80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

ながまれ号の製作(11)

2017-11-16 01:52:12 | 北海道方面
こんばんは。函館山の上空に広がる満天の星空を描き込みました。


一応、実車写真を見ながら描いていますが、完全なコピーは無理なので、大きめの星の位置と大きさだけ押さえ、あとは気分で適当に星を散りばめています。




すべてPILOTのジェルインクボールペン「Juice 極細0.5」だけで描きました。一部、手でこすってしまいリカバーが必要な部分がありますが、それ以外はまずまずの出来かな?ありがとうジュース!(笑)




スカートの下にはスノープロウを付けました。エコーの電車用をジャーマングレーに塗り、セメダインスーパーXでスカート裏側の補強材に直付けしています。これが付くと顔が引き締まりますね。




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ながまれ号の製作(10)

2017-11-14 13:37:29 | 北海道方面
こんにちは。仕上げも佳境に入ってきましたが、1週間前にネットで注文したある“ブツ”がいまだ届かず、塗装というか外装デザインの一部が進まないという状況に陥りました。。たぶんメーカー取り寄せになってしまったためかと思うのですが、デッドラインはギリギリ待って2日後の木曜。まあ来なけりゃ来ないでやりようはあるのですが・・・。


というわけでそれ以外の部分を仕上げていきます。スカートはペーパーからの自作。展開図を描かずに現物合わせで作ります。基板の周囲にスカート本体となる適当な大きさの紙をやや傾斜させて巻きつけて上面をカット(写真はカット済み)。次に基板面からスカート丈を測り、そこに適当な紙を巻き付けてボンドで止め(写真の状態)、これをガイドにしてカッターで切り取れば本体の出来上がり。カプラー・ジャンパ栓の穴はこれからケガいて抜きます。




撤去された水タンクのフタも作りました。が・・・こちらは製作途中の写真はナシです。JR北海道仕様?らしく天板にごくなだらかな傾斜がついているのでそれを表現しましたが、ポツポツ目立つボルトの頭は省略しました。サフで下地を整えスカートと一緒に塗装します。




水タンクフタはこんな感じ。




そしてスカートはこんな感じで出来ました。伸縮カプラーに対応させるつもりで中央の空間を広めに取ったのですが、結局あきらめたので、単にデフォルメがきついだけの結果となってしまいました。




というのも、密自連なら何でもいいやと思ってKATOの「スハフ14カプラ-セット」なるものを買ったところ、なんとカプラーと汚物タンクが一心同体!カプラーだけ切り離すのも面倒だし、伸縮機構とスカートの干渉も調整しなきゃだし・・・と思っただけで面倒になったので、頭のカプラー本体だけ取り外して使うことにしたのです。




結果、こんな感じでまとまりました。ジャンパ栓類はエコーのパーツです。カプラーはKATOの自連用ポケットに収めたのですが、ウデの長さが極端に短いため(そりゃそうだ伸縮機構向けだからね。。)ポケットも前端を3mmくらいカットしました。復元バネもカットしたらまったく役立たずになってしまいましたが・・・。




下回りは配線を済ませ走行状態をチェック。ウェイトは板状のもの(タイヤのバランスウェイト=1枚30g)を3枚使い、モーター両脇に2枚と動力台車側のオーバーハング部に1/2枚、そして残りの1/2枚は動力台車側の屋根裏に貼り付けました。




ということで現在の「ながまれ号」。今日中に星だけは描いておくかな。。




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ながまれ号の製作(9)

2017-11-11 01:37:32 | 北海道方面
こんばんは。ながまれ号の仕上げをやっています。

形式番号はストックのインレタから白文字の適当なものを探してきて記入。キハ40 1793としました。




Hゴムにポスカの「はいいろ」を差し、練習のつもりで星空を描き込んでみましたがイマイチ。はみ出した部分をカッターの刃先で削り取ろうとしたら色が散って余計に汚れてしまいました。完全に乾かないうちにいじったのがいけなかったようです。ちなみにスケール通りなどとてもできないので、実車の7掛けくらいの星空となっています。




星空の描き込みのため、シルバーの細書きペンを何種類か試してみました。上がZEBRA「マッキーペイントマーカー」、中段がPILOT「ペイントペン」でこれらは油性の不透明インク、そして下段はPILOT「Juiceシリーズ」のジェルインクボールペンです。上の2つはどうもペン先が公称値よりも太く0.8~1mmくらいになってしまうのですが、Juiceボールペンはさすが硬い“ボール”だけあって公称の0.5mm幅でほぼ書くことができました。今後はこれをメインに使っていこうと思います。ただ、一度書いただけだと下が透けるので重ね書きする必要があるようです。




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ながまれ号の製作(8)

