80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

暑中お見舞い申し上げます

2024-07-10 13:00:20 | 総務部
暑い日が続いておりますが皆さまいかがお過ごしでしょうか。
これからが夏本番。水分塩分補給でどうぞお体十分ご自愛下さい。

さて、そんなわけでエアコンをつけてもなかなか手が動かない今日この頃なのですが、気分を変えましょうということで、PLUMの115系300番代(長ナノC9編成)をいじりはじめました。ワインレッドの身延線がラインオフしてから・・・というソフトな誓いはここに封印されたのであります。笑



といっても、ボディはまだクハ2両の天井の湯口をカットしただけ。基本的な造形は秀逸なので、モールドで表現とされている前面の手すりのうち、窓下の長いものだけ真鍮線に置き換えようと思っています。



床下はクハ2両分組み立てました。他編成との混結は想定しないので、運転台側のカプラーはキット付属のものを取り付けました。連結面側のカプラーは未定ですが、自家製の通電カプラーを投入したい気持ちもあるので台座は接着済みです。



台車は密封コロ軸受タイプのTOMIX製品を使いますが取付方法についてはノープラン。ま、なんとかなるでしょ。。笑




そしてクモユニ143について、手はまだ動いていませんがw、動かすに足る新たな情報が見つかりました。

以前のブログでDT21Cの台車枠の先端に「踏面清掃装置が付いているハズだが詳細不明、情報求ム」と書いたところ、先日友人が宇部・小野田線のクモハ123(元クモニ143)が履いているDT21Cのかなり鮮明な真横写真を送ってくれました。ありがとうございます。

で、台車枠の端に「何か」付いていそうなのは分ったものの、残念ながら画角の関係で十分確認できませんでした。しかし待てよ!?・・・と。クモハ123なら自分で撮った写真があるじゃぁないか!ということに気付き、宇部新川駅で撮ったクモハ123-3の写真をHDDの奥から引っ張り出しました。



逆光かつ床下ということでかなり潰れた写真を補正してみたところ、3位寄りの台車枠端には何かステーらしきものが見えます。が、これが踏面清掃装置の架台なのかは判然としません。



同じ側の1位寄りを見ると、な、なんと何も付いていません!2-4位側が分かりませんが益々謎は深まるばかり。まあ模型の床下はというと主抵抗器などがオーバースケールで余裕がまったくない状況ですから、あまり詮索せずにスパッと割愛した方がよさそうです。



あと、今回の情報提供の副産物というにはあまりに大きな話なのですが、実はこの時パンタ周りの配管のアップ写真も撮っていたのです。微低屋根でこそありませんがクモハ123の改造タネ車のクモニ143はクモユニ143と兄弟。パンタ鍵外し装置を含む車内引込部カバー周辺の構造がイマイチ分かりませんが、少なくともこれと同じ見た目で作ればOKということになります。ちなみにこの写真をUPした時は「誰かの参考まで」と書いたのですが、後年、まさか自分の役に立つとは思いもよりませんでした。



ということで、しばらくはワインレッドとアドバンスブルーの2つの115系編成を並行して進めていきたいと思います。

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クモユニ143の製作(5)

2024-07-06 00:03:31 | 中央東線周辺
あまり進んでいませんが途中経過をご報告。

下回りはひとまず完成しました。床板、ユニット化した床下機器、台車それぞれにマットブラックを吹いてから組み立てたところです。台車にはt0.1燐青銅板から切り出した自家製の集電シューを取り付けてあります。



スカートはKATOの165系用Assyパーツを使用。ゴム系接着剤と瞬着を盛り付けて床板に固定してあります。



2位と4位の乗務員ステップ(エンドウ)は台車の回転に支障するので、折り曲げてある両サイドを2/3ぐらいニッパーでカットし、ほぼレリーフ状にしてから取付けました。また、台車も、ブレーキシリンダ―はじめ出っ張っている部分はことごとくカットし、やっとのことでこの写真ぐらいは曲がるようになりました。



車内はほとんど見えないので、車体幅の固定と床板どめを兼ねた4×10mmという太めのヒノキ材の横梁を2か所に入れました。床下機器ユニットもこのネジで共どめになります。



車体と下回りを仮固定したところ。プラ製の台車枠は軸受メタルを入れ、ボルスターを金属製に交換しただけで裏補強用の金属フレームは使っていませんが、実に安定した転がりをみせていてひと安心です。



続いて屋根板の下ごしらえをします。溶きパテでコーティングした表面を耐水ペーパーで仕上げたら、カッターと棒ヤスリでご覧のような“微低屋根”を削り出します。実車は車体中央部で20mm低くなっているそうですが、厳密に測って表現できるわけもなく、モハ114同様にフィーリングでわずかな窪みを表現しました。



ベンチレーターと送風機カバーを仮置きしてみます。箱型ベンチレーターはPLUMの201系キットに入っていたパーツの余りで、取付足部分を削って高さをわずかに落としてあります。2か所ある送風機カバーはKATOの「サハシ165用ベンチレーター/送風機セット」に含まれるパーツです。パンタ周辺の配管の取り回しが不明で手が止まっていたのですが、実車や模型の写真が少し集まってきたのでなんとか突破できそうです。


コメント (2)
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