一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

961  羅をまとひ寸時も気を抜かず  多可

2013年06月28日 | 

961  羅をまとひ寸時も気を抜かず  多可

(うすものを まといすんじも きをぬかず)

もともと羅(ら、うすもの)とは、鳥や小動物などを捕獲するための網を意味する言葉だったが、絡み織を用いた目の粗い絹織物の一種で、網のような薄物を指す言葉にもなった。

 その年初めて、肌が透けて見える様な薄物を着て外出でもすると、その女性の性格にもよるだろうが、確かに他人の視線が気になり緊張感のある時間になるだろう。

山椒の実

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする