戌年の菅直人首相は、「駄犬」だ、「リーダー犬」を見つけられない国民は、「駄民」ならぬ「愚民」だ

2011年04月29日 19時32分36秒 | 政治
◆「4月29日」は「昭和の日」。もとは、1948年(昭和23年)の祝日法施行以来、国民の祝日である「昭和天皇の誕生日」とされていた。その後1989年(昭和64年)1月7日の今上天皇即位により、天皇誕生日は今上天皇の誕生日である12月23日に改められることとなった。だが、ゴールデンウイークの一角を構成する祝日を廃止することによる国民生活への影響が懸念されたことから、4月29日を「みどりの日」と改め、祝日として存続させることとなった。その後、2005年(平成17年)の祝日法改正により、2007年(平成19年)以降は「みどりの日」を5月4日に移動し、4月29日を「昭和の日」とすることとなった。
 もう1つ、冒険家・植村 直己さんが、世界で初めて犬ゾリ単独行で北極点到達したのが、1978年4月29日だった。植村さんは、1941年=昭和16年2月12日、兵庫県城崎郡日高町(現在の豊岡市)で生まれた。グリーンランド北部でのエスキモーとの共同生活を経たのち、1974年12月から1976年5月まで1年半かけての北極圏12000kmの犬ぞり探検に成功。1978年、ナショナルジオグラフィック協会からも資金提供を受け、犬ぞりを操って人類史上初の北極点単独行に成功、日本人として初めてナショナル・ジオグラフィック誌の表紙を飾った。
 時の福田赳夫政権は、国民栄誉賞を授賞することを検討していたころ、植村さんは、電通の道案内で首相官邸を訪れて、安倍晋太郎官房長官に会い、次の冒険「グリーンランド縦断」に向けて出発する報告をした。
 私は、この場面を取材していた。ところが、「アチャー」ということが目の前で起きてしまった。植村さんが、自分の顔が表紙を飾っているナショナル・ジオグラフィック誌を安倍官房長官に手渡す寸前、表紙にサインした際、「阿部晋太郎様」と書いてしまったからである。安倍官房長官は苦笑いしていた。
 私は、植村さんに握手してもらった。霜焼けのためかゴツゴツした感触がいまでも残ったいる。安倍官房長官が、気分を悪くしたのが、原因かどうかは確かめようもないが、植村さんは、国民栄誉賞をもらえなかった。
◆ところで、植村さんの犬ぞり探検成功を支えたのは、言うまでもなく、多くの犬たちだった。最初は、犬ぞりを上手く操れなかった。整然と走ってくれなかったからである。苦闘の末、やっと調子よく走ってくれるようになる。犬たちなかに、必ずしも見栄えはよくないが、「リーダー犬」がいるのに気づいたのだろう。「リーダー犬」を先頭に立てると、どの犬も懸命に走る。足の裏から血を出しながらも、死に物狂いに走るのである。
 北極点・グリーンランドの犬ぞり探検成功後、植村の冒険は苦難に満ちたものとなっていく。1984年2月12日、43歳の誕生日にマッキンリー世界初の厳冬期単独登頂を果たした。だが、翌2月13日に行われた交信以降は連絡が取れなくなり、消息不明となった。現在に至るまで遺体は発見されていない。このため、最後に植村の消息が確認された1984年2月13日が植村の命日とされた。43歳没。
 中曽根康弘首相(大正7年午年生まれ)は1984年4月19日、俳優の長谷川一夫さんとともに、植村さんに国民栄誉賞を授賞している。名言の1つに「あきらめないこと。どんな事態に直面してもあきらめないこと。結局、私のしことは、それだけのことだったのかもしれない」というのがある。
◆朝日新聞asahi.Comが4月29日午後6時52分、「内閣官房参与が辞意 政権の原発対応に不満」という見出しをつけて、以下のように配信している。
. 「内閣官房参与の小佐古敏荘・東大大学院教授(放射線安全学)が29日、東京・永田町で記者会見を開き、内閣官房参与を辞任する意向を表明した。理由について小佐古氏は、原発事故対応への提言について『いろいろと官邸に申し入れてきたが、受け入れられなかった』などと語った。小佐古氏は会見に先立ち、首相官邸を訪ねて辞表を提出した。同氏は東日本大震災発生後の3月16日、原発事故について菅政権から助言を求められて参与に就任。首相は3月末までに小佐古氏ら計6人の原子力専門家らを次々に内閣官房参与に任命した」
 1946年10月戌年生まれの菅直人首相は、どう見ても「リーダー犬」ではない。駄犬である。「菅直人政権」という犬ぞりが、上手く走れないのは、当たり前である。「リーダー犬」を見抜けない国民は、もっと愚民である。
 繰り返して言おう、戌年の菅直人首相は、「駄犬」だ。「リーダー犬」を見つけられない国民は、「駄民」ならぬ救い難い「愚民」だ。


