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田中慶秋法相がトップの「民社協会」は、政権交代を奇貨として、えげつない利権乗っ取り集団と化していた

2012年10月24日 03時24分23秒 | 政治
◆「死に体」にいくらドスを突き刺しても、生き返る望みはなく、無駄なことなのだが、政権に恋々とする権力の亡者は、権力放棄ができず、ひたすら見苦しい姿を晒し続ける。そして恥辱というものに鈍感である。それがいまの野田佳彦首相の醜態である。
 やはり恥というものを知らない鉄面皮の田中慶秋法相(拉致担当相)が10月23日午前9時、やっと辞表を野田佳彦首相に提出した。「体調不良」による健康上の理由ということで医師の診断書付きである。政治的には、これ以上、野田佳彦政権に迷惑をかけたくないという。だが、国民への謝罪は、一言もない。
 政治家と暴力団とのつながりは、いわゆる「腐れ縁」というべきケースが多く、それは深くて、切り難い。野田佳彦政権の他の閣僚にも、田中慶秋法相と同類の者が、散見する。週刊誌にまだ、尻尾をつかまれていないだけに過ぎない。しかし、死に体の政権である。これから寄って、たかって、胡散臭い閣僚の醜聞に食らいつき、しゃぶり尽くすことになるのは確実である。
そうなると、醜聞を炙り出された閣僚が、次から次へと辞任に追い込まれるという「ドミノ現象」が現出し、体中に矢を浴びて、七転八倒、遂には、野田佳彦政権は、野垂れ死にする。「後は野となれ、野田となれ」などと悠長に寝言を吐いている暇はなくなる。
◆田中慶秋法相は、民主党内の旧民社党(労働組合「同盟」)出身者の集まりである「民社協会」会長である。所属国会議員は 計38名。
役員構成は、会長=田中慶秋、理事長=川端達夫、専務理事=北橋健治※、常任理事=高木義明、山根隆治、吉田治 最高顧問=米沢隆※、中野寛成、常任相談役=玉置一弥(※は元衆議院議員)
 ○衆議院議員は 計24名。中井洽(11回、三重1区)中野寛成(11回、大阪8区)川端達夫(8回、滋賀1区)小平忠正(7回、北海道10区)高木義明(7回、長崎1区)田中慶秋(6回、神奈川5区)城島光力(4回、神奈川10区)伴野豊(4回、愛知8区)松原仁 (4回、東京3区)三井辨雄(4回、北海道2区)吉田治(4回、大阪4区)菊田真紀子(3回、新潟4区)高山智司(3回、埼玉15区)中塚一宏(3回、神奈川12区)古本伸一郎(3回、愛知11区)三日月大造(3回、滋賀3区)梶原康弘(2回、兵庫5区)鷲尾英一郎 (2回、新潟2区)野木実(1回、比例北関東)初鹿明博(1回、東京16区)浜本宏(1回、比例近畿)福島伸享(1回、茨城1区)向山好一(1回、兵庫2区)森山浩行(1回、大阪16区)
 ○参議院議員計14名。直嶋正行(4回、比例区)平田健二※(3回、岐阜県)柳田稔(3回・衆院2回、広島県)池口修次(2回、比例区)岩本司(2回、福岡県)金子洋一 (2回、神奈川県)小林正夫(2回、比例区)榛葉賀津也(2回、静岡県)藤原正司(2回、比例区)
柳澤光美(2回、比例区)山根隆治(2回、埼玉県)加賀谷健(1回、千葉県)川合孝典 (1回、比例区)玉置一弥(1回・衆院8回、比例区)=※平田健二は参議院議長就任により会派離脱中。
◆労働組合「連合」は、旧社会党系の「総評」(自治労、日教組など官公労、旧国労、電機連合、情報労連)と旧民社党系の「同盟」(電力総連、自動車労連、旧鉄労など)が一つになって出来た。しかし、系列は、むかしのままだ。
 このなかで旧民社党系の「民社協会」は、民主党政権が2009年9月に成立するや、「衆院任期4年の間に、自民党が握ってきた利権をできる限りモギ取れ」と全国の「旧同盟」系列労働組合幹部に、大号令をかけてきた。
 自民党系列の人脈がトップの座を押さえてきた各種業界団体をはじめ、社団法人や財団法人まで乗っ取れという指示である。政権が何年持つかわからないので、できるだけ早く作戦を展開するようハッパをかけられて労組幹部たちの間から不満の声が漏れてきた時期もある。
 要するに、政権交代を奇貨として、「民社協会」は、えげつない利権乗っ取り集団と化した。この頂点に立っていたのが、田中慶秋法相だったということである。

※Yahoo!ニュース個人


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