80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

はやぶさ完結編(序)

2021-09-22 02:51:47 | 九州・山陽方面
KATOから待望の20系寝台客車が再生産発売されたので、ナロネ21を1両とナハネ20を4両を買い求めました。これで編成仕立てを進めていた1972~75年頃の20系末期の「はやぶさ」フル編成が完結へ向けて大きく動きだしました。



KATOの20系は、その出来栄えに魅せられて1995年の発売と同時に基本セットを買い求めたのですが、当時は走らせるスペースも潤沢ではなくナハネ20は2両買ったのみでした。それが敗因で、以後、状態の良さげな中古品を見つけては少しずつ買い足したものの編成は伸びず再生産を待ち望む日々が続きました。

仕方なくナハネフ23のAssyボディを改造してみたり・・・。割とうまく改造できたので、これはこれで編成に組み込む予定です。2本ぐらい改造予定のAssyが余りましたのでご希望の方がいればお分けいたします。内装・下回りなしのボディだけですが。



1972年3月15日改正で基本編成のナロネが21から22に組み替えられたとのことで、カツミの中古を購入して内装までは作り込みました。ドアや塗装をKATO並に合わせるのがもっかの課題です。



牽引機はEF65 509を予定しています。カツミの古いPFの足回りにKATOのP型特急塗装のAssyボディを組み合わせたものです。普通はボディを活かして足回りをリニューアルするものですが見事に逆をいってます。(笑)なんかおマヌケな顔をしてると思ったらスノープラウがありません。手すりの曲がりもひどいですねぇ。。ライトも非点灯・・・。ほぼ完成してる気でいたのですが、まだまだ手を入れる必要がありそうです。



しかしDV-181モーター×2はかなり強力ですよ。車輪踏面のクリーニングとギヤのグリスアップをしたらカニ21含めた15両フル編成を余裕で牽きました。音はさすがにアレですけどね♪



ということで、はやぶさフル編成完結へ向けて、カマと客車の仕上げを進めていきたいと思います。


で、番外編ですが・・・九州島内でお世話になるED73の牽引テストもしてみました。え、73に見えない?
うーん心の目で見てください。。汗(注:ED73に化かす予定のトラムウェイのED71動力ユニットです)



結果はこちらも良好。まあプラ客車の平坦線テストですから牽けて当たり前なんですけど、ペーパーボディでも十分いけそうだという手ごたえが感じられただけでも大きな収穫です。



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【レーティッシュ鉄道】フラットカーの製作(9・完成)

2021-09-19 23:14:36 | 海外
塗装の前にまだ付け忘れているものがあるのに気付きました。車端部のステップです。実車はシースルーの踏板が使われているように見えますが、小さなパーツなので雰囲気重視でプラ板でちゃちゃっと作りました。



金属部分にメタルプライマーを塗り、全体にサーフェーサーを吹いてからイモ付けした部分を中心に軽くペーパーがけします。



実車はほとんどがグレーとも茶とも黒ともつかぬ色合いをしていますが、新製時はグレーとのことでBEMOの模型もそうなっていますので、手持ちのライトグレー系の中からタミヤの「ライトゴーストグレイ(AS-26)」をチョイス。手すりなどに色差しのうえ、床上に木目シールを貼り、台車とカプラーを取り付けて完成としました。



車端部の拡大です。手すりポールは黄色で根元が赤。一応マスキングして塗り分けましたが吹き込みが修正しきれずボケボケ気味です。。フレーム下に付くフックらしきものの頭も黄色に塗ってあります。



反対側も同じで、さらにハンドブレーキホイールも赤く塗りました。



荷台には木材が敷き詰められているので、スニ30の床に貼ったものと同じフリー素材のウッドデッキ模様をプリントしたシールを貼りました。表面保護のため艶消しのトップコートを吹いてあります。



実はレタリングがまだなのですが、実車は車両の規格や制限などがこと細かに書かれたブロックがあり、その内容が未解明なのと、他車分とまとめてインレタかデカールを作る予定にしているのでペンディングとしました。

かくしてレーティッシュ鉄道ベルニナ線の列車シリーズ第1号はまさかの丸太運搬車(笑)となりましたが、次からはいよいよ客車を作っていきたいと思います。


・・・と思っていたら、なんだか楽しそうな「沼」を発見してしまいました。とりあえずもう1両、短期決戦でこんな貨車を作ってみようかな~。。



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【レーティッシュ鉄道】フラットカーの製作(8)

2021-09-18 18:58:17 | 海外
フラットカー“Sp-w”を仕上げていきます。
前回の投稿では「少しだけディティールを追加すれば塗装OK!」みたいなことを書きましたがまっ赤なウソでした。まだまだ先は長かった・・・

台枠の中央付近に付いている「何だか分からないモノ」を作ります。プラ板で囲った枠の裏側に(細いプラ棒がなかったので)ビニールコードを短く切ったものを挟み、その下から台枠内部に貫通するようにφ0.5洋白線で配管を表現しています。たぶんブレーキ関係の「何か」だとは思うのですが、どなたかご存じの方教えてください。



覗くと何が見えるのか分からない穴を開け、その右手に、回すと何が起きるのか分からないハンドル様のものを接着します。もう分からないものだらけ・・・w



フレーム下の四隅には、押すと何が起きるのか分からないボタン様のものを接着。四角いプラ板の中央にφ0.8真鍮線を通したものです。実車では黄色く塗られているのでエマージェンシー関係かと思います。(21:35追記:他の貨車の鮮明な写真を見たところ電気的要素ゼロっぽいので、どうやらだたの吊り下げ用フックのようです。)




