「小沢一郎という男の野望」板垣英憲著(大陸書房刊 1992年8月15日初版)の連載開始

2010年09月17日 21時14分06秒 | 政治


板垣英憲が書いた最初の「小沢一郎本」を「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」(有料サイト月額1000円)で連載を開始いたします。月額1000円で一ヶ月間、過去の記事を含めその他の記事の全てがご覧になれます。是非ご購読下さい。

「小沢一郎という男の野望」板垣英憲著(大陸書房刊 1992年8月15日初版)

 今や、自民党だけでなく、日本の命運をにぎっていると言われる男、小沢一郎。一派閥の会長代行にしかすぎない彼が、なぜ首相を決定するほどの権力を持っているのか?その政治力の秘密を探る!
(袖表紙より)

未来の総理といわれる男の恐るべき政治手腕
 小沢が首相特使として訪米した時、米国のヒルズ通商代表が交渉の相手だった。ヒルズのあまりにも頑固な態度を見て、小沢は、
「それでは仕方がありませんな」
と日本へ引き上げるそぶりを示した。慌てたのは、ヒルズだ。
「ちょっと待って欲しい。私の立場も理解してくれないか」
「それでは、あなたの顔を立てて、関西新空港建設工事への応札、NTT本社工事、官公庁工事への米国の参加を認めましょう。いかがですか」
小沢はニヤリとしながらこう切り出した。ヒルズは、サンキューと、握手を求めてきた。

目次
第一章 剛腕、健在なり
PK0を通した腕っぷし
WE MUST CHNGE
政治改革に体を張る
谷川障ろし成る
宮沢政権を骨抜きにした「小沢面接」
 政権タライ回しの密約
 復権をもくろむ角栄
 煩悶する小沢
 オヤジの首に鈴をつける
 老人たちの執念
 田中を屠る
 怨念からの解放
 小沢に課せられた課題

第二章 熾烈!一龍戦争
 「あなたを総裁には推せない」
 生い立ちの違いが政治姿勢に
 小沢流必勝の選挙術
 金丸VS竹下の「代理戦争」
 人気の橋本、実力の小沢
 一龍戦争、喜ぶのは誰か
 第三の勢力羽田、小渕、田村

第三章 受け継がれた政治家の血
 父の意を継ぐ
 維新の志と小沢
 闘志の人、父・佐重喜
 戦争を知らない世代
 無口な子供
 最初の挫折
 弁護士を目指して
 父の死、運命の転換
 田中角栄、政治的"父"
 角栄から"政治"を学ぶ
 「田中だけが悪いんじゃない」
 改革の構想が生まれる
 建設利権のゆくえ

第四章 果てしなき権力闘争
 田中と竹下、確執の始まり
 三木、福田をつぶせ

第五章 小沢に求められるもの
 二十一世紀のリーダーとは
 待たれる小沢の登場
 日本を取り巻く諸問題
 求められる資質と条件
 的確な判断と素早い決断 
 優秀なブレーンが必要
 ヒルズと渡り合う
 スキャンダルは命取り
 誤解を招く危険性
 定評ある集金能力
 「小沢のためなら死んでもいい」
 未熟なマスコミ対応
 国際社会でも通用するか?

第六章 ポスト宮沢を目指して
 日本が背負う責務
 限りなく壮大な野望

第一章 剛腕、健在なり
PKOを通した腕っぷし

「平和で豊かな日本はこれから、国際社会でほかの国々と協力し合う国際協調の路線を歩むのか、あるいは日本の主張を通して、孤立してもいいという考え方で進むのか、国策としての政治的判断が迫られている」
 小沢一郎。自民党元幹事長であり、党内最大派閥である竹下派の会長代行を務める、まだ五十歳になったばかりの若き獅子である。
 剛腕、強心臓、鉄面皮などと恐ろしげな異名をとる、その小沢が、いま、国民一人一人にこの問題を突きつけ、恫喝的に回答を促す。小沢の真剣な問いである。

つづきはこちら⇒「小沢一郎という男の野望」板垣英憲著 NO.1

板垣英憲マスコミ事務所

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1 コメント

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よくわかりました。 (hihihi)
2010-09-18 12:58:50
>それは、左翼的な菅首相支持派と自民党的体質の小沢前幹事長支持派の根本的体質の違いがあるからである。
そうかー、そうなんですね。いつもわかりやすいです。ありがとうございました。
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