◆アッケラカンな性格の麻生太郎首相に「景気回復」への起爆力を期待してきたのだが、すっかり期待外れの体に、がっかりである。倒産、派遣切り、内定取消し、失業ブラジル人のホームレス、飛び込み自殺者の急増など、世の中は、雇用不安から社会不安へと深刻化しており、このまま放置していると治安不安へと悪化しかねない情勢である。
福田康夫前首相は、「後期高齢者医療制度」により75歳以上の高齢者1300万人を敵に回し、麻生太郎首相は、「たらたら飲んだり食ったりしている連中のカネを何でオレが払わなければならないんだ」と思わず本音を漏らして、65歳以上の高齢者1400万人を敵に回してまった。
◆この結果、麻生政権に対する支持率の低落が止まらず、ついに20%台に突入し、これまで強気を押し通してきた麻生太郎首相は、「私に責任がある」と認める発言をしている。にもかかわらず、河村建夫官房長官は、「麻生カラーが影を潜めたのが、その結果につながったのではないか」と相変わらず、ピンボケなことを言い続けており、もはやバカにつける薬はない。支持率低下の最大の原因が、「麻生カラー」そのものにあることに気づこうとしていないからである。
おまけに、河村官房長官にも原因の一端があるのに、鈍感の極みである。女房役であるはずの河村官房長官の小粒で間抜けな顔つきが、バカ殿様のバカさ加減を一層増幅しているのである。この人物が文部科学大臣だったとは、日本の教育の前途は、真っ暗である。
◆麻生首相の「麻生カラー」は、本人が認めているように「漫画好き」というところから発している。どうも頭のなかは、「漫画だらけ」とお見受けする。
これがカラーとして身に染み付いているのか、発言が、とれもこれも漫画っぽい。それも、サービス精神の発露だけならともかく、「ブラックユーモア」が連発されたのでは、被害者続出である。多くの聴衆を傷つけている。
「下々のみなさん」と呼びかけたのは、国民の大多数を「下々」と日ごろから思っている正直な発言であるけれど、ニコニコ笑っていられるのは、狂気と紙一重である。かつて野中広務元官房長官が、多くの人がいるなかで、差別発言されたとして麻生首相を毛嫌いしているのは、理解できる。
麻生首相の失言の大半は、実のところ「本音」であるだけに始末が悪い。小沢一郎代表率いる民主党を「ナチス」よばわりしてみたり、医者のことを「非常識な連中」と評してみたり、本当に自分に正直な首相である。いかに正直は美徳であるとはいえ、いかにもデリカシーがない。政治家は、本来、「ウソツキ」を生業としているはずなのに、これでは「政治家の資質に欠ける」と断じざるを得ない。
◆民主主義社会の政治は、言論によって成り立ち、演説によって競い合うのを基本しているのであるけれど、演説は、ディベートの手段ではあっても、他人を傷つけるのが目的ではない。少なくとも政治家には、美しい日本語を使ってもらいたい。言葉が亡べば、国が亡ぶ。
麻生首相は、自らを「生まれはいいが、育ちは悪い」といい、庶民性をアピールしてきた。だが、残念ながら、大多数の国民は、麻生首相ほど生まれは良くなくても、育ちは、良いのである。それは、「他人を言葉で傷つけてはならない」という徳目をよく知っているからである。バカ兄弟が、国政の頂点に立ち、その檜舞台でバカを続けているのであるから、「劇画」ならまだしも、これは「漫画」である。その多くの国民から、「お坊ちゃま首相、とっとと引っ込め!」と本心からのリコール攻勢が始まっている。
板垣英憲マスコミ事務所

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福田康夫前首相は、「後期高齢者医療制度」により75歳以上の高齢者1300万人を敵に回し、麻生太郎首相は、「たらたら飲んだり食ったりしている連中のカネを何でオレが払わなければならないんだ」と思わず本音を漏らして、65歳以上の高齢者1400万人を敵に回してまった。
◆この結果、麻生政権に対する支持率の低落が止まらず、ついに20%台に突入し、これまで強気を押し通してきた麻生太郎首相は、「私に責任がある」と認める発言をしている。にもかかわらず、河村建夫官房長官は、「麻生カラーが影を潜めたのが、その結果につながったのではないか」と相変わらず、ピンボケなことを言い続けており、もはやバカにつける薬はない。支持率低下の最大の原因が、「麻生カラー」そのものにあることに気づこうとしていないからである。
おまけに、河村官房長官にも原因の一端があるのに、鈍感の極みである。女房役であるはずの河村官房長官の小粒で間抜けな顔つきが、バカ殿様のバカさ加減を一層増幅しているのである。この人物が文部科学大臣だったとは、日本の教育の前途は、真っ暗である。
◆麻生首相の「麻生カラー」は、本人が認めているように「漫画好き」というところから発している。どうも頭のなかは、「漫画だらけ」とお見受けする。
これがカラーとして身に染み付いているのか、発言が、とれもこれも漫画っぽい。それも、サービス精神の発露だけならともかく、「ブラックユーモア」が連発されたのでは、被害者続出である。多くの聴衆を傷つけている。
「下々のみなさん」と呼びかけたのは、国民の大多数を「下々」と日ごろから思っている正直な発言であるけれど、ニコニコ笑っていられるのは、狂気と紙一重である。かつて野中広務元官房長官が、多くの人がいるなかで、差別発言されたとして麻生首相を毛嫌いしているのは、理解できる。
麻生首相の失言の大半は、実のところ「本音」であるだけに始末が悪い。小沢一郎代表率いる民主党を「ナチス」よばわりしてみたり、医者のことを「非常識な連中」と評してみたり、本当に自分に正直な首相である。いかに正直は美徳であるとはいえ、いかにもデリカシーがない。政治家は、本来、「ウソツキ」を生業としているはずなのに、これでは「政治家の資質に欠ける」と断じざるを得ない。
◆民主主義社会の政治は、言論によって成り立ち、演説によって競い合うのを基本しているのであるけれど、演説は、ディベートの手段ではあっても、他人を傷つけるのが目的ではない。少なくとも政治家には、美しい日本語を使ってもらいたい。言葉が亡べば、国が亡ぶ。
麻生首相は、自らを「生まれはいいが、育ちは悪い」といい、庶民性をアピールしてきた。だが、残念ながら、大多数の国民は、麻生首相ほど生まれは良くなくても、育ちは、良いのである。それは、「他人を言葉で傷つけてはならない」という徳目をよく知っているからである。バカ兄弟が、国政の頂点に立ち、その檜舞台でバカを続けているのであるから、「劇画」ならまだしも、これは「漫画」である。その多くの国民から、「お坊ちゃま首相、とっとと引っ込め!」と本心からのリコール攻勢が始まっている。
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