ゲームネタばっかりでごめんよぅ…：デス・バイ・ディグリーズ他

　某レンタルチェーン店のセールで「９８０円以下のソフト２本で全品半額」と言うのをやっていたので行ってきた。正直、困りました。この店って、陳列してる商品の６割くらいが売り切れ・在庫無しなんですよ。９８０円以下だとろくなものが無いか、既に持っているか。しかも、この店なんか汚いんですよ。オイラの行動範囲に３店舗ありますが、全部そう。
　
　デス・バイ・ディグリーズはすぐに選んだんだけど、もう１本がなかなか決まりません。３０分くらい悩んで決めたのが、THE 女岡っピチ捕物帳。
　
・デス・バイ・ディグリーズ　鉄拳：ニーナ・ウィリアムズ
　鉄拳シリーズのニーナ・ウィリアムズが主人公のアクションアドベンチャー。簡単に言うと、メタルギアソリッドのナムコ版。右スティックを弾いて攻撃と言うのがやりにくいですが、なんか楽しかったです。でも格闘ゲームバリの“コマンド技”は複雑すぎて良く分かりません。それと、あちこちで言われているように、ロードが長すぎ＆多すぎ。部屋を移動するたびに１０～１５秒くらいロード。ボス戦でＨＰが一定以下になるとロード→ムービー→ロードで１～３分待ち。余計なことしなくて良いのに。クリア時間は１２時間チョット。ロードが長いとはいってもトータルで３０分無いですから、実質１１～１２時間くらい？メタルギアソリッド２のように、説教臭い電波なムービーをスキップするとクリア時間が５時間切るゲームよりはマシかと。割と面白いゲームなんですが、このロード時間の長さと言うの話が広まったせいで、あまり売れなかったのかな？レビューを見るとみんな書いてるし。
　
　ニーナがエロいのは良いんですが、ムービーとゲーム画面では別人。顔文字の怒った人みたいな目が恐いです。鉄拳シリーズのニーナと言えば、妹のアンナ。このゲームにも出ていますが、鉄拳を知らない人にはチンプンカンプンかも。とにかくストーリーが良くわかりませんでした。保護対象が勝手に行動して、勝手に裏切って、勝手に殺されたり…。バディのにーちゃんがただ足を引っ張るだけならまだ良いんですが、最後の最後で裏切って、正体を明かした途端殺されるし…。操作系の複雑さや分かりにくさ、ロード時間、ニーナ・ウィリアムズが主人公であることを何とかすれば、もう少し面白いゲームになったんじゃないかと思います。

・THE 女岡っピチ捕物帳～お春ちゃんGOGOGO!～
　「THEお姉チャンバラのスタッフが！」っていうのと、お春ちゃんがエロイので買ったんですが…。ＳＩＭＰＬＥ２０００シリーズは期待しちゃいけないのは分かってるんですが、つまんないです、コレ。全ステージ同じマップで、ステージによって行ける場所が違うだけ。マリオで言うと、地下に行けなかったり、ゴール地点が変わったりしながら延々と１面ばっかリやってる感じ。アイテムの場所も全く同じで、ボスの出現条件が３パターンくらいのくり返し。延々同じことばかり…。まだクリアしてませんが、どうしよう…続けるか、中断して今日買ってきた紅蓮弐式組むか…。

夏の終わりにホラーゲーム：零～zero～

　いつものリサイクルショップで、中古の「零～zero～（キズアリ・取説破損アリ）」が３８０円だったので買ってきました。２作目の「零～紅い蝶～」はプレイ済みなんですが、これの登場人物が前作に出ている（ストーリー的には全く繋がっていない）というのが気になっていたんですよ。

　１作目ということで、グラフィックが若干劣っていたり、ボリュームが足りなかったりするんですが、そこは“１作目”ということで納得しました。紅い蝶では気になった部分は全て解消されていますから。…いや、足の遅さは直ってないかも。恐がらせ方が血しぶきやら臓物やらで“気持ち悪がらせ”たり、大きな効果音で“驚かせ”たりといった“こけおどし”では無く（バイオハザード等のハリウッドホラー系演出は、単にビックリするだけで恐いより腹が立つんですよ。）和風というか、日本人のＤＮＡに刻まれている恐怖感に訴えかけてくる感じ。

　難易度はチョット高め。アクションの苦手な人は、なかなか先に進めないかも。敵が強すぎです。このシリーズはカメラで霊を撮影することで攻撃・封印するんですが、敵の動きが速すぎてファインダーに収まってくれません。突然ワープしたりするし。ラスボスなんて、特定の条件を満たさないとダメージを与えられませんが、そんなことゲーム中に説明されてなかったような？謎解きがバイオハザードみたいな“お使いの連続”じゃないのが救い？