2017-11-07 00:35:26 | 北海道方面
こんばんは。宿題となっていた函館山の切り抜きに成功しました♪


型紙の上にマスキングテープを貼ってみると・・・何のことはない、下地が透けて見えるじゃありませんか。この線に沿ってフリーハンドで“平行カッター”を走らせれば函館山が出来あがるはず。。




おお!こんどはインチキではなく本物です。思いのほか簡単に切り抜くことができました。ちなみに切っているところの写真はありません。息を止めて全神経を刃先に集中させていたので。。




車体の方はアルミシルバーを吹いておきます。本当は帯部分だけでいいのですが、変に段差ができても困るので、屋根以外は全部銀ピカになってもらいました。




そして、函館山のシルエットを含む帯部分をマスキングして・・・。




吹き込み防止のため、ドアなど段差のある部分を中心にクリアーを軽く拭いた後、ダークブルーを少し厚めに吹きました。多少のタッチアップが必要ですがなんとか第一段階はクリア!残るは満天の星空と漁火。さてどう表現しましょうか。。




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ながまれ号の製作(7)

2017-11-05 01:04:25 | 北海道方面
こんばんは。ながまれ号の仕上げを続けます。

ベンチレーターを載せます。エンドウの"箱型汎用"。この車両は屋根まで丸ごと車体色に塗られているので、付けられるものは全部付けてから塗装に入ります。ただし水タンク撤去跡のカバーはベンチレーターとの間隔が狭く、塗料がうまく吹き込まない可能性があるので後付けすることにしました。



キハ40 1700番台としてはほぼこれで車体が完成したことになりますが、この後の塗装が大変手間なので、全体の進捗としては、やっと道半ばまで来たといった感じです。


実は楽をしようと思えばこんな製品も出ているんですね。トレジャータウンのNゲージ用に続いてリリースされた16番用インレタ。しかしお値段にご注目ください。「ながまれ号」用はななんと9,800円也です。これはさすがに手が出せません・・・。

<トレジャータウンHPより拝借>



一見奇抜に見える「ながまれ号」の塗装ですが、これは夜の帳が下りた函館の夜景をイメージしたものだそうです。すなわち車体全体を包む深いミッドナイトブルーは夜空と漆黒の海を、腰に巻かれたシルバーの帯は函館山のシルエットを、その周辺に散りばめられたオレンジや黄色の水玉は津軽海峡に煌めく漁火と道南の街の灯りを、そして、窓から屋根にかけては無数のスターダスト・・・。

<道南いさりび鉄道HPより拝借>


ベースの車体色は、比較的入手しやすいスプレー塗料の中で一番暗いと思われる、GMの「ブルーB(旧近鉄ブルー)」を使うことにします。漁火やスターダストは自家製デカールまたはシールを予定していますが、無理そうならマーカーペンの手書きというウルトラCも視野に検討中。そして腰のシルバー帯はマスキングで入れる予定ですが“函館山”の部分をなんとかしなければなりません。


まず考えたのは型紙を作り、それに沿わせてマスキングテープを貼る方法。「ながまれ号グッズ」のなかでも比較的スケールどおりのイラストが描かれている「タオル」の写真をネットで探し出し、少し台形補正をしてから、これを下敷きにして線画を描きました。




出来あがったのがこちら。両側とも同じデザインなので1枚を使い回せば事足りますが、念のため4枚分を#300スノーマット紙にプリントしました。




切り抜いてから確認のため車体にあてがってみます。曲線部分は定規は使わず、慎重にフリーハンドで切り抜きました。




実車の帯幅は不明ですが、写真判定から100mmくらいではないかと推定し、1.25mm幅に切ったマスキングテープで予行演習してみます。ところが、山のなだらかな稜線は問題ありませんが、山頂付近の急な曲げになると、さしもの柔らかいマスキングテープでも全く追従できないことが判明しました。




ならば型紙をガイドにして山の形に切り抜いてしまえ!ということで、細帯が瞬時にして出来上がる“自家製平行カッター”を作ってみることにしました。ジャン!刃厚0.25mmの「特専黒刃」の登場です。




この刃2枚でt1.0mmのベーク板をサンドイッチすると刃の幅は1.25mmになります。




試作段階なのでとりあえずバインダークリップで保持。強い力かけなきゃ十分実用的です。




型紙をガイドにしてこんな感じで帯を切り出します。




お、なかなかいいじゃないか!




というのはウソっぱち。適当にフリーハンドで切り抜いたものです。。(^^;;
型紙が「紙」のため、いくら注意してもザクザク切り込んじゃって、すぐ使い物にならなくなってしまうんですね。かといって真鍮板などで作り直すのも面倒だし・・・。フチを瞬着で固めるか。。笑




ということで試行錯誤は続きます。



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