米国グーグル日本法人が、「日本国家の安全」を脅かす大失態をやらかし、日本国民を不安に陥れている

2014年04月12日 01時35分59秒 | 政治
◆メールを共有できる米国グーグル(代表者:エリック・シュミット会長、ラリー・ペイジCEO、セルゲイ・ブリン社長、本社:米国カリフォルニア州 マウンテンビューアンフィシアター パークウェイ 1600番)の「グーグルグループ」である日本法人が、「日本国家の安全」にかかわる大不祥事、大失態をやらかし、日本国民を不安に陥れている。こうなると、日本政府は、特定秘密保護法(2013年12月13日公布。公布から1年以内に施行=同法附則第1条)で監視を強化し、厳しく取り締まる必要がある。
 「空港詳細図、グーグルが流出」「内部メール『公開』状態」「中部・新千歳」「保安地区や職員通路」「国交省が調査」という見出しをつけて、読売新聞が4月11日付け朝刊「1面トップ」記事でスッパ抜いた。インターネット上、だれでも「空港詳細図」を閲覧できる状態になっていたというのだ。
 「グーグル日本法人社員らが、業務で入手した空港会社の文書をやりとりする際に『一般公開』していたことが原因」と報じている。だが、空港のセキュリティに関わる重大事件であるだけに、極めて深刻な事態である。閲覧者が「グーグルマップ」をすでにコピーしていたら、だれが責任を取り、どうするつもりか。
 読売新聞は「グーグルの地図サービス『グーグルマップ』には、建物内にどんな施設があるかを示す『インドアグーグルマップ』がある。この更新時に情報を共有しようと、グーグル日本法人の社員らはグーグルグループを利用していた。しかし公開設定にしていたため、空港側の提供した設計図などを社員らがメールでやりとりする際、その内容がネット上で誰でも見られる状態になっていた」と述べて、この不祥事、失態を徹底的に追及している。
 さらに、これに追い討ちをかけるように、「東京駅や新大阪駅の内部情報もインターネット上で誰でも閲覧できる公開状態になっていたことが、11日分かった」と読売新聞が報じている。2020年の東京五輪・パラリンピック開催に向けてテロ対策など警備体制の見直しなどを進めている国土交通省は、大きなショックを受けている。
◆空港をめぐる警備公安事件といえば、成田空港の当初の開港予定日の4日前の1978年3月26日に起きた「成田空港管制塔占拠事件」を思い出す。空港反対派農民を支援する日本の新左翼党派を中心とする集団的実力闘争とゲリラ活動である。福田赳夫首相はこの事態を「残念至極」と語り、3月28日閣議で開港の延期を決定。政府は「この暴挙が単なる農民の反対運動とは異なる異質の法と秩序の破壊、民主主義体制への挑戦であり、徹底的検挙、取締りのため断固たる措置をとる」と声明を発表し、「新東京国際空港の開港と安全確保対策要綱」を制定した。また、議員立法により「新東京国際空港の安全確保に関する緊急処置法」(現・成田国際空港の安全確保に関する緊急措置法)が成立している。
 空港というのは、日本という国家が、一旦緩急の場合、「空の軍港」に早変わりして、防空基地となるように造られている。「成田空港」は、「首都防衛」を目的に設置されており、一説には、「地下要塞」も設けられているという。それほど重要な施設である。また、テログループなどに占拠されても大変な事態となる。
 今回のように、「中部・新千歳」の「保安地区や職員通路」を示す「空港詳細図」が、テログループなどの手に渡ったとすれば、由々しき事態だ。播州赤穂の浪士、大石内蔵助らが、討ち入り先「吉良上野介邸」の「絵図面」を入手しようとあの手この手を使って懸命になった末に、入手して見事、討ち入りを果たした話を思い出す。
◆グーグルは、米軍の軍事行動にも協力しているといわれている。米国海軍特殊部隊「ネイビー・シールズ」が2011年5月2日、パキスタンに潜んでいたサウジアラビア出身のイスラム過激派テロリストであるウサーマ・ビン・ラーディン(アルカーイダの司令官(アミール)であり、アメリカ同時多発テロ事件をはじめとする数々のテロ事件の首謀者)を銃撃戦の末、殺害した。この作戦の陰でグーグルが協力、ウサーマ・ビン・ラーディンが不用意に使った携帯電話のGPS機能(人工衛星を利用して自分が地球上のどこにいるのかを正確に割り出すシステムで、米軍の軍事技術の一つ。地球周回軌道に30基程度配置された人工衛星が発信する電波を利用し、受信機の緯度・経度・高度などを数cmから数十mの誤差で割り出す)により、「隠れ家」を特定するなどして貢献したと言われている。
アフガニスタン駐留米軍のジョン・アレン司令官が2012年11月13日、米中央情報局(CIA)のペトレアス長官の辞任の発端になった女性(フロリダ州タンパのマクディル空軍基地で社交イベントのプランニングをするジル・ケリーさん)と不適切な電子メールのやり取りがあったとして、調査を受けた。ケリーさんは、ペトレアス長官一家と長年にわたって友人関係にあった。FBIの調査が始まったきっかけは、ケリーさんが、ペトレアス長官の不倫相手、ポーラ・ブロードウェルさんから脅迫メールが送られていると訴えたことだった。その調査の過程で、ペトレアス長官の不倫が発覚し、2012年11月9日に辞任を発表した。FBIは同月12日夜、ノースカロライナ州にあるブロードウェルさん宅を家宅捜索し、コンピューター2台と段ボール約10箱分の資料を押収している。
実はこの2人のメールのやりとりで使われていたメールアドレスは、グーグルのGmailであったといわれ、それで不倫が発覚したともいわれている。
 しかし、一般個人レベルに当て嵌めると、「携帯電話」や「パソコン」の便利さを有難がってばかりではいられない。「プライバシー侵害」という「日本国憲法が保障している基本的人権問題」に抵触するからである。
 グーグル日本法人(2001年8月、日本法人のグーグル株式会社設立)は、利用者のプライバシーを軽視する傾向があり、日本国内から「個人のプライバシーを侵害している」と非難が集中してきた。この体質は、未だに続いているようであり、ついに「日本国家の安全保障」を侵害しかねない危機的状況を招いている。

