素晴らしい。でも惜しい。

　皆さんは、写真のガイドマップを見たことがありますか？北海道新幹線の開業を機に、「北海道新幹線新函館開業対策推進機構」という組織が発行した、新函館北斗駅からの交通アクセスと函館市内の公共交通のガイドマップなんです。
　公共交通機関に携わっている自分が言うのも何ですが、すごく良くできています。観光客にとって、出発地から目的地までの交通手段、乗り継ぎ場所、乗り継ぎ経路などが、これほど分かりやすくなっているのを、他に見たことがありません。
　しかし分かりやすいことと見やすいことが、これほど違うことだと感じさせる一枚も、他に見たことがありません。乗り継ぎをあまりにも分かりやすく表示したため、字が小さすぎて私の目では読めません。もちろん目の良い方は大丈夫なのかもしれません。
　上記の推進機構が廃止になったため、新年度に函館市が300万円の予算で印刷する予定になっています。新年度予算案では交通系ガイドマップ作成経費となっていたため、来週月曜日の予算特別委員会総務分科会でその内容などを確認しようとしたら、「この」マップだということが分かりましたが、見づらさの解消の考えも合わせて確認したいと思っています。
　折角の良いものですから‥‥お金も掛けるのですから。