんこ盛りでした。
芝居に絡む以外でも、10歳前後のチビジュニアがわらわらと。
彼らもとても訓練されていて、きっちりダンスできるところがジャニの層の厚さを感じます…
子供が出演するとどうしても「緩い」感じになるんだけど、出演者全員がその「緩さ」を楽しんでいるような。


個人的には、どうしても「SHOCK」と比較して観てしまいます。
SHOCKは長い年月を重ねて、揺るぎなく確固たるもので満たされておりますが、
それは何より、主演の光一くんのカリスマ性に負うところが大きいように思います。
「誰も彼の代わりはできない」という、誰もが認める真実。

比べこのドリボは、その時点でトップを走っているタレントに合わせる柔軟性を持ち、
そして舞台経験を積ませるための貴重な機会でもあるのでしょうね。
素晴らしいコンテンツだよね。
主演はこれから代替わりしていくと思うけれど、
「帝劇の真ん中に立つ」という意味を背負ってほしいと願っています。

あとひとこと。
今回すごく良かったのは宮田くん。
そのヲタ芸が…ではなく、きっちりと芝居をして舞台を運んでいた。知らなかった一面を発見できておばちゃん嬉しいよ!
そうそう、snowman(すのまんって呼ぶのね)のメンバーが把握できたのも収穫でした。
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屋良くんについて語りたい

2013-09-15 | 舞台
(注:浅いジャニファンで担当というほどのものではありませんので内容も浅いです。ご容赦ください)

さて来月のSONG WRITERSに向かって心躍る毎日ですが(…ちょっと誇大表現)、
ここで、主演の屋良朝幸くんについて少し書いておきたいと思います。

ジャニ事務所のなかでは「ジュニア」扱いの彼ですが、なかなか芸歴は長く経験豊富。
どんな人なのか?と私が薄い知識で解説するまでもなく、
すでにまとめページがありました(→ここ)。

屋良くんとの出会いは、かなり昔になります。
彼の出演歴を調べてみると、PLAYZONE(プレゾン)は1997年から出演しているのでこの頃から見ている訳ですが、
もちろん個人認識はできていない。
因みに良知真次くんや大野幸人(萩原幸人)くんも、この頃SHOCKやプレゾンに出演していましたが
顔と名前は全く一致していませんでした。

名前を憶えたのは、屋良くんがダンスユニット「Musical Academy」(通称MA)に参加してから。
プレゾンで言えば、「PLAYZONE'01 EMOTION〜新世紀〜」のあたりでしょうか。
(歴代プレゾンの中でこの「新世紀」がワタシ的ベスト作品です)。

それからプレゾンとSHOCKはもちろん、MA舞台をずっと追いかけました。
真夏の夜の夢、スカパン、FAMEは初演も再演も、もちろんグリースも。
NARUTOではずっと「~だってばよ!」って言ってたなぁ。

まあ何が言いたいかといえば、あっきーよりもずっと付き合いが長いってことです(笑)
去年も、「道化の瞳」と「PLAYZONE2012」を拝見させていただきました(リンク先参照)。

昔からずっと見ているので愛着もあるけれど、
屋良くんとあっきーには似ているところを感じます。身長だけでなくて(笑)
今でこそジャニのダンス番長に君臨し追随を許さない彼ですが、ここに至るまでに全然ブレていない。
ひたすら自分の技を磨くことに没頭した結果が、今になってついてきたんだなぁって。

最近は後輩の振付を多く担当するようになって、
自分が歌うだけでなく劇中曲に積極的に関わろうとするあっきーの姿勢とも重なります。
そうそう、その振付の内容も「難度が高いんだろうけど素人には伝わりにくい」ってところも。
「この振りのここんとこのジャンプは超難しいんです」って実際にやってみせてくれても
見ているこちらは「…早すぎて見えないんですけど」と置いてきぼりだったことを思い出す。

つまり屋良くんも天然気味なんだよね…
二人が一緒に飲んでいるところを見てみたいなぁ。
ソングライターズのカテコがどうなっちゃうんだかが楽しみ(この場合は誰が仕切るのか?)

