それはまた別のお話

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「I Sing ~time to come~」 11/4・11/5

2017-11-06 | ライブ
中川晃教コンサート2017「I Sing ~time to come~」

11/4(土) 18:00 新国立劇場 中劇場 2階2列下手
11/5(日) 16:00 新国立劇場 中劇場 1階11列下手

【出演】中川晃教 / 旭 純(key)/ 園田 涼(key)/ 後藤 秀人(Guitar) / 川崎 哲平(Bass) / 阪本 純志(perc)


(グッズのTシャツの柄、X染色体とY染色体かな?と思ったら「人のかたち」だそうです)

11月5日はあっきー35歳のお誕生日です。
34歳の最後の日と35際の最初の日、こんな特別な2日間にコンサートが開催されるなんて!
そんな記念すべき日に相応しい、大人でゴージャスなライブでした。

【会場】

会場の新国立劇場は「プロミセス・プロミセス」や「抜け目のない未亡人」で訪れましたが、
他の演劇で見るときはいつも「舞台の奥行が長いな~」という印象でした。

4日は2階席だったのですが、その奥行を使って広めに楽器がセットされていたのがよく見えました。
しかも、あっきーの登場が凄かった。
背中越しからライトを浴びながら、リフターに乗ってするする~と降りてくる。後光がさしているみたい。

そう、今回のライブはなんと言っても
照明が神だった!
何パターンあるんだよ?とビックリの色使い、舞台床に投射されるパターン、曲のブレイクに寸分の狂いもなく切り替わるスポット。
照明だけ見てても飽きなかったです(1階席で観たときは多少眩しかったけど…)

【衣装】

不思議な模様の黒ジャケット、裾に長めのヒラヒラがついたベスト、ドット柄のシャツ。
白の細目のパンツには、腿のあたりに不規則にファスナーがついていて、サスペンダーで吊ってました。
セトリが一区切り進む度に、ジャケット脱ぐ→ベスト脱ぐ→シャツのボタンを外す…とタケノコ方式で脱ぎ脱ぎしておりました…
というかどっかの媒体さん写真アップしてくれ!

【セットリスト】(フォロワーさんにご協力いただきました)

4日と5日は同じ、5日のみダブルアンコールがありました。

1. SELLA
2. FLY
3. 相対性理論(新曲)
4. My Eyes Adored You
5. Who Loves You
6. Can't Take My Eyes Off You
7. カンランセキ
8. I have nothing
9. TO BE IS TO DO
10. そして、僕は魚になる
11. Save Our Souls(新曲)
12. チャイナガール
13. 音楽が消えることのないダンスフロア
14. ブルースカイ
15. Miracle of love

(アンコール)
En1. 止まらない一秒
En2. 告知のうた
En3. 別れるときに思うこと(新曲)

En4. I WILL GET YOUR KISS(5日のみ弾き語り)

(公式ブログの記載に合わせて修正しました)

事前情報で「decadeを中心に新曲を織り交ぜて」と聞いていたとおり。
「decade」からはほぼ全曲取り込んでくれて、個人的にはとても嬉しかったです。

でも今回の目玉は新曲です。

「相対性理論」は「見方が変われば世界が変わる」がテーマ。
あっきーの歌詞は、至極内省的になるか、逆に宇宙レベルに拡散するか…が多い印象なのに、
この曲は非常に日常的だったのが新鮮。
アレンジが凝っていて素敵でした。
(成績の相対評価と相対性理論の「相対」は関連があるのか?で終演後の飲み会でしばし揉める)

「Save Our Souls」
略してSOS、モールス信号では遭難救助要請のサインです。
曲そのものは音節に言葉を詰め込む「字余り歌」でした。(吉田拓郎のフォークソングを思い出す世代)
詰め込み歌なので正確には覚えきれなかったけれど、「あなたの声は聞こえている、一人じゃない」というメッセージの歌詞でした。
MCでNHKみんなのうたの話題が出たけれど予定があるのかな…?

「別れるときに思うこと」
個人的には今回のベストソング、いえここ何年かの中の新曲の中でベストソングです。
この「別れる」は永遠の別れではなく、「じゃあまた明日ね」的な日常の別れだと解釈しました。
道を歩いていて赤信号で立ち止まり、また青信号で歩き出す、その瞬間を切り取った歌詞なんだけど、
サビのメロディが切なすぎ。
何らかの形で音源化してほしいし、歌詞もすぐに知りたい!

