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ガンダム“以外”のロボットプラモやいろんなオモチャのお話、戯言とかゲームの話など。時々、家電やPCの修理顛末記に…。

フィルタリングってどうやるの?:バンダイ 1/20 スコープドッグ

2011-09-08 22:33:16 | 1/20 スコープドッグ
 実は前回の時点で7割方基本塗装が終わってたんですが、やっと全体の塗装が終わり、デカールも貼り終えています。デカールは乾燥後にフラットクリアーを上掛けして、デザインナイフでコリコリ削っています。オイラが下手くそなだけだと思うのですが、大きくボロッと欠けてばかりで上手くいかないので、ある程度削ったら、基本色をドライブラシの要領で叩き付けて、細かい剥がれを表現しました。

 でね、胴体と他の部分で色味が違うのが分かります?分かりにくいよね?腰アーマーと比べてもらうと分かりやすいと思うんですが、基本色の段階で、かなり明度を上げて青みを足しています。コレは、茶系で汚すことを考えて、ハイライト=直射日光が強く当たってる部分を意識して塗ったから。

 胴体にはフィルタリングと退色表現を同時に行っています。事前にフィルタリングについてググってみました。オイラはずっと…「塗装面に薄めた原色を乗せることで、色調に統一感を出したり、光源の違い(例えば直射日光と反射光は色が違う…とか)を表現する」ものだと思っていたんですが、AFVモデラーのサイトでやってるフィルタリングって、ほとんどがただの“退色表現”で、しかも、具体的な技法は解説があるんですが、理論的な部分は誰も語ってくれていないんですよね。大昔のドライブラシブームの頃からだと思うんですが、どうやらAFVモデラーは、上手な人の技術を上辺だけを真似して悦に入る人ばかりのようで…。まあ、人のことは言えませんが…。

 と言うわけで、オイラは無い知恵を絞りだしながらフィルタリング。頭部は直射日光が当たって明るい色に…とか、ボディ脇は腕が付いていて陰になるから茶色を中心に…、バイザーはボディからの照り返し(?)で緑がかって…といった具合。案の定やり過ぎてしまいますが、上記の通り明るい色に塗っておいたので大丈夫…だと思います…。

 ボディだけでも結構時間がかかりました。コレを全身やるのか…。シンドイので今日はここまでにします。

サビの表現って難しいね:バンダイ 1/20 スコープドッグ

2011-09-05 00:12:43 | 1/20 スコープドッグ
 いちおう模型ブログなので、たまには模型のことも書かないと…。ってことで、スコープドッグを塗装中。今回はエアブラシを使わず、全部筆塗りでやってみようかと思ってマスです。

 手始めに、ずーっと考えていた右足首アーマーのサビ表現にチャレンジ。降着姿勢が取れない状況で、この辺に足をかけて乗り降りしてるうちに、塗装が剥げてサビが始まり…戦闘時の振動や衝撃でついにボルトが脱落…更にサビが進んで…ということを考えてます。

 溶きパテで表面を荒らした後、ガンメタとグレート茶色を適当に混ぜて下塗り。塗装を剥がしたい部分にマスキングゾルを塗って…と思ったら、マスキングゾルが行方不明…。仕方ないのでブルタック(練り消しみたいなの)で代用。あとは普通に塗装して、乾いたらマスキングを剥がすだけ。初めてにしては上出来だと思うんですが…。ホントは全身数ヶ所に施したいんですが、ボロい機体にしたくないので1ヶ所で我慢。年数は経ってるけど戦闘にはあまり使われていない機体を想定していますので、ダメージはココだけ。

 筆塗りって、気軽に作業を始められて片づけも簡単なんですが、時間がかかりますね。とりあえず基本色をベタ塗りしてるんですが(あとでハイライトや陰を入れる予定)、慣れていないので腕だけで1時間かかりました。焦ってもしょうがないので(締め切りがあるわけじゃないし)、じっくりと楽しみたいです。

すっかり忘れてた…:バンダイ 1/20 スコープドッグ

2011-08-12 20:28:47 | 1/20 スコープドッグ
 ずっと机に転がっていた、1/20スケールのキリコのフィギュア2体。急に思い立って塗装してみました。前回の記事から1年3ヶ月くらい…。ずいぶんホッタラカしてたね…。

 まず全体にオレンジを吹きます。ちょうどいい具合にオレンジを切らしていたので(´・ω・`)、エヴァオレンジイエロー(?)にモンザレッドと蛍光オレンジを足して「レスキューオレンジ」を作ります。ギルガメスのパイスーのオレンジって、昔流行ったMA-1の裏地と同じ役割だと思うんですが…。でも、アニメでは歩兵(?)もオレンジだったりして…謎ですね…。キリコの顔にはテキトーな肌色を吹いておきます。

 細かい部分はアクリル絵の具。コレがまた、すぐ剥がれるんだわ…。ダイソーの絵の具だからというわけではなく、アクリル絵の具は剥がれやすいので工夫が必要ですね。その後は油絵の具(コレもダイソー)でフィルタリングしたり、陰影や質感を加えてからフラットクリアーを吹きます。油絵の具って全然乾かないから。

 ちなみにヘルメットは上記の作業をしていません。質感の違いを出したいのと、キリコはすぐヘルメット捨てちゃうから、かぶってるのはだいたい状態の良いものだと思うので。クリアーが乾いたら金具部分を塗り分け。旧型シルバーは筆塗りしやすくてイイね…。メットの透明部分は、シルバーの下地にエナメル系クリアーを厚塗り。

 キリコの顔は油絵の具で陰影をつけて、瞳は尖らせた竹串で塗装。髪の毛は、アニメ通りの水色だとギャグにしかなりませんよね?プリキュアの敵キャラになっちゃう。少し悩んで、白髪頭と解釈することにしました。真っ白だとイプシロンになるので、ロマンスグレイの3歩手前ぐらいで抑えます。アクリル絵の具の白・黒・青
を混ぜた下地を塗って、エナメル系の白と青で作った薄い水色でドライブラシ。下地はもう少し明るいほうが良かったかな?