※Yahoo!ニュース個人・有料記事(4月分)をご購入されたお客様へ

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
オバマ大統領は、来日して天皇陛下に謁見の際に「お詫び」と「感謝とお礼」の気持ちを伝えるという

◆〔特別情報①〕
 日米両国は、TPP交渉をめぐって激突していて、最終的妥協点を迎えられないでいる。だが、米国オバマ大統領は4月23日、24日、25日、「2泊3日」の日程で来日し、天皇皇后陛下に謁見、天皇陛下主催の晩餐会に招かれて、日米友好関係の強化を改めて確認する。だが、オバマ大統領は、天皇陛下との謁見の際に、「お詫び」を入れ、併せて「感謝とお礼」の気持ちを伝えるという。一体、何を詫びて、感謝とお礼の気持ちを伝えるというのであろうか。

つづきはこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)
携帯電話からのアクセスはこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)
携帯電話から有料ブログへのご登録

「板垣英憲情報局」はメルマガ(有料)での配信もしております。
お申し込みはこちら↓


blogosでも配信しております。お申し込みはこちら↓


にほんブログ村 政治ブログへ


 板垣英憲の最新著書 「ロスチャイルドの世界派遣奪還で日本の《政治・経済権力機構》はこうなる」(ヒカルランド刊)
  ■NEW司令系統で読み解くこの国のゆくえ―新帝王に小沢一郎が指名され、旧ロックフェラー派は大粛清、しかし日本は消費増税分の大半を上納しなければならない

詳細はこちら→ヒカルランド


 板垣英憲の最新著書 「TPP本当のネライ~あなたはどこまで知っていますか」(共栄書房刊)
 全国書店で発売中 定価(本体1500円+税)
■TPP本当のネライ―あなたはどこまで知っていますか2013年9月刊
まえがき
第 1 章 TPPとアメリカの食糧支配
第 2 章 TPPの最大のネライは保険だ
第 3 章 TPPで日本医療界への食い込み ―― 国民皆保険制度の崩壊
第 4 章 TPPで雇用はどうなる ―― 解雇自由の法制化
第 5 章 米国「軍産協同体」が防衛省を食い物に ―― 米国の肩代わりをする「国防軍」の建設
第 6 章 米国が日米事前協議で日本政府に強い圧力をかける
第 7 章 日本のTPP参加に向けての経緯
あとがき


