PARADE PARADE

ガンダム“以外”のロボットプラモやいろんなオモチャのお話、戯言とかゲームの話など。時々、家電やPCの修理顛末記に…。

塗り分けのためのスジ彫りしてみたよ!:MGF ワイルドタイガー

2012-10-23 01:04:27 | MGフィギュアライズ
 MGフィギュアライズ・ワイルドタイガー製作中です…。誰も待ってないでしょうけど、予告どおりスジ彫り編ですよ。

 このキットって、パーツ数はものっそい多いんですが、それでも細部の塗り分けはシール対応になっています。塗装派の場合は大抵マスキングして塗り分け…と言うことになってしまいますね。そこで、少しでも塗装を楽にキレイにしたいのと、ディテールアップを兼ねてスジ彫りしてみます。



 まず代表的なシール部分が肩アーマーの白と緑の部分。マスキングも比較的簡単に行える部分です。しかし、すぐ横の胸部は白と緑は別パーツ。隣り合った同じ配色の部分が、片方は色ごとに分割。もう片方は塗装による塗り分け…。これって違和感ありませんか?そういう仕様のものが現実にあるのかもしれません。しかし、ワイルドタイガーに関しては合理的な理由を思いつかない。そこで、緑色の部分の周囲をスジ彫って、見た目が別パーツに見えるように。ついでにマスキングもしやすくしました。



 次は頭部。マダラなのは許してね。ココは額のV字の部分をスジ彫り。塗り分けの目安になるのが、ペーパーかけたら確実に消えてしまうくらいウッスラとしたエッジのみ。ネットで見た作例では、ほぼ全部がマスキングによる塗り分けでした。ここも上の肩アーマーと同様、他が細かくパーツ分けされてるのに、額だけ塗り分けって(ry

 フリーハンドでスジ彫ったのでガタガタですが…。方法は(他も同様にやってます)、まずエッジに添ってデザインナイフでなぞります。1cm未満の直線なら、ナイフの刃の直線を利用出来ますが、曲線の場合は一気にナイフを滑らせたほうがキレイに出来ます(オイラの場合は)。軽く数回なぞったら、自作のラインチゼル(精密ドライバーをPカッターっぽく研いだもの。刃幅0.15mmくらい)でミゾを作っていきます。失敗したらタミヤパテか瞬着で修正。上のマダラは溶きパテの跡なんですねぇ。



 3枚目。バイザーの側頭部~頭頂部。ココをシルバーと黒で塗り分けるって気付いたのはパーティングラインを消した後。側頭部はパーティングラインを目安に塗るかスジ彫ればいいんですけどねぇ…。ここもV字と同じ理由でスジ彫り。



 最後はわき腹の部分。お腹のパーツは透明グリーンのパーツを挟み込んでいるんですが、わき腹の合わせ目を消そうとすると、マスキングしか選択肢がありません。あぁメンドクサイ。だったらバンダイがよくやる段落ちモールドにしちゃえば?ということで、自作のラインチゼル(刃幅0.3mmくらい)でコリコリ彫ってやります。

 今回は塗り分けラインをスジ彫りしましたが、どちらが正解って話じゃなくって、別にマスキング&塗装しても全然OKだと思います。アニメの作画では見えない部分を自由に(しかし合理的に)解釈するのが、キャラモノの面白さだと思っているので、こうやって無い知恵を搾り出すのは結構楽しいです。本物が無いから好き勝手やるんじゃなくて、自分なりのルールを作っていく、と。

 スケールモデルは実物からいかに“省略”するかという「引き算」なのに対し、キャラクターモデルはもし実物があったら…という要素を足していく「足し算」なんでしょうね。

塗装のために胸部を後ハメ加工:MGF ワイルドタイガー

2012-10-21 19:53:00 | MGフィギュアライズ
 MGフィギュアライズ・ワイルドタイガー製作中です…。胸部等の後ハメ加工をしてみました。基本的には模型誌やネットで見た方法をマネしただけ。特に難しいことはしていない…はずです。



 胸部は上の写真のように分割しました。胸部後ろ側(E1-8)を上下に分割。両脇(B2-37)を3分割して、後ろ半分(B2-32,33)と接着。本体への固定と補強のために、脇につくパーツ(B2-34,36)も一緒に接着してしまいました。