ここで書くのもなんですが、来週は屋良くんウイークですね。
9/18(水) 20:00~20:59 NHK-BSプレミアム「少年倶楽部プレミアム
9/19(木) 13:00~13:30 フジテレビ「ごきげんよう」(19日20日23日と出演)
って自分が録画予約忘れないようにしておこう…
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「中川晃教コンサート POPSSIC」 9/7

2013-09-08 | ライブ


「中川晃教コンサート POPSSIC」

9/7(土) 船橋きららホール 自由席(後ブロックセンター下手通路脇)
【出演】中川晃教(Vocal) / 榊原長紀(Guitar) / 大坪正(Piano) / 西方正輝(Cello) 

とてもアットホームな、リラックスしたライブでした。
って言ってもはじまった当初は「緊張してます」的な雰囲気もあって。
客席が結構暗かったから、ステージからは観客席が見えにくかったんじゃないかな…
メンバー同士で「(緊張が)解けてますか?」「解けてます!」というやりとりもありました。

貰ったパンフレットに既にセットリストが書いてあって、
曲順はCD「POPSSIC」と全く同じ。
「POPSSIC」は擦り切れるほど聞いているので(注:iPodの音源だから実際は擦り切れません)、
曲アレンジはもちろん、息遣い、フェイク、ギターのリフのタイミングまで、
全部全部覚えている。

でも、(アレンジのマイナーな変化はあるものの)ライブとはこういうものなのね。
譜面にすれば同じなんだろうけれど、聴いていたものとは全然違う。
後方席にも声がよく響いて、これはリハ段階から音響さんが入っていた恩恵なのでしょうか。
あっきーライブを聞くたびに同じこと思うけれど、やっぱりナマには適わない…

そして、やはり今日一番印象に残ったのは、新曲「旅人」。
元曲の「花のワルツ」、これも息子の期末試験の音楽の範囲だったので
昨日までエンドレスで聞いてました…
映画「ファンタジア」の中にも出てくるし、
バレエ発表会、ピアノ発表会でもポピュラーに取り上げられます。

私がこの曲を聴く度に思い浮かべる単語は「大団円」。
なのに、どうして「旅」になってしまうのか、しかも「夢の中の旅」に。
3拍子のゆらぎが気持ちいいなぁ、と思っているとリズムがちょっと変わるところもあって、
大坪さんのアレンジもあっきーが馬力出して作った歌詞も素晴らしかったです。
もう1回どこかで聞きたいなぁ。年末の銀河劇場とかでも。

終演後のサイン会の列を見ても、今日はほぼ常連で埋められていた模様でした。
その様子が分かったからか、MCもだんだんユルイ雰囲気になってきた。
まさか引っ越し先の話を聞くとは思わなんだ…
おばあちゃんの話をしながら涙ぐみなんて、ここでしか見られないよね。
それはそれで嬉しいけれど、今度は客席のあっきー初見率が10%ぐらいになるといいなぁ。


【セットリスト】
1.ビリージーン
2.I WILL GIVE U WHAT U WANT
3.Happy day
4.終わりのない愛
5.No.5
6.月光~カンランセキ
7.フタツ、ヒトツ Futa-tu, Hito-tu
8.谷間の風
9.Miracle of Love

(アンコール)
1.ナユタ
2.旅人(チャイコスフキー「くるみ割り人形」より「花のワルツ」)

【おまけ】
MCで「好きな動物は何?」と突然聞かれ、西方くんが答えたのは「ヴェロキラプトル」。



どっかで聞いたな~と思ってたら、映画「ジュラシック・パーク」に出てきたんだってね。
「えっ?なんて言ったの?」とあっきーに言われ、
西方くんは体を折り曲げながら(チェロ用のマイクが下にあるので)何度も答えてましたが、
結局あっきーが復唱した言葉は一文字も合っていませんでした(笑)
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船橋といえば

2013-09-06 | ライブ
「明日は船橋に行くの」と息子にぽろっと呟いたら、こう返ってきた。
「えっ?まさか、ふなっしーを見に行くとかじゃないよね?」

ですよね。
今、「船橋」と言えばふなっしー、「ふなっしー」と言えば船橋です。
せっかく遠出するんだから(我が家からは小旅行レベルの距離)、ふなっしーにも会いたいなぁ。
ふなっしーが楽屋表敬訪問とか…であっきーとツーショ写真撮ってそれがライブCDの特典になるとか…
夢は大きく膨らみます(ってこれが夢か?)