 塗り終わったら、お座りしてるほうをコックピットに載せてみますが…。ハッチを開けてビックリ!コックピットが塗装済み!!??誰??(いや…自分で塗ったんだろうけど…)

はじけてザック:1/20 スコープドッグ

2010-04-24 17:00:04 | 1/20 スコープドッグ
 結局メタルギア&メタルギア2をプレイ。さらにPS1のメタルギアソリッド、PS2のメタルギアソリッド2もプレイしてたので、そりゃ2週間以上更新できないよね…。

 塗装しようと準備していた1/20スコープドッグですが、製作中の冷蔵庫のようなザック(バックパックとかランドセルとかいっちゃダメ。ボトムズではザックなの)では降着姿勢が取れません。それって機体の運用上問題あるよね…。見た目のなんだか…。ってことで、ゼロから作り直し!

 最初はターボカスタムのザックを作るつもりだったんですが、あのデザインだと絶対降着姿勢が取れません。上にはね上げようにも左脇の機銃が問題。給弾ベルトのせいではね上げられないんですよ。でも劇中ではガンガン降着姿勢してましたね…。

 そこで、いったん降着姿勢を取らせた状態で、背中の後ろの空間を計測して型紙を作り、それを基にプラ板で箱を作りました。上下方向のサイズはこれが限界です。残念ながら予備弾倉は付けられません。要するに、リアスカートをはね上げた時に、ザックの下半分がぶつからないようにすれば良いわけです。上半分はもっと後ろに延ばせますが、ギャプランのバックパックみたいになるだけなのでオススメ出来ません。横幅はボディ幅イッパイまで広げても大丈夫だと思いますが、ミサイルポッド等を付けたいなら腕との干渉に気をつけないといけません。今回最小幅で作ってます。背中のフックの幅+プラバン2枚分の厚みですね。

 形が決まったら細かいところを作ります。PR液ってガソリン以上の可燃性云々って話が出る割に、発熱とか冷却とかいったことはあまり語られてないな…と思ったら、ペールゼンファイルで“PR液の凍結”という話がありました。極寒の地で不凍性のPR液を使う話(?)。それなら逆にオーバーヒートが原因で気体が発火&爆発(車でもこういう事故あるよね?)ということもあるのでは?ってことで、下半分には1/20F-1のラジエーターを仕込んでます。全然見えないけど。両サイドのウエポンラッチ?ミサイルポッドとか付けるところは、PGガンダムの肘のマルイチモールド。ほら、バズーカ&デカールセットに付いてたクリアーパーツあったでしょ?アレです。幅が狭いから、武器の制御系が外付けなんですね。ちょうどフックと干渉する場所だし。

 天板はプラ板で段差を付けて、プレスラインっぽく見せて間を持たせたんですが、ここまで出来たところで行き詰まりました。背面のディテールを思いつかない…。ジャンクパーツを漁ってたら、ブルーティッシュドッグの余りパーツが見つかりました。これらをやりくりして出来たのが写真の状態。リアリティとかそういうのは無視。大河原さんがデザインしそうな雰囲気(実用性や意味が見た目からは全くわからない感じ)で作ったつもりです。

 う~ん…なんかしっくり来ない…。

ふりだしに戻る:1/20 スコープドッグ

2010-02-26 23:05:57 | 1/20 スコープドッグ
 長いこと放置していたバンダイタコですが、とりあえずソリッドシューターにサフを吹いてみました。そしたらねぇ。表面がガチャボコというか、ギッタンギッタンていうか、そりゃもう酷い状態で。しょうがないのでバラせるところは全部バラして磨き直し。

 作業中にマシンガンを眺めてたら…。やっぱり銃としてありえない構造してますよね、コレ。バレルの位置が下過ぎるんですよね。大河原氏は恐らくものっそいメカに疎いメカデザイナーなのでしょうがないんですが。で、少しでも見た目を目新しくするためにカービンタイプに改造したんですが、なんかまだ足りないってことで、キャリングハンドルを取っ払ってレールシステムを付けてみました。

 ソリッドシューターの処理も終わり、スコープをどうしよう?と思ったんですが、ライフルと揃えた方がらしくみえるでしょってことで、こっちにもレールを付けました。プラ板とヤスリがあれば10数分で出来ます。

 前にも書きましたが、大量生産され、数十年使われ続けているスコープドッグですから、装備や武器にも星の数ほどのバリエーションがあるはずです。たぶんどこかの国だか軍だかが光学機器等を乗せるために改したとか、そんなところだと思います。でも、今回はレール自体を見せたいので、そこら辺は作りません。面倒だしね。