PARADE PARADE

ガンダム“以外”のロボットプラモやいろんなオモチャのお話、戯言とかゲームの話など。時々、家電やPCの修理顛末記に…。

モゲタ!直した!:ワイヤレスアナ振2ターボ

2010-07-29 01:39:12 | げーむ
 ワイヤレスアナ振2ターボ(長いので以下アナ振と略)の左スティックの感触が変だナーと思ってたら…。先端のゴムがもげました。写真では分かりにくいですが、内側の逆エッジに沿って割れています。そういえば、のゴム部品が取れている中古のホリパッド(同じ構造のワイヤレスじゃないものも含む)って多いんですよ。恐らくゴムの劣化というより、製法上の問題。

 純正パッドの場合、まずキノコ型のプラスチック部品を作っておいて、別金型にセット。ゴムの部分を上から成型しているようです。そのおかげでゴムとプラの間は隙間無く密着しています。もしかしたら溶着されてるかも。ゴム部分は無理に剥がさそうとしないかぎり取れることはありません。アナ振のほうは、円筒形の円周が1段凹んでいる(鉄砲の弾の薬莢のお尻のような)形のプラスチック部品。ゴム部品は別で成型して、あとでかぶせています。精度が低く隙間が大きいのと、先ほど書いた内側の逆エッジに負担が集中する構造のため、手の脂による劣化との相乗効果でゴムが割れてくるんじゃないかと思います。

 修理するにはホリに送るか、他のパッドからゴムを移植するか…。いや、ゴム部品は厚さが0.5mm弱しかないので、外すときに割れる可能性大。キノコごと移植しないとダメです。アナ振パッドは中古でもそれなりに高い(少なくともオイラの行動範囲では)ので、部品を取るだけというのはモッタイナイ。そこで、使っていないプレステ1のパッドから流用してみました。

 両者をバラしてから、まずは裏側を確認。基板に取り付ける部分はほぼ同じ寸法。穴に埋まっている半球部分も問題なさそう。次に、スティック部分の寸法を確認。まずは軸の直径から。ここは小さい場合は問題ないんですが、なにせアナログな部分なので、太すぎると最大値まで入力出来なくなったりします。測ってみたら…アナ振は10.65mm、純正は10.6mmと0.05mmの差…。次に軸の高さ(キノコの下端までの距離)。ここも寸法が合わないと、キノコが引っ掛かって最大値まで…ってコトです。測ったら、純正がちょうど1mm高い。構造上は問題なさそうなので、さっそく交換してみました。

 とりあえずグリグリ触った感じは問題はないんですが、今までの、いわば使いづらい環境に慣れてしまっているので、違和感はアリマス。キノコが大きくなったからなのか、若干柔らかく感じるようになりました。(テコの原理?)高さが増えたので(たった1mmですが)、最大までスティックを倒すまでの距離がチョッピリ増えたことになります(よね?)。キノコ巨大化も相まって、微妙な操作がしやすくなるんじゃないかな?R3とL3も押しやすくなりました。応急処置のつもりが、チョットだけ使いやすくなってたらいいな~…と試してみましたが、HORI→純正の違いしか感じられませんでした。もっとアナログを使うゲームなら違ったのかもしれませんね。それと、これはキノコの問題じゃなくて、内部の基板が原因だと思うのですが、内側に倒したときの左右の傾きが違う。右の方傾きが大きいです。操作上は問題ないんですけどね。

 マネしようというヒトはいないと思いますが、Y字のドライバーが必要だったりしますし、パッドを1個潰すことになるのでやはりモッタイナイです。それと当たり前のコトですが、分解して壊れてもオイラは責任を持てません。自己責任でお願いします。だいたいキカイモンは壊す覚悟のないヒトは分解しちゃダメですヨン。

こんなに書いてたのね…:ゲーム感想まとめ

2010-07-24 23:37:14 | げーむ
 模型ブログのはずなのに、なんだかゲームの感想が多い今日この頃、みなさん夏バテしてませんか?というわけで、“げーむ”でひとくくりにしているゲーム感想の索引っぽいのをつくってみました。どちらかというと「自分用まとめ」みたいな感じですが、気が向いたら活用してみて下さい。

ア行

カ行

サ行

タ行

ハ行

マ行

ラ・ワ行


 意外と多いな…と、一瞬思いましたが、真面目に感想を書き始めたのは数年前なので、初期の頃はひと言だけだったり、名前が出てきただけだったり、あとで書きますと書いてそれっきりだったり…。ヘタッピな文章でも、積み重ねればデーターベースっぽくなるんですね。有用なデータはなさそうですが…。