というわけで、明日は船橋きららホールで「POPSSIC」。
久しぶりにアコースティックライブです。
ちなみに初回のPOPSSICはこんな感じでした(→ここ)。

昨日まで息子が期末試験で、音楽のテストの勉強のためにいろんなクラシック曲を一緒に聴いていた。
なんとはなしに「これをあっきーが歌ったらどうなるか?」ってことを予想しながら。
普通、「クラシックをアレンジして歌うならコレ」って考えると、
例えばショパン「別れの曲」とかリスト「愛の夢」のような雰囲気を想像しますが、
「まさかね」という曲をぜひぜひ歌ってほしいです。

で、さかきーのブログによるとリハーサルは順調に進んでいるようです。
リハで人前に出ないのにこの服をチョイスする意図は何か?についても語り明かしたいところですが、
このサンダル。



そういえば、スポーツジムのヨガの先生が履いていたような気がするけど、
このサンダルって歩きにくくないの?
というか走るのは無理だよね?
逆にこれ履いてると何かのトレーニングになるとか?

あれだけ個性的な衣装をあれこれ着てくるんだから、いつか「衣装パレード」をしてほしいなぁ。
今までの歴代衣装の写真を、あっきーの解説付きで見せてもらうとか。
今年はFCイベントはもう期待できないので、会報に載せてもよいのではないでしょうか。
あ、もちろんふなっしーとのツーショ写真も掲載してくださいね!


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「江ノ島プリズム」

2013-09-04 | 映画


江ノ島を舞台に、10代の少年少女たちの無邪気さや挫折、淡い恋を、タイムトラベルも交えながらみずみずしいタッチで描き出す青春ドラマ。城ヶ崎修太、木島朔、安藤ミチルの3人は幼い頃からの親友だったが、朔が心臓発作で亡くなって以来、修太とミチルも疎遠になっていた。朔の三回忌の日、江ノ電に乗り込んだ修太は、偶然にも2年前の朔の死の前日にタイムスリップしてしまう。修太は困惑しながらも、過去を変えることで朔の命を救おうとするが……。「仮面ライダーフォーゼ」「あまちゃん」などで活躍する福士蒼汰、「梅ちゃん先生」の野村周平、人気ファッションモデルで女優の本田翼、「鈴木先生」の未来穂香ら注目の若手キャストが共演。監督・脚本は、井筒和幸監督のもとで映画製作を学んだ新鋭・吉田康弘。


予備知識ゼロで観てきました。
タイトルに「江ノ島」って入っているだけで、地元民としては観るのは義務のようなもの。

♂二人と♀一人の甘酸っぱい青春映画…と予想してたけれど、
中身はタイムトラベルものでした。
往年の「時をかける少女」を思い出しますが、もっと言えば山Pの月9ドラマ「プロポーズ大作戦」に似ています。

なので、画面の中心は修太(福士蒼汰)です。
学生服で自転車を立ちこぎ、サービスなのか寝起きの場面や上半身脱ぎ脱ぎ場面も盛り込まれてますが、
いつも一生懸命です。フォーゼです。ずぶん先輩です。
他にも青春ドラマの直球がバシバシと。
放課後の教室、理科室の実験器具、バスケ部の3ポイントシュート、季節はずれの花火。

朔(野村周平)とミチル(本田翼)のキャラもある意味お約束すぎてちょっと引くんだけど、
途中で「タイムプリズナー」である少女が登場するあたりから、ぐっと切なくなってきます。
タイムトラベルものって、こういう時間を超越した理解者がいないと進まないのよね。
彼女は学校では都市伝説のように言われていますが、そこから逃れられない幽霊のような存在。
彼女から「時間を戻って過去を変えること」が如何に重大な違反であるか…を知らされ、
それでも、修太はある計画を実行します。

ラストは非常に切なく、実にさわやかでした。
特にサイドストーリーも描かずに、シンプルで90分というコンパクトな時間に収まっています。

…ただ難を申し上げるならば、
タイトルに「江ノ島」って銘打っているのに江ノ島が全然出てこない。
まそりゃ小動神社から海をバックにすれば江ノ島はうっすら映るけれど、
島内でも岩屋や植物園など素敵なロケ地はあるのに、殆ど見えません(というか認識できなかった)。
まあ観光映画ではないからスルーしろよ、と言われればそれまでですが、
「七里ヶ浜プリズム」「江ノ電プリズム」では語呂が悪いってことかな。
期待していただけに、残念でした。
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