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ガンダム“以外”のロボットプラモやいろんなオモチャのお話、戯言とかゲームの話など。時々、家電やPCの修理顛末記に…。

オマケのはずなのに…:侍~SAMURAI~

2010-07-19 21:10:23 | げーむ
 スコープドッグのサフ吹きが頓挫中。手首にの関節がユルユル→ばらして補強→親指どっか行く→見つからずにあきらめかける→ありえない方向に飛んでいったようで、変な場所で見つかる…ってコトがあったので、モチベーションダダ下がりです。

 ずーっと探していた「天誅 紅」をやっと見つけました。ついでに105円(税込み)だった「侍~SAMURAI~」も買ってきました。あくまでオマケです。オ・マ・ケ。でも実際プレイしてハマったのは侍だったりして…。だって、天誅紅難しいんだもん。というわけで、侍~SAMURAI~の感想です。

 ジャンル分けするならGTAや、以前書いたビートダウン等と同じククリですね。でも、決められたストーリーに添って行動するビートダウンとは正反対で、自分でイベントを起こしてストーリーを進めていくという、自由度の高さがウリなんだそうです。和風GTAって解釈で良いのかしら?

良いところ
  • 刀が壊れやすいのは意外とリアル。耐久力以上の負荷(攻撃・防御)をかけ続けると、硬度ゲージが1段階減ります(ゲージは最高で5段階)。そしてゼロになると折れちゃいます。刀って、4~5人も斬れば、血糊がついて切れなくなるそうです。だから七人の侍では、村中の至る所に刀を地面に10本くらいずつ地面に刺しておいたようですね。で、刀が斬れなくなったら、その辺から刀を調達するわけです。時代劇みたいに何人斬っても平気じゃないところがすごく良い雰囲気。でも色々問題あり(後述)
  • 自由度が高いのがウリだそうですが、助けた人をその後すぐ裏切ったり、味方の家に盗みに入ったり、好き勝手に行動するのが自由というならそうなんだと思います。パッケージの「寝返り、裏切り自由自在」というのはウソじゃありません。もちろん、過度な期待は禁物。
  • 明治10年という、侍を扱うゲームとしては絶妙な時代設定。偶然にもラストサムライと同時期。戦国時代じゃハードになりすぎるし、江戸時代じゃ平和すぎて仕事人モドキしかやることが無いし。衰退していく侍という“文化”と、その中で生きていく侍達の生き様…って、テーマまでラストサムライに似てる?でもパクったわけではなさそう。
  • 1プレイがだいたい2時間前後で終わるところ。映画1本分の時間がとれれば、とりあえず最後までプレイ出来る、気軽さとボリュームのバランスの良さ。後述するセーブ関連の問題がなければ、もっと快適だったのに。
  • そりゃ反則だろ!っていう裏技がいっぱい。刀の硬度を上げたり、体力を回復出来たりするのは、ヘタッピなオイラには大変ありがたい。


ダメなところ
  • セーブが不親切というか、あり得ない仕様。セーブできるのはストーリーの合間の中断セーブだけ。セーブするときは必ず中断せねばならず、しかも再開すると、セーブデータが消えます。事実上セーブ不可で、やり直しは一切出来ません。やり直せないのにバグだらけでよく“止まる”そうです(まだ遭遇してませんが)。続編ではこの辺は治ってるんでしょうかねぇ?
  • 何度も周回して遊ぶゲームで、同じイベントを延々と何回も見ないといけないのに、各イベントがスキップ出来ない。台詞もスキップ出来ず、次の台詞の表示されるタイミングが遅い。
  • 詳細なマップではなく、昔の絵みたいな抽象的なマップしか表示されないので、現在自分のいる所が良くわからない。狭いからすぐ覚えられますけどね。
  • 戦闘が単調で飽きやすい。敵が完ぺきな防御をする上に、なぜか敵の刀は壊れないので、なかなかダメージを与えられない。
  • 刀が壊れやすいのは良いんですが、乱戦では絶対に刀が不足します。結果として鍛冶屋や戦闘で鍛えた刀がパーになるんですが…。刀が3本しか持ち歩けないのも不親切。たくさん刀を持ってるのは不自然だとは思いますが、壊れやすいなりの救済措置は欲しかったかな。
  • エンディングの数が少ない。6種類と、最近のゲームにしては多いほうではあるんですが、ゲームの内容を考えると、もっといろんな結末があっても良いはず。自由度が高いのかもしれませんが、ストーリーの選択肢が少ないので、結果として不自由に感じるんじゃないかな。


 続編が色々(最新作侍道3はXBOX360とPS3のマルチですが、追加要素アリの廉価版が出てるPS3版がオススメ)出てるってことは、人気があるんですね。調べてみたら3が面白そうです。ハード持ってないけどな!


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