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本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
米国が不人気菅政権をドン底まで落とし、総選挙で自民党復権、小泉純一郎首相再誕生画策する

◆〔特別情報①〕
 フリーメーソン・イルミナティ(ニューヨーク発)によると、米国オバマ政権(背後に米国最大財閥ディビッド・ロックフェラー)が、菅直人政権の「ダメさ加減」を徹底的に利用する作戦に映ったという。

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皇后陛下が、主婦から手渡された感動のスイセンの花束を御所へ

2011年04月29日 00時19分10秒 | 政治
◆スイセン(黄)の花言葉は、「私のもとへ帰って」「愛に応えて」。
 東日本大震災発生後、天皇、皇后両陛下が、4月27日、初めて、宮城県内の避難所を訪問された。このなかで、仙台市の宮城野体育館(2700人が避難)心温まる場面が見られた。
読売新聞4月28日付朝刊「社会面」(38面)は「『癒された』涙の被災者―「自宅跡のスイセン渡す」との見出しで、以下のように報じている。
「自宅を津波で失った主婦・佐藤美紀子さん(64)が、この日朝に見に行った自宅跡に咲いていたスイセンを花束にし、「このスイセンのように頑張ります」と、皇后さまに手渡した。皇后さまと握手した佐藤さんは「すごく元気を頂いた」と笑顔を見せた」
佐藤さなは、1995年1月17日午前5時46分に発生した阪神淡路大震災の際、天皇皇后両陛下が、現地を訪問され、御所の庭に咲いていたスイセンを摘んで持参され、それを被災地の「がれき」の一角にそっとおそなえされていたのを記憶していて、自宅跡に咲いていたスイセンを花束にして、手渡したのである。
 皇后陛下は、スイセンの花束を大事に持たれ、帰京された。
そして、翌28日は、東日本大地震発生から数えて「49日」(忌明けの日)に当たる。
 これは、皇后陛下と一般国民とが、心で固く結ばれていることを示すもので、被災民のみならず、多くの国民の心をなごませる出来事であって、それに引きかえ、菅直人首相が、被災地を視察して、避難民の一人から「総理、もう帰るんですか」と怒りの声をぶちまけたのとは、雲泥の差である。
 菅直人首相には「心」というものが全く感じられない。また、どんな言葉をかけようが、どんな表情で接しようが、何をもってしても「選挙向け」に見えてしまう。声を発せば「選挙演説」、手を差し伸べれば「選挙用握手」、これでは避難民の心を逆なでするばかりである。気の毒でならない。
 こんな指導者に復旧、復興を任せなくてはならないことは、今の日本の「最大不幸」である。

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小泉純一郎元首相が政界復帰、首相就任への動きを示している

◆〔特別情報①〕
 いささか、信じがたいのだが、小泉純一郎元首相が、政権復帰をめざして、動きを活発化している。実際に行動しているのは、小泉純一郎元首相秘書・飯島勲氏であるが、「小泉純一郎首相」の復活をめざしているという。

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