小泉首相が政権を維持するための「20の条件」とは

2005年05月01日 09時49分02秒 | 政治
自民党内の大勢は賛成 首相、郵政解散を否定 (共同通信) - goo ニュース

 小泉首相が「長期安定政権」になり、構造改革に成功するためには、次の「20の条件」を満たさなくてはならない。これらのうちどれを軽視しても、政権にとって命取りとなる危険がある。
 ①の条件 強力なリーダーシップ
 ②の条件 小泉首相の健康維持
 ③の条件 情報収集力
 ④の条件 圧倒的多数の勢力形成
 ⑤の条件 参議院議員選挙・総選挙での勝利
 ⑥の条件 挙党体制の確立と、友党との結束
 ⑦の条件 マスコミとの関係良好
 ⑧の条件 用心深い首相の発言
 ⑨の条件 国民世論への配慮
 ⑩の条件 小泉政権の求心力
 ⑪の条件 潤沢な資金力の確保
 ⑫の条件 官僚の支持
 ⑬の条件 野党対策
 ⑭の条件 内政・外交の失敗を回避
 ⑮の条件 最悪のシナリオ・東アジアの戦乱への構え
 ⑯の条件 本来、不況に強い自民党のパワーを再生、発揮する
 ⑰の条件 円をバランスよく安定させる
 ⑱の条件 閣僚、副大臣、政務官などのポストの安定を確保する ⑲の条件 閣内の統一
 ⑳の条件 調整役の存在

 ①~⑳まで、政権を揺るがすほど決定的な「打撃」を与えるものは、見当たらない。「郵政民営化法案」をめぐって、自民党内から強い抵抗を受けてはいるものの、「反対派・抵抗勢力」ともに、自民党分裂を覚悟してでも「反小泉」を貫けるような政治家は、実は一人もいないのが実情である。
 小泉首相を「衆議院解散・総選挙」に追い込めば、自民党が12年前に野党に転落する危険があるとの「悪夢」が蘇り、小泉政権を倒せるほどの力にはなり得ない。


コメント (1)
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