　シリーズでオススメなのは、２作目「零～紅い蝶～」。３作目の「零～刺青の聲～」は未プレイなので何とも言えませんが…詰め込みすぎて面白さが減少してるっぽいです。零シリーズを全作通してプレイしたいと言う方には、１作目は是非ともプレイしていただきたいですが、「ホラーゲームをやってみたい」とか、「紅い蝶や、３作目の刺青の聲からプレイしたいけど、やっぱり１作目からプレイしたほうが良い？」と言う方は、迷わず紅い蝶や、刺青の聲からプレイして構わないと思います。ストーリーが繋がっているわけでも、前作のセーブデータがあると特典があるなんてコトもありませんから、１作目は無視しても構わないかな。

　ちなみに、セーブデータの容量が１,８００ＫＢもあること。デカスギです。全クリアしたらセーブデータ消そう。

ゼノサーガで遊んでみたよパート３

　やっとゼノサーガ　エピソード３終わりました。しかし、何でEP3だけ中古で２千円以上するの！？と思ってプレイしたら、今までのが嘘のように、色々と良くなっていました。

　舞台は前作の1年後。EP2との間にはなんか事件があったようですが、本作ではデータベースやキャラクターの台詞などで語られるだけです。しかし、ネットを検索すれば、どういう話だったかくらいは分かると思いますので、気になる人は探してみて下さい。

EP3　感想

●なんか色々と詰め込みすぎ。ふと思ったんですが、本来はEP1に収めるべき内容を、諸事情でEP2に分けたんじゃないかと。EP3は実はEP2と3を1本にまとめた内容とか？詰め込みすぎと感じると同時に、内容の薄さも感じるのがなんだか不思議。これは、ムービー観る→移動→ムービー観る→移動のくり返しから来るものなんじゃないかと。自分でストーリーを進行させてるんじゃなくて、完全にベルトコンベアです。でも、ゼノサーガはそういうゲームだから…。
　
●キャラデザインがやっとまともなものになっています。しかし今までとは全くの別人です。見た目だけじゃなくて、性格も別人です。EP１の頃は、悪い意味で前向きな性格だったように思いますが、今回は後ろ向き。とにかく性格が悪くなっています。

　後半で後半で14年前にタイムスリップ（厳密に言うと違う）する場面があるんですが、過去に干渉すると宇宙が崩壊云々という、ベタな忠告を受けた後、とある施設に潜入。やっとの思いで脱出！というところで「お母さんを助けなくちゃ！」と、１人で引き返します。で、捕まる。やっとの思いで助け出し、色々あって、敵に「「こちら側へ来い」とか言われて寝返ろうとします。その時の台詞が「私のことを誰も助けてくれなかったじゃない！！」……？？最後の最後、彼女はホントに裏切ります。で、主人公（＋敵幹部）と戦闘です。イベントとかじゃなくてホントに戦闘です。戦闘終了後「私はもうあなたには付いていかない」とかナントカ。なんですか、その尻軽っぷりは？？
　
●システム面はかなり改善されていて、ロード時間はかなり速くなっています。戦闘も今までのシステムを継承しつつシンプルになっていて分かりやすいです。そして移動速度がアップ！といってもまだまだ遅いんですが。特にロボットはやっとまともに移動できるようになりました。そして装備品・ＳＨＯP・お金の復活。EP2でのこれらの廃止がデメリットしかなかったので、コレはうれしい…と一瞬思いましたが、当たり前に戻っただけなんですね。
　
●主役メカ（？）KOS-MOSのライバル・T－elos……出番がほとんど無く、見せ場はゼロ！本来はもっと出番があったりしたんでしょうけど、詰め込みすぎの犠牲になってカットされちゃったんでしょうね。結局なんのためのキャラだったのか…。
　
●今回は今まで以上に自由度が無く、宇宙船で他の星へ行ってお買い物等、寄り道がいっさい出来ませんでした。サブイベントも前回とは逆にほとんどありませんでした。前回のように貴重なスキルを取ることが出来ない等、プレイに支障のある様なことはありませんでしたが、ある条件を取りのがすとやり直しが効かなかったり。

　EP３にしてやっとまともなゲームになったような気がしますね。このクオリティをEP1から保ってくれていれば、もっとヒットしたかもしれません。主人公がビッチなのを除けば、ストーリーもきちんと完結していますし、キャラクターも魅力的です。謎がいくつか未解決な気もしますが、それはメインストーリーと関係のない部分なのでそれで良いと思います。続きモノと言うことで、ストーリーを知っておきたいと言う方にはEP1～EP3まで、まとめてプレイすることをオススメしますが、面倒な人はEP3だけでも良いかも。特にEP2はゲームとしてかなり苦痛だと思うので。EP1・EP2はどちらも500～1,000円くらいで売っていますから、EP3をやってみて気になったら前作を買うと言うのもアリだと思います。前作クリアしていた場合に特典があったりしますが、使えないアイテムが増えるだけなので、気にしなくて良いでしょう。スペースオペラにチョット興味があると言う方にはオススメのゲームです。