オマケのはずなのに…:侍~SAMURAI~

2010-07-19 21:10:23 | げーむ
 スコープドッグのサフ吹きが頓挫中。手首にの関節がユルユル→ばらして補強→親指どっか行く→見つからずにあきらめかける→ありえない方向に飛んでいったようで、変な場所で見つかる…ってコトがあったので、モチベーションダダ下がりです。

 ずーっと探していた「天誅 紅」をやっと見つけました。ついでに105円(税込み)だった「侍~SAMURAI~」も買ってきました。あくまでオマケです。オ・マ・ケ。でも実際プレイしてハマったのは侍だったりして…。だって、天誅紅難しいんだもん。というわけで、侍~SAMURAI~の感想です。

 ジャンル分けするならGTAや、以前書いたビートダウン等と同じククリですね。でも、決められたストーリーに添って行動するビートダウンとは正反対で、自分でイベントを起こしてストーリーを進めていくという、自由度の高さがウリなんだそうです。和風GTAって解釈で良いのかしら?

良いところ
  • 刀が壊れやすいのは意外とリアル。耐久力以上の負荷(攻撃・防御)をかけ続けると、硬度ゲージが1段階減ります(ゲージは最高で5段階)。そしてゼロになると折れちゃいます。刀って、4~5人も斬れば、血糊がついて切れなくなるそうです。だから七人の侍では、村中の至る所に刀を地面に10本くらいずつ地面に刺しておいたようですね。で、刀が斬れなくなったら、その辺から刀を調達するわけです。時代劇みたいに何人斬っても平気じゃないところがすごく良い雰囲気。でも色々問題あり(後述)
  • 自由度が高いのがウリだそうですが、助けた人をその後すぐ裏切ったり、味方の家に盗みに入ったり、好き勝手に行動するのが自由というならそうなんだと思います。パッケージの「寝返り、裏切り自由自在」というのはウソじゃありません。もちろん、過度な期待は禁物。
  • 明治10年という、侍を扱うゲームとしては絶妙な時代設定。偶然にもラストサムライと同時期。戦国時代じゃハードになりすぎるし、江戸時代じゃ平和すぎて仕事人モドキしかやることが無いし。衰退していく侍という“文化”と、その中で生きていく侍達の生き様…って、テーマまでラストサムライに似てる?でもパクったわけではなさそう。
  • 1プレイがだいたい2時間前後で終わるところ。映画1本分の時間がとれれば、とりあえず最後までプレイ出来る、気軽さとボリュームのバランスの良さ。後述するセーブ関連の問題がなければ、もっと快適だったのに。
  • そりゃ反則だろ!っていう裏技がいっぱい。刀の硬度を上げたり、体力を回復出来たりするのは、ヘタッピなオイラには大変ありがたい。


ダメなところ
  • セーブが不親切というか、あり得ない仕様。セーブできるのはストーリーの合間の中断セーブだけ。セーブするときは必ず中断せねばならず、しかも再開すると、セーブデータが消えます。事実上セーブ不可で、やり直しは一切出来ません。やり直せないのにバグだらけでよく“止まる”そうです(まだ遭遇してませんが)。続編ではこの辺は治ってるんでしょうかねぇ?
  • 何度も周回して遊ぶゲームで、同じイベントを延々と何回も見ないといけないのに、各イベントがスキップ出来ない。台詞もスキップ出来ず、次の台詞の表示されるタイミングが遅い。
  • 詳細なマップではなく、昔の絵みたいな抽象的なマップしか表示されないので、現在自分のいる所が良くわからない。狭いからすぐ覚えられますけどね。
  • 戦闘が単調で飽きやすい。敵が完ぺきな防御をする上に、なぜか敵の刀は壊れないので、なかなかダメージを与えられない。
  • 刀が壊れやすいのは良いんですが、乱戦では絶対に刀が不足します。結果として鍛冶屋や戦闘で鍛えた刀がパーになるんですが…。刀が3本しか持ち歩けないのも不親切。たくさん刀を持ってるのは不自然だとは思いますが、壊れやすいなりの救済措置は欲しかったかな。
  • エンディングの数が少ない。6種類と、最近のゲームにしては多いほうではあるんですが、ゲームの内容を考えると、もっといろんな結末があっても良いはず。自由度が高いのかもしれませんが、ストーリーの選択肢が少ないので、結果として不自由に感じるんじゃないかな。


 続編が色々(最新作侍道3はXBOX360とPS3のマルチですが、追加要素アリの廉価版が出てるPS3版がオススメ)出てるってことは、人気があるんですね。調べてみたら3が面白そうです。ハード持ってないけどな!

