ミュージカル「ジャージー・ボーイズ」BLUE 東京千穐楽
10/3(水)マチネ シアタークリエ 8列センター
【出演】中川晃教 / 伊礼彼方 / spi / 矢崎広 / 太田基裕 / 畠中洋 / 阿部裕 他
他の観劇記録も。ここまで白青白白青の順で観ました。
9/13(木)マチネ BLUE 20列センター
9/15(土)マチネ WHITE 6列下手
9/28(金)マチネ WHITE 1列センター
初日以来、自分の感じたことを書き留める暇もなく…というか必要もなく。
だって検索すれば溢れんばかりの絶賛感想が流れてくるから!
とはいえ、再再演に備えて書き留めておこう。
WHITE。
初日からずっと高値安定で見事なハーモニーでした。
どこの席に座っても、平等に、同じように歌声が聞こえてくる。
とにかく熱いガウチくんのトミー、
冷静で自分の才能を信じている海宝君のボブ、
上品な低音が響く福井さんのニック。
初演のときも「バランス」の意味で一番安定していて、誰かにオススメするなら白かな…?
BLUE。
伊礼くんのトミーが独特でした。
もうイタリア人にしか見えない。
怒涛のように繰り出されるウインク、Rの音を若干巻き舌で喋る台詞、客席に「こいつクズだ」と過剰に思わせる仕草。
「どの蠅が最初に飛ぶか、までを賭けの対象にした」と説明させる脇で、血眼になって札束を数え、
借金を肩代わりするというフランキーにお札を投げつけて去っていく。
この演出は藤田さんがつけたのか伊礼くんが持ち込んだのか、どちらかわかりませんが、すごくよかったです。
(異論があるとは思うけど)伊礼トミーに合わせて配役されたのかな…と思うのがspiニック。
舶来物のスーツがよく似合い清潔感はあるけれど、凡庸で流されやすい。
伊礼くんの「外人ぽさ」をいい意味で中和してくれる存在でした。
ボンボン歌っているときは山野さんが支えていたけど、東京楽では格段に進歩。
地方公演で観るのが楽しみ!
あっきー。
初日でまず驚いたのは、年代をきっちり出してきたこと。
冒頭の少年ぽい甘え声、ちょっと粋がった「ジップさん」という言い回しを経て、
トミーの言うとおり「こいつはどんどん上手くなっていく」ということが手に取るようにわかる。
観客はその成長をずっと見ているからこそ、心から「Can’t Take」に万来の拍手を送れます。
(ショーストップさせられるわけですが、それを戻すきっかけはフランキーが出すのかな)
地方公演含め50公演、観ているこちらも気負いがないわけではありません。
「Silhouette」の第一声で、マチネだと最初はこんなもんかなぁと見守り体制に入る。
ソロが続く場面での背中を見せつつの水分補給、喉スプレーのボトルを素早くポケットにしまい、
歌終わりで、ほんのちょっとだけ安堵の溜息をもらす。
最前列で観たときは、それこそ一緒になって歌い上げた気分でした。
この作品はシアタークリエのサイズでこそ生える…と思いがちですが、
演出の藤田さんはその辺りも織り込み済みで考えていることと思います。
私も地方公演を何か所か、そして凱旋公演にも参加するつもり。
どのように変化しているかが楽しみです。
10/3(水)マチネ シアタークリエ 8列センター
【出演】中川晃教 / 伊礼彼方 / spi / 矢崎広 / 太田基裕 / 畠中洋 / 阿部裕 他
他の観劇記録も。ここまで白青白白青の順で観ました。
9/13(木)マチネ BLUE 20列センター
9/15(土)マチネ WHITE 6列下手
9/28(金)マチネ WHITE 1列センター
初日以来、自分の感じたことを書き留める暇もなく…というか必要もなく。
だって検索すれば溢れんばかりの絶賛感想が流れてくるから!
とはいえ、再再演に備えて書き留めておこう。
WHITE。
初日からずっと高値安定で見事なハーモニーでした。
どこの席に座っても、平等に、同じように歌声が聞こえてくる。
とにかく熱いガウチくんのトミー、
冷静で自分の才能を信じている海宝君のボブ、
上品な低音が響く福井さんのニック。
初演のときも「バランス」の意味で一番安定していて、誰かにオススメするなら白かな…?
BLUE。
伊礼くんのトミーが独特でした。
もうイタリア人にしか見えない。
怒涛のように繰り出されるウインク、Rの音を若干巻き舌で喋る台詞、客席に「こいつクズだ」と過剰に思わせる仕草。
「どの蠅が最初に飛ぶか、までを賭けの対象にした」と説明させる脇で、血眼になって札束を数え、
借金を肩代わりするというフランキーにお札を投げつけて去っていく。
この演出は藤田さんがつけたのか伊礼くんが持ち込んだのか、どちらかわかりませんが、すごくよかったです。
(異論があるとは思うけど)伊礼トミーに合わせて配役されたのかな…と思うのがspiニック。
舶来物のスーツがよく似合い清潔感はあるけれど、凡庸で流されやすい。
伊礼くんの「外人ぽさ」をいい意味で中和してくれる存在でした。
ボンボン歌っているときは山野さんが支えていたけど、東京楽では格段に進歩。
地方公演で観るのが楽しみ!
あっきー。
初日でまず驚いたのは、年代をきっちり出してきたこと。
冒頭の少年ぽい甘え声、ちょっと粋がった「ジップさん」という言い回しを経て、
トミーの言うとおり「こいつはどんどん上手くなっていく」ということが手に取るようにわかる。
観客はその成長をずっと見ているからこそ、心から「Can’t Take」に万来の拍手を送れます。
(ショーストップさせられるわけですが、それを戻すきっかけはフランキーが出すのかな)
地方公演含め50公演、観ているこちらも気負いがないわけではありません。
「Silhouette」の第一声で、マチネだと最初はこんなもんかなぁと見守り体制に入る。
ソロが続く場面での背中を見せつつの水分補給、喉スプレーのボトルを素早くポケットにしまい、
歌終わりで、ほんのちょっとだけ安堵の溜息をもらす。
最前列で観たときは、それこそ一緒になって歌い上げた気分でした。
この作品はシアタークリエのサイズでこそ生える…と思いがちですが、
演出の藤田さんはその辺りも織り込み済みで考えていることと思います。
私も地方公演を何か所か、そして凱旋公演にも参加するつもり。
どのように変化しているかが楽しみです。
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