 本体への取付方です。まず両脇をセット。B2-37の分割ですが、赤で示したシルバーのパーツで隠れる部分を1mmくらい残しておくのがコツ。



 次に前後から下半分のパーツで挟みます。上で残した部分が微妙なズレを防いでくれます。



 最後…gifにしてみました。ゴミも一緒に点滅してる(w 上半分をかぶせます。チョットコツが要ります。練習しましょう。赤のラインで分割しています。こうしたほうがパーツへの負担が少なくなり、両脇の固定もしっかりします。

 切断はチョット大変ですが、デザインナイフで慎重に切れ込みを入れて、半分くらい切れたらエナメルシンナーを流し込めばパキッと綺麗に割れます。ただ、金型の都合で両サイドに切り込みのガイドになるモールドが無いので、各自で分割ラインを決めて切れ込みを入れておかないと、、変なところで割れます。

 それと、緑色で示した部分。ここは段落ちモールドになっていますが、切り欠いてスリットを開けました。設定と違うかもしれないけど、らしく見えませんか?



 前腕と足首カバーの後ハメ。前腕の黒い部分は合わせ目が目立たないのでそのまま。他は内側の出っ張りを全部カットすればOK。注意点は、緑のパーツがインナーの袖口の、段落ちモールドにハマる様になっているので、手首の通る部分の穴をホンノリ広げておく必要があります。手首にハマる黒いパーツ(B1-15,16)も、忘れずに加工します。

 足首は、どこかのブログのマネをしました(どこだっけか?)。赤い部分のダボを全撤去するだけ。はめ込むときは、足首を斜めに差し込んでからまっすぐに戻すと、足首の固定部にすんなりハマってくれます。

 後ハメはとりあえず終了。塗装まではかなり時間がかかりそうですが、急いでも仕方ないのでじっくり取り組みます。次回はスジ彫り編だっ!

紫外線LEDライトを作ってみたよ!:MGF ワイルドタイガー

2012-10-17 23:52:31 | MGフィギュアライズ
 MGフィギュアライズ・ワイルドタイガー製作中です…。日曜日に仮組みしたよ!








…写真間違えた…。






 仮組み段階で手が入っているのはいつものこと。アゴが引けないので、なんか上向いてるんですよね。フェイスオープンしたときに特に目立ちます。内側の干渉する部分を削って対処しました。

 撮影するついでに紫外線LEDで光らせてみました。使用したのは100円ショップで売っている「シークレットペン」に付いている紫外線LED。ただ、そのままだと色々と使いづらいので、手持ちのLEDライトに LEDを移植しました。



 左がノーマル。右が紫外線LEDです。3灯になっていますが、これは全く無意味でした。シークレットペンには当たり外れがあるようで、今回買い足した中にやたら明るいのが1個混じってまして、それ1個だけと3灯で明るさに変化はありません。照射範囲も変わらず。これは別のライトを使うと変化があるかもしれませんね。

 それと、ノーマルだと集光用のレンズがあるんですが、蛍光素材を光らせるには邪魔なので(出来るだけ広い範囲に拡散したほうが良いので)、取り除きました。その代わりにリフレクターにアルミテープを貼り、レンズの代わりに塩ビ板のカバーを仕込んでいます。

 結果、単4電池を使える以外にメリットが無いものになってしまいましたが、ペンに付いた粗悪なオモチャライトよりは使いやすいので、良しとしましょう。



 電気を消して光らせるとこんな感じ。頭部が光っていないのはライトを近づけすぎたため。5~60cm離せば全身光りますよ。色々余裕のある方は、パーツ屋さんで紫外線LEDを買って自作したほうが良いんですが、ブログの写真程度ならこんなオモチャのようなシロモノでも充分目的を果たせます。折角蛍光素材で成型されていますから、「あ、光ってる」って遊びたいですよね。それならシークレットペンでもじゅうぶん楽しいので、100円ショップに行ったときに覚えていたら、、探してみてください。

すっかり忘れてたのでサクっと紹介:MGF 仮面ライダーW CJ&仮面ライダースカル

2012-10-11 20:28:00 | MGフィギュアライズ
 MGフィギュアライズのワイルドタイガー。ついに買っちゃいましたよ。ずっと安売り品を探していたんですが、なかなか見つからなかったり、リサイクルショップで1,980円で売っていたのを買い逃したり。色々会ったので、結局ジョーシンで買っちゃいました…。MGフィギュアライズはこれで5個目ですが、ワイルドタイガーは設計を見直して作りやすくなってるそうですね。



 ここで自分のブログをチェック。サイクロンジョーカーとスカルの完成状態を紹介していないことに気付きました。もうねぇ、デカイから撮影が面倒なのよ…。上手な作品はネットにイッパイ掲載されているので、そっちを見てみてくださいって事で。