前後両エンドに手すりを2本ずつ立てます。実車は空荷の時は折り畳んでおけるように根元がヒンジになっていますが、さすがにそこまで凝れないので立てっぱです。



場所的に引っかけやすいのでステーとの結合には気をつかいました。細く切った波板の溝を1本だけ深彫りし、そこにφ0.5洋白線を挟んでサンドイッチします。



タミヤセメントでプラどうしを溶着させたあと、瞬着でコーティングして完全固着。



ハンドブレーキホイールはスポークタイプではなく、レンコンのような丸穴が開いたタイプで、エコーの床下につける「ハンドブレーキホイール(中)」が使えるかと期待したのですが、表側にステーがモールドされていて、これを削って整形するのは至難の業なので諦めました。



仕方ないのでプラ板をφ3mmパンチで抜いたものに穴を開けて自作しました。
車票差しはハンドブレーキ側の両サイドにあり、「差す」というよりはネットで「挟む」ような構造になっています。実車同様にネットを表現するためメッシュを探しましたが適当な編目サイズのものがなく、ストックのあった真鍮網目板で表現しました。



この車票差し(入れ)、写真で見る限りそれとしか見えないものの本当にそうなのか自信がなかったので調べてみました。しかし「車票」はもとより「伝票」や「送り状」で検索しても出てこず、鉄道用語辞典のドイツ語版みたいなページでやっと解明に成功しました。ツェッテルカステンというのだそうです。Aから順番に調べてZで発見!ですよ。S、Tあたりで挫折しかけたのですが執念で完走して良かった。笑

dybas(Die Bahnseiten = 貨車に焦点を当てたオンライン大要)より)


Google先生のインスタント翻訳ではこうなります。ノートボックス、スリップボックス、カードボックス・・・
訳がブレブレですやん(原文がそうなってるのか?笑)



ちなみにビジネス方面で「ツェッテルカステン」というとカード型情報整理法の一種だそうで、私は習った記憶がありませんが、ふせんを貼りまくる「KJ法」ならよくやりました。親戚みたいなものでしょうか。


ということで今度こそ最終の準備が整いました。台風が行ってしまえば明日にでも塗装したいと思います。



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年内にとりあえず着工する案件その2

2021-09-14 21:59:43 | 北陸方面
とりあえず年内に3編成ぐらい着工だけして心の安定を図りたい・・・みたいな話を以前書きました。
その1本目がレーティッシュ鉄道なのですが、ぼつぼつ2本目もメドをつけたいと思ってパーツを集め始めました。

ブツはこちら。えちごトキめき鉄道の話題の新車?413系+クハ455-700番台であります。あんたも好きねぇ..笑

えちごトキめき鉄道公式HPより)


自分は基本、まがいものは好きではないのですが、クリームとローズピンクの交直流急行色は別格。もう413系だろうがなんでも許しちゃいます。なんなら103系に塗ってもらっても結構!(・・・はさすがにウソw)



クモハ413-6とモハ412-6はペーパースクラッチ、クハ455-701はストックのあった小高のペーパーキット(モハ152)をタネ車にしようと思います。実はカツミのジャンク581系で419系を作るために集めていたパーツをかなり転用しています。こうやって追い剥ぎに遭った車両数知れず・・・。



ところで我が家にはエンドウの413系(クハ455-700セット)なんてものもあります。これを塗り替えちゃうという選択肢もあるのですが、実はこちらは亡き友人の形見につき大切にこのままの姿で保存しなければなりません。でも製作の参考にはしたいと思います。



で、久々にクハ455を取り出してみてびっくりしました。このドア配置どうみてもおかしいでしょ!?実車はサハ455から改造されていてオリジナルのクハ455とは微妙に寸法が違うらしいのですがさすがにこんな前にはついてないでしょう。



ネットの写真でもう答えは出てるのですが、念のため自分のコレクションを探したら写真がありました。JR時代のクハ455-702です。ね、窓こそないけど乗務員ドアの後ろには他の急行形クハと同じく、細窓1個分ぐらいのスペースはあるのですよ。エンドーさんどうしてこうなった!!!

(JR西日本 クハ455-702,2011.1.24,糸魚川)


ということで、まだすぐには着工しないけれど、レーティッシュ鉄道の客車3両が仕上がった頃には手をつけようかなぁと思ってます。

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【レーティッシュ鉄道】フラットカーの製作(7)

2021-09-12 23:51:01 | 海外
今日はあまり進展はありません。台車を塗装しカプラーを取り付けた程度。



台車は金属部分にメタルプライマーを塗ってからタミヤのマットブラックを吹き、軸受にグリスを充填してから組み立てました。転がりは「それなり」ですが、当面増備の予定もないので足手まといになることもないでしょう。



実車のカプラーはセンターバッファのリンク式ですが、忠実に再現しても連結が面倒なだけなので、あっさりと普通の自連にしました。頂き物が大量にあるのでその消費の意味合いもあります。復元バネはカプラーと一体化しているので、M2ネジとワッシャだけでわずかにガタが生じる感じで取り付けてあります。ちなみにマジックで書いた○印は「こちらが手ブレーキ側ですよ」という印。



床下に30gのウエイトを1枚貼りました。いつも使っている大型車用タイヤのバランスウエイトがぴったり収まります。隠し場所との親和性をこれほど実感したのは今回が初めてのような気がします。笑



先日導入したTOMIXのED76と連結して試運転してみました。牽引、推進とも問題なし。ガタが多い自連は推進運転に不利ですが、最大70‰の勾配をもつベルニナ線は推進運転をしないので、これから作る予定の客車も電車もみな連解結の楽な自連でいきたいと思います。




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