**********板垣英憲『勉強会』の講演録DVD販売********
板垣英憲・講演録DVD 全国マスコミ研究会
3月開催の勉強会がDVDになりました。
 「世界支配権を掌握した金塊大国・日本の使命と役割」~世界銀行・エリザベス女王、ジェイコブ・ロスチャイルドの期待
その他過去の勉強会19種類をご用意しております。遠方でなかなか参加できない方など、ぜひご利用下さい。
板垣英憲・講演録DVD 全国マスコミ研究会

【板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作集】




『未来への挑戦「坂本龍馬」に学ぶ経営学』三菱財閥を築いた男・岩崎弥太郎が見た風雲児

目次

『未来への挑戦「坂本龍馬」に学ぶ経営学』 Ⅲ章 「外」に出て行く行動力 ②

〔岩崎弥太郎は、このころ何をしていたか?〕
 1856年(安政3年)、父親が酒席での喧嘩により投獄されたことを知り帰国。父親の免罪を訴えたことにより弥太郎も投獄され、不遇の一時期を過ごすことになりました。

つづきはこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)
携帯電話からのアクセスこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)

※ご購読期間中は、以下過去の掲載本全てがお読み頂けます。


『人生の達人~心に残る名言・遺訓・格言』(2000年6月11日刊)
『細川家の大陰謀~六百年かけた天下盗りの遺伝子』1994年1月5日刊(2000年6月11日刊)
『大富豪に学ぶ商売繁盛20の教訓―商機をつかむ知恵と決断』(2010年1月20日)
『内務省が復活する日』(1995年10月25日刊)
『情報流出のカラクリと管理術』(2003年3月10日刊)
『利権はこうしてつくられる』(1991年3月25日刊)
「『族』の研究~政・官・財を牛耳る政界実力者集団の群像」(1987年3月9日刊)
『愛する者へ遺した最期のことば』(1995年6月10日刊)
『自民党選挙の秘密』(1987年12月15日刊)
『小中学校の教科書が教えない 日の丸君が代の歴史』(1999年7月8日刊)
『大蔵・日銀と闇将軍~疑惑の全貌を暴く』(1995年5月26日刊)
『小泉純一郎 恐れず ひるまず とらわれず』(2001年6月15日刊 板垣英憲著)
『戦国自民党50年史-権力闘争史』(2005年12月刊 板垣英憲著)
『小沢一郎 七人の敵』(1996年2月6日)
『小沢一郎の時代』(1996年2月6日刊 同文書院刊)
『小沢一郎総理大臣』(2007年11月10日)
『小沢一郎総理大臣待望論』(1994年11月1日)
『ロックフェラーに翻弄される日本』(20074年11月20日)
『ブッシュの陰謀~対テロ戦争・知られざるシナリオ』2002年2月5日刊
『民主党派閥闘争史-民主党の行方』(2008年9月16日)
『民主党政変 政界大再編』(2010年5月6日)
『国際金融資本の罠に嵌った日本』(1999年6月25日刊)
『政治家の交渉術』2006年5月刊
『カルロス・ゴーンの言葉』(2006年11月刊)
「孫の二乗の法則~ソフトバンク孫正義の成功哲学」(2007年7月刊)


板垣英憲マスコミ事務所

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「北朝鮮の暗殺部隊に狙われ... | トップ | 第29回 板垣英憲「情報局... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
高天原には死体の腐臭が漂っている (高天原には死体の腐臭が漂っている)
2014-04-12 04:35:45
日経平均株価が来週初めも加味すると1週間で千数百円(10%)程度下落する。新年度から、都心と郊外との通勤者、繁華街の人手も目に見えて減っている。

それでは、
物事の成り行きの元である高天原界隈の状況はということであるが
・普段は夜間閉まっているはずの東電上野ダムのゲートが常時開いている(東電関係者の避難対策?)
・普段は開いているはずの東電南相木ダムのゲートは4月末頃まで閉まっている(雪はほとんど解けているのでナチス第4帝国用の造成地の確保?)
・高天原周辺には、異例の積雪の際に死んだ動物が多数腐って腐臭が漂っている
・御巣鷹山原発の入り口である栃倉沢への入り口の橋のゲートが極めて頑丈且つ人間も通れない特注の物と取り替えられている
・東電の電柱電線中心芯を利用した蜂の巣箱が大幅に増設されている
等、異例づくめの状況となっている。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

政治」カテゴリの最新記事