一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

942 人肌の温み恋しきあぢさゐ忌  映子

2013年06月06日 | 

①    博多の選擇寺では、江戸から明治にかけて、遊郭で亡くなった遊女たちの投げ込み寺だったとか。そして、江戸末期、遊女雪友が母親の菩提を弔うために何百両も寄進したことから、雪友とともに、無縁仏になった遊女たちの霊を慰める、「紫陽花忌」が6月27日に営まれるようになった。

②    「花の命は短くて苦しきことのみ多かりき」と詠んだ林芙美子の命日(6・28)も「紫陽花忌」と呼ばれている。

③    最近では、石原裕次郎の忌日(7・17)も「紫陽花忌」と呼ばれているそうです。

 さて、この句の「あぢさゐ忌」誰の忌日か分かりませんが、どれでも良さそうですね。

バイカウツギ(梅花空木)

 

 

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