 まずはスカル。工作に関しては以前の記事を見てください。頭部は複眼を後ハメ加工して、、合わせ目を消しています。スカルマグナムはオール筆塗り。以外とナントカなるモンです。



 オデコと手首・帽子にネオジム磁石を仕込んでいるので、帽子がポロリしづらいし手で持てます。しかしピンボケだねぇ…。そうそう。頭部の黒いところも筆塗りです。



 次はサイクロンジョーカー。写真がチョットだけ綺麗です。で、色々と間違いがあります。探してみてください。手首はイッパイ作りました。没にした手首を加工して、メモリ持ち手も製作。塗装レシピ書いときます。良く覚えていませんが…。

ソウルサイド
グリーン:スターブライトシルバーの下地にクリアーグリーン+クリアーイエロー
イエロー:スターブライトシルバーの下地にクリアーイエロー
ボディサイド
ブラック:つや消しブラック(ガイアノーツ)
パープル:スターブライトシルバーの下地にクリアーブル+クリアーレッド(どちらもクレオス)
マフラー:サフの上に直接8番シルバー
他はヒートメタルとほぼ同じ…

 紫はもっと鮮やかにしたかったですね。色の源か、ガイアのクリアーパープルを使えばよかった…。



 ヒートメタルとツーショット…変身直後の写真撮るの忘れてた。手首作ったのに…。




 最後にアタッシュケース。色々小物が追加されて同じ値段っていうのはなんか嬉しいですね。それもこれも、金型流用の成せる技ですね。オーズが売れていたらどうなっていたんでしょうねぇ…。

 次はアデルの塗装→エヴァ塗装かファルシア製作続行…と続くので、おじさん(って俺より年下なんだろうなぁ…)はチョット先になりそうです。仮組みしたいよう!

工作がほぼ終わり…そして…:1/144 HG アデル&フォーンファルシア

2012-10-05 22:59:55 | もけい
 アデルの工作が一通り終わりました。前回とはチョット変わった部分もありますよ。足首が赤いのは、処理済のAGE-1の部品を使ってるからだっ!!
  • 首を延長したいけどポリパーツなのでチョット無理。そこで、ボディ側の穴にポンチで抜いた丸い0.5mmプラ板を入れて、穴を浅くします。これで0.5mm延長できました。
  • エリの真ん中の接着線を消したいので、胸部前半分からエリをカット。後ろに接着しました。
  • 肩の装備を左右入れ替えました。こっちの方が使いやすそうなので。特にサーベルは腰から抜くと、斬りかかるためにいったん振りかぶらないといけませんが、この位置だとグリップをつかんでそのまま斬り掛かれます。
  • お腹の白い部分。前回の延長で間延びしてるので、出っ張りを1.5mm程延長。更に両サイドに0.3mm板を貼って幅増ししています。
  • 腰フロント&リアアーマーの裏に0.5mm板でフタをしました。副作用(?)として厚みと大きさも0.5mmアップしてます。
  • スネ後部のバーニアを大型化。真ん中に大きな穴を開けて、市販のパーツを突っ込んだだけですが…。
  • 足首カバーの影響で足首が間延びしちゃったので、フレームをカバーの厚み分(1mm)カットして、金型の都合で開いている大きなスリットもプラ板で塞ぎました。
  • とりあえず、足首とサイドアーマーにスジ彫り追加。雑誌に載っていたハイディテール画稿やMG AGE-1を参考に…と思ったんですが、難しそうなのでかなり変えてます。



 そしてもひとつ。HGファルシアも入手したので色々進行中。コレまた安いのを見つけたので買っておいたものです。劇中ではいろんな意味でひどい扱いの機体でしたね…。もうエルメスのパクリシーンはお腹イッパイです。



 背中のキモチ悪いのはビットコンテナなんですか!かなり無理ありませんか?ってか、ヴェイガンの機体ってどうやって飛んでるの?モールドが甘アマだし、深く考えずにモールドを市販パーツに置き換えます…。って文字で書くと簡単そうですが、この部分は裏側にABSキャップ(?)の収まる部分があるので、それごと削り取っています。穴を開けて、裏からプラ板でフタをしてから接続部をプラパイプで再生しました。

 そして当然のようにフォーンファルシア化してます。と言ってもバトンと手首作っただけですけど。バトンは3mmプラ棒とBB弾。手首は拳の指をエポパテで作り直したもの。親指が2本ある独特なデザインなので苦労しました。

 ファルシアは魔法少女っぽく塗りたくなりますが、普通に塗ります。あ、設定は無視しますよ?