80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

SKRC様の公開運転会におじゃましました

2022-06-13 00:26:26 | 運転会
先日情報共有させていただいたSKRC新小金井レールクラブ様の公開運転会におじゃましました。



ホビーセンターカトー東京店の2F奥のイベントスペースに展開されたレイアウト。ユニトラックを使用した7本のエンドレスに駅とヤードがゆったり配置されています。先日発売されたR1546/R1606の大半径レールが随所に使われていて長編成の列車が優美に通過していく姿がかっこいい!! 奥の運転席では子どもたちが実際にコントローラーを操作して体験運転を楽しんでいます。



今回お誘いいただいたMr.youさんのキハ58系をベースとしたカラフルな“色替え”気動車群。これだけで気動車区が成立しそうなボリュームに圧倒されました。実際に見て、乗って、刺激を受けて製作される場合が多いとのこと。ワカリマス♪



メンバーの土地柄も反映して中央線モノが多いのも心をくすぐられます。奥にEF13に牽かれるマヌ付きの旧型客車。EF13は天賞堂ベースだそうですが、塗装はもとより納得ゆくまで整備し直したとのことでとても実感的です。その脇をクモニ・クモユニを連結した115系300番台が駆け抜け、手前は151系「こだま」ですが目を細めれば181系時代の「あずさ」の雰囲気も。給炭設備などのストラクチャーはすべて手作りとのことで、ウェザリングも効いて素敵です。



この跨線橋もいい感じですねー!



C62 2+C62 3が牽くのは急行「ニセコ」でしょうか。迫力のサウンドは大きなハコでの運転会ならではの楽しみですね。



今回私はお言葉に甘えて591系高速試験電車、東急5200系、上信電鉄500形、富士急行7000形を持参して運転させていただきました。悲しいかなまともな自作完動車両はこのぐらいしかないのでどこの運転会報告でも登場します(笑)。本日はご欠席でしたがメンバーの中には“紙技師”もいらっしゃるとのことなので、機会があればぜひお会いしたいと思います。



ということで、お誘いいただいたMr.youさんはじめ本会の皆様、一般対応でお忙しいなか大変お世話になり、ありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お座敷運転会

2022-06-12 00:34:23 | 運転会
恒例のお座敷運転会でした。多くの参加者があり二間続きの会場も手狭に感じるほどの盛況ぶり。
出向で広島から宇都宮に単身赴任されたばかりのまろねふさんが見学という形でしたがご参加になり親睦を深めることができました。



今回も国鉄、JR、私鉄と思い思いの車両が走り回っていましたが、私はというとめぼしい完成車がないので東急5200系や591系高速試験電車、ブルサンコンテナなど変わり映えしないラインナップでございました。。



そんな中で久々に引っ張り出した181系「あずさ」。中古のカツミ4両とTOMIXの485系改造の4両の混成で、動力も縦型モーターとMPの混成ですが快調に走ってくれました。あと1ユニット追加してフル編成にしたいところ。(と10年前から言ってます笑)



変わりダネでは、スイス・レーティッシュ鉄道のフラットカー(完成)とCOOPコンテナ(未完)を走らせてみましたが、ヨーロピアンな彼らは畳文化に馴染めず特に前者は脱線しまくりで、かろうじて後者が赤熊に牽かれて周回することができました。



T部長会場の手配ありがとうございました。そしてご参加の皆様お疲れさまでした。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SKRC様公開運転会のご案内(6/11(土)・12(日))

2022-06-07 12:04:13 | 運転会
いつもお世話になっているMr.you様より、所属されている新小金井レールクラブ(SKRC)様のHOゲージ公開運転会の情報をご提供いただきましたので共有します。

日時:令和4年6月11日(土)10:30~18:00、12日(日)10:30~16:00
場所:ホビーセンターカトー東京店2F
   (東京都新宿区西落合1-24-10,都営大江戸線落合南長崎駅下車徒歩5分,Pあり)
内容:同会メンバーによるデモ運転会、ちびっこ体験運転会、加工品展示など


お誘いいただきましたので管理人も6/12(日)にうかがう予定。ウェザリング、精密化、塗替、DCCサウンド等の加工派モデラーが揃っておられるということなので楽しみです。お時間のある方ぜひご一緒しましょう!