既存曲で印象的だったのをいくつか。

「カンランセキ」のピアノソロは園田さん。イントロからメロディアスで素敵だった!
今回はキーボード2台で、それがとても功を奏していたと思います。
(聞けば園田涼さんはソノダバンドというプロジェクトで結構なご活躍だとか)
そうそう、バンドの平均年齢も若干若返り。

いちばんアガったのは「チャイナガール」から「音楽が消えることのない…」の流れ、
そして「ブルースカイ」に着地するところかな。
ご本人も「ここにブルースカイを持ってきたのが秀逸」と自画自賛してました。

アンコールでの「告知のうた」、これは今後のライブ予定を説明するときに
「読んでいるだけじゃつまらないから」とラップに乗せて歌ってくれたもの。
歌っていくうちに大曲に発展、しかも客席参加になり、ライブ日程を「イチ・イチ・イチニ」とコール&レスポンスさせられる。
途中から転がりはじめ、雨が降って!雪が降って!雹が頭に刺さって血が流れて!…
どこからこんな歌詞が出てきたのかさっぱり不明ですが(♪それが~彼~)
本編のどの曲よりも長い壮大な曲になりました。

5日は何台かのカメラを見かけたけど、映像化するのかな…?
この「告知のうた」、できれば両日Ver.を収録してほしいなぁ。

【MC】
本編はモニター表示の台本通りででした。「読売演劇大賞最優秀男優賞」とか見ないといえないもんね。

でも4日アンコールの話が面白かった!要約すると、
10月は舞台もなく昼夜逆転の生活を送っていた。
大雨があった日もずっと窓を開けずに過ごしていたので、近所の人に言われるまでベランダが洪水状態になっているのに気が付かなかった…
という話なんだけれど、これは爆笑モノでした。
(私もその日帰宅してとりあえず自宅前の側溝の掃除をしました。すぐに落ち葉が溜まって排水が悪くなるんだよね…)
5日に見に来ていた笠井アナに「MCは具体的に」とダメ出しされたらしいけど、4日のは具体的すぎるほど具体的だったよ!

【バースデイサプライズ】
5日のアンコールのとき、バンドの「Happy Birthday To You」の演奏とともにケーキが運ばれてきました。
あっきー「サプライズ…ですよね。でも開演前この曲練習しているの楽屋のモニターから聞こえちゃった」だって
旭さんがなにか言いたげでしたが、まあケーキが出てくるとかは予想はつきますよね。
ケーキ表面の写真がどっかに上がってくれるといいなぁ。

【ダブルアンコール】
5日終演後、場内アナウンスが流れて結構な時間が経ってましたが、拍手の大きさに応じて出てきてくれました。
おもむろにピアノに座って弾き始めたのは「I WILL GET YOUR KISS」。
最初はマイクバランスも良くなかったし、これはホンマモンの予定外だったではないでしょうか。
でもピンスポットも当たり、曲も普通のように終わらずどんどん展開してゆく。

今までそれこそ数えきれないぐらい回数あっきーライブに参加して、
ほぼ毎回この曲を聴いてきたけれど、いつも「その瞬間の彼」が表現されているのがこのデビュー曲かと思います。
今日のは本当に喜びにあふれていた。
何度も「幸せです」と繰り返すのを見て、私たちも幸せでした。


今回のライブは、告知から開催までの時間がとても短かったです。
FCメンバーにお知らせがあったのも間近だったから、急な企画でいろいろと大変なこともあったと察しますが、
この日に開催してくれてありがとうございました!
旭さんをはじめとしたバンドメンバー、神がかりな照明さん、気の利いたグッズを企画してくれた事務所さん、
信頼できてかつ有能なスタッフが集まっているのも、彼の人徳なんでしょうね。
この後の「I Singシリーズ」も楽しみにしています!

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2 コメント

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お待ちしてました! (珊瑚)
2017-11-07 09:37:34
つぐみさん
楽しく的確なレポ、ありがとうございましたm(_ _)m

アップされるのをお待ちしてました(^_^)v
つぐみさんのレポ、大好きです。
楽しませて頂きましたo(^o^)o
返信する
お待たせでした (つぐみ)
2017-11-08 09:37:32
珊瑚さん
読んでもらえて嬉しいです😊
5日は来ていらしたんですね!
あっきー側がセトリを出してくれないので😅、せめて細々とでも残しておきたいなぁと思っています。
珊瑚さんの毎日のブログも楽しみに拝見しています💕
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