くずのはって読むのね…:葛葉ライドウ対超力兵団

2010-07-12 00:38:37 | げーむ
 カツラバだと思ってました…。

 いつものリサイクルショップを何となく覗いたら、「葛葉ライドウ対超力兵団」が780円で売られていました。このソフト、発売後1年も経たずに新品が980円で売られていた、評価の低いソフトでした。ところが、続編が発表されるとともに市場から姿を消し、現在では中古で3,000円前後の価格がついています。安売りの時に買い逃し、高値が付いてからは購入対象になることはなかったのですが、偶然安値のものを見付けたので遊んでみることにしました。

 アトラスのソフトは良い意味でも悪い意味でも“マニア向け”だと思います。悪魔絵師・金子一馬氏の独特の画風と、初心者お断りな難易度は、かなりヒトを選びます。オイラ特に敬遠していたワケではないのですが、アトラスのゲームはほとんどプレイしてません。今までにプレイしたのは、ソウルハッカーズ(セガサターン)と、アバタールチューナーの2本(アバチューは1と2が発売されていますが、1つの作品を無理やり(?)2本に分けた作品なので、実質1本と数えたほうがイイでしょう。)だけ。アバタールチューナーはPS2ソフトの好きなRPGのひとつなので何度もプレイしていますが、ソウルハッカーズは印象に残ってませんねぇ。

良いところ
  • 大正時代ゲーなところ。(←そんなジャンルはない)サクラ大戦とかシャドウハーツ2とか、好きなんですよね。
  • フィールドマップ(このゲームでは大マップと呼ぶ)を電車で移動…。学ランマントと猫と悪魔が並んで電車に乗ってる訳ね…。
  • 猫が…猫が…アバタールチューナーに出てきた謎の猫と同じデザインの猫が出てきます。(配色が若干違う。もちろん別猫)
  • 実は頻繁にロードが行われているが、それを感じさせない工夫を凝らしている。他社も少しは見習って欲しい。
  • 仲魔の特殊能力を使って謎解きや聞き込みをするのが面白かった。万一必要な能力を持った仲魔がいなくても、その辺でエンカウントすれば、能力を持った悪魔が出現するので大丈夫。
  • 適度な難易度。書いてて思いだしたんですが、ソウルハッカーズは死にまくった=ゲームオーバーばっかりだった気がしますが、今回は少なめデス。
  • 個性的な仲魔達…。幼女から巨大な化け物なで、色々居ます。ファンのヒトは仲魔が少ないと言ってるみたいですが、その辺は気になりませんでした。


ダメなところ
  • コレが一番不満。せっかくの大正時代のキレイな町並みなのに、入れる施設がほとんど無い。ショップは拠点になる町にしかないのでものすごく不便。他の町にはシナリオ上必要な施設しかない。だから1度行った町には再度イベントが無いかぎり行くことはないとオモイマス。
  • 至る所でエンカウント。安心して移動できるのは大マップのみ。頻度も高いので、エンカウントしまくり…。かと思えば全く引っ掛からないこともあったりしてバランスが悪い。おかげで大正時代の町並みが台無し。
  • キャラクターがなんか…同じ顔…。魅力的なキャラをイマイチ活かしきれてない。役に立ったのは猫と科学者のオッサンだけ。ボイス無しっていうのも今時ありえない(と、個人的に思う)。
  • 3Dなのにカメラ固定でカメラを操作できない。戦闘でもフィールドでも。
  • 探偵の助手のはずのライドウ。全く謎解きしていません。猫に誘導してもらってるだけ。猫主人公でいいよ!
  • 戦闘がつまらない。アクション型の戦闘にしてはお粗末。上記のカメラのせいで、キャラが画面の奥に行くとなにやってんんだか分からない。ナントカさまってボス妖怪(どっかの神様だそうです)がインチキな強さ(というか、無限にHPを回復しやがる)で、ボスより時間がかかったりする。
  • 戦闘では仲魔を1体しか呼び出せない。あの戦闘システムでは1体しか出しようがなかった=手抜きってコトですね。
  • 銃が使いものにならない。初期に持てる弾が24発×3種類。1回の攻撃で3発撃つ(なぜバースト?)ため、7回攻撃→装填→7回攻撃→装填→7回攻撃でおしまい。途中で99発持てるようになります(特殊なアイテム購入が必要)けどね。
  • 所持アイテムも最大9個まで。絶対足りないよね?
  • 特殊効果アイテム(エンカウント回避や一時的な能力アップ等)の効果時間が月齢で決まるので、タイミングによっては一瞬で効果が切れる。
  • 月齢は悪魔合体等、いろんな要素に絡んでくるんですが、イマイチ分かりにくい。
  • ストーリーが…。どんでん返ししすぎ。実は私が黒幕…ってヒトが3人くらい出てきてワケワカメ。


 期待してなかったんですが、思ってたより楽しめました。戦闘はとにかく苦痛でしたが。従来とは違った戦闘をやりたかったんでしょうけど、主人公が棒(刀なんだけどね)でドツくかアイテム使うか召喚するか、仲魔のサポートしか出来ないゲームを本気で面白いと思ったのか?シナリオも余分を削りすぎた感じで(明らかに何かあったであろう町(駅)がひとつある。もしかしたらシナリオごとカットされたのかも)薄っぺらい。あのアバタール・チューナーを出したメーカーとは思えません。雰囲気はものすごく良いし、他にも良い部分はたくさんあるのに、何もかもが“足りない”んですよ。安値で買えたなら気にならないとは思いますが。問題点は次作(アバドン王)で解消されてるんですかね?

SHADOW OF ROMEをプレイしたよ!

2010-07-09 16:48:36 | げーむ
 腰が治ったらさっそくゲームか!と思ったらさにあらず。1ヶ月くらい前に遊んだゲームの感想です。タイトルは「SHADOW OF ROME(シャドウ オブ ローマ)」。

 古代ローマが舞台で、ジュリアス・シーザー(世界史の教科書でカエサルと書かれてるヒト)の暗殺の真相を探るという歴史サスペンス(?)になっています。ただし、色々と史実とは異なります。殺された養母のあだ討ちと、シーザー暗殺の濡れ衣を着せられた養父を救い出すため、闘技場で頂点=シーザー暗殺犯の処刑人を目指す「アグリッパ編」と、シーザー暗殺に疑問を感じ、親友アグリッパの養父のえん罪を晴らすために独自に調査を行う「オクタビアヌス編」に別れています。


良いところ
  • 2人の主人公のうち、1人(アグリッパ)がマッチョなオッサンなコト。彼がイケメンだったりすると、全く説得力がなくなります。
  • プロアクションリプレイ(以下PAR)を使用すると、残虐描写が海外版と同じレベルになる。
  • グラフィックがキレイ。
  • 観客の評価によって武器や回復アイテムが得られたり(客席から投げ込まれる)、高得点になったり。
  • 普通のアクションゲームではあまり見ないような武器がイッパイ出てきます。巨大な斧とかモーニングスターとか。
  • 潜入パートは力押しが通用せず、変装したり、ネズミやカエルを使って、メイドさん等を誘導したり、ハチミツを床に撒いておいて兵士をおびき寄せ、滑らせて失神させる等、頭を使って行動しないと先に進めない。


ダメなところ
全体
  • オクタヴィアヌスが中途半端なイケメン。史実では割とマッチョな感じだったらしいです。さすがに剣闘士みたいな体格はアレですが、MGSのスネークくらいの容姿にするか、逆にアニメっぽい美少年にするかしたほうが良かったのでは?
  • 残虐描写がカットされているところ。闘技場で、残酷な試合をするほど観客が狂喜乱舞するというのは、当時の腐りきったローマ市民を表現するには重要な部分だと思うのですが、日本では表現の自由が制限されてますからね…。PARで海外版に出来るというのは、もしかしたらわざとそうしたの?
  • 隠し要素(オマケ)を出す条件が厳しすぎ。で、出したところでくだらないミニゲーム…。


アグリッパ編
  • 戦闘が難しすぎる。ザコは完ぺきなタイミングで防御するし、ボスはインチキだし、爽快感はゼロ。


オクタヴィアヌス編
  • 潜入パートはかなり雑な作り。敵の行動パターンを覚えて隙をついて移動…って、コレばっかり。攻略ルートが決まっているので、単調で周回プレイではただの作業。


 ガンダム無双2の時より内容が薄いのは、プレイしたのが随分前だったから。あんまり覚えてへんのよ(カプコンブームの時だからね)。難易度が高いということを除けば、かなり遊べるゲームじゃないかと思います。お求め安いお値段になっているようですし。世界史マニアには不満があるカモですが、ストーリーもカプコンにしては面白いと思います。