Twitter:https://twitter.com/shinkoganei_rc
Instagram:https://www.instagram.com/skrc_shinkoganei/
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCPz4gVbevBUSFEpY5D8XZ7Q
ホビーセンターカトー東京店:https://www.hobbycenterkato.com/tokyo


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

213系5000番代の製作(2)

2022-06-05 19:15:50 | 中央東線周辺
連結面側の妻板を作ります。外・内2枚構成とし、外板は薄手の#300スノーマットに表裏反転したビードと手すり位置をプリントして貫通路を抜いておきます(上段)。内貼りは厚手の#400スノーマットに貫通ドアの窓を開けます(下段)。両方とも軽くサーフェーサーを吹いて研磨してあります。



外板はφ0.4ドリルで手すり穴を開けた後、エバーグリーンの波板を下に敷いて鉄筆でビードを押し出します。判別しやすいように波板の溝にはスミ入れしてあり、これにビードの線を合わせて強く押し引くと表に適度な線が浮き出すもので、これまでにE127系100番代、キハ120、東急5200系などの製作でも採り入れてきました。



出来上がりはこんな感じ。分かりやすいように光線状態を吟味した「誇張写真」ですので現物はもう少しおとなしめです。



内、外板を貼り合わせ、ついでに厚紙から切り出したMc車の冷却風ダクトも貼り合わせておきます。普通は箱組みの際に妻面を下にしてコーナーをイモ付けしたりしますが、今回はビードがあってそうした置き方はそもそもできないためダクトも一緒に付けてしまいました。ならば手すりも一緒に・・・?とも考えましたが、さすがに接着や研磨の邪魔になりそうなのでやめました。



ちなみに貫通幌は手持ちのTOMIXのパーツ(型番不詳;電車用)のツメをカットしてこんな感じで取り付けられるようにしました。これも実際の取り付けは塗装後です。



車体側板との合いをチェックします。大は小を兼ねるではないですが屋根を少し深めに切り出してあるので0.5mmぐらい側板が寸足らずとなっており、これがぴったり一致するまで屋根を削って調整します。車体の方はこんな感じで粛々と組み立てていけばいいのですが・・・




さて問題は下回りです。同世代とあって211系又は205系の床下機器の多くが流用できるのですがエンドウの市場在庫が払底しています。手持ちのジャンクパーツだけでは到底まかないきれず、さりとてスクラッチするのも気が重いので、ワルイコトとは知りながら(爆)アクラスのモハ204・205キットを購入してそこから流用することにしました。いやご心配なく、車体をポイするようなことはいたしません。何とか活用します。



撮影してきた写真をペタペタ貼って即席の床下機器見取り図を作り、使えそうな機器、形が似ている機器を片っ端から両面テープで仮止めしていきます。足りないものはジャンク箱から探して追加した結果95%ぐらいは埋めることができました。205系パーツも9割以上は活用できたのでシメシメです。



コンプレッサーの除湿装置(右端)は少し形が違いますが205系のもので十分いけますね。コンプレッサー本体は気力体力があったらスクラッチしようと思いますが、サイズ感がぴったりなので、当面はこの205系の「ちょっと残念なC2000」風情のものを付けておくことにします。



主抵抗器(中央上)もモールドが迫力に欠けるのでZugの西武新101系キットの余り(下段)で置き換えようと思います。ちなみに左端で見切れているのは補助電源装置(DC-DCコンバータ)で、205系には該当する機器が無いため網が似ているモハ204の「フィルタ装置」と「補助抵抗器」を充てがってありますが、さーてどうしますかねといったところです。



で、床下を供出してしまった205系ボディの身の処し方ですが、ためしに図面を折ってみると・・・
う~んはなぢ出そう。。。笑


(7割本気です)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

213系5000番台の製作(1)

2022-06-03 00:21:16 | 中央東線周辺
JR東海の213系5000番台を作っていきます。緊急プロジェクト?につき短期決戦(のつもり)です。



資料はこの雑誌と先日の実車観察でだいたい揃いました。鉄ピク掲載の形式図をもとにスケールダウンしています。



「211系顔」をなんとかラクして作りたいと思い探したところ、SHINMEI MODELさんが1/80の3Dパーツを配布されているのを発見しさっそく取り寄せました。材質は水洗いレジンでタイプ違いのライトケースや手すりなどが別パーツとして同梱されています。造詣はシャープで実車の「顔」が忠実に再現されています。これが入手できたから着工したと言っても過言ではありません。ちなみにパーミル製211系キット対応品とされています。



ペーパールーフ方式で製作するため断面図を描いて展開寸法を求めますが何度やっても肩のカーブが前面と合いません。しばし考え込んで手持ちの211系の写真などを見ているうちに「!」と気付きました。合わなくて正解なのです。



念のため実車で確認してきました。“いかり肩”の前面に合わせて雨樋カバーが取り付けられ屋根との間が空洞になっているんですね。



何度か調整した断面図を切り抜き、帯を巻いて展開寸法を求めます。



いつものようにWordでさくっと型紙を作図してプリンタ出力。Mc、Tcとも基本的には同型なので1つのデータで2枚出力しています。



腰板と幕板のビードは鉄筆による押出し工法で表現するため、裏側にこれらの位置をケガいておきます。なお今回屋根ビードはシール紙で表現してみようと考えています。



あらかじめ曲げぐせをつけるため、屋根肩と腰にカッターで軽くスジをつけてから一気に曲げます。



それにしても前面が半完成というのは気分的にラクですね。窓も抜いてないのにもう完成したつもりになっています。笑


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする