80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

165系「アルプス」を仕立てる・その1(サロ455改165)

2009-09-14 11:26:00 | 中央東線方面
中央東線を駆け抜けた列車の中でも思い出深いのが165系による「アルプス」「かいじ」「こまがね」「かわぐち」といった急行群。

KATOの165系は、そのシャープな出来に惚れ込んで発売当初から少しずつ買い足し、基本セット×3(うち1セットは低屋根800番代)にサロとサハシ各1両を加えた11両のストックが出来ていました。
製作中のレイアウトのホーム有効長(9両分)から、サロ2両を組み込んだ「アルプス」8両をまず仕立てることにして、モハ164の低屋根化とサロの補充にとりかかりました。サロ165は品薄になってきているので、買うだけ買って余剰気味だったTOMIXのサロ455をサクッと改造することにしました。

目指す編成はこんな感じで車号も入れてありますが、1970年代の長モト所属車を拾ってきただけで特定番号、特定編成の模型化ではありません。
※(M)は動力車
↑松本
クハ165-64
モハ164-845(基本セットを低屋根化改造)
クモハ165-125(M)
サハシ165-2
サロ165-38
サロ165-31(TOMIXサロ455改)
モハ164-812
クモハ165-73(M)
↓新宿

■サロ455改サロ165
両者は細かい差異と床下に目をつぶればドアステップの有無だけなので、まずはここを改造します。追って掲載予定の181系「あずさ」でもTOMIXサハ481のドアステップをスパッとやっていますので、比較的簡単にできました。

1)KATOサロ165とTOMIXサロ455(バラし済み)の比較。よく似ています。


2)ドアステップをカッターナイフでカットし、#600耐水ペーパーに車体を乗せてゴシゴシやってボディ下面を平らにします。サフェ作業で消えてしまうであろう点検蓋のモールドも思い切って削除。現塗装の剥離は手を抜いて割愛しちゃいましたが(グリーンマークも残ってる…)、これは後々塗装の段でややトラブル肌の原因に。


3)上写真の右側に写っているt0.3プラ板をドア下に貼り、パテ&サフェで仕上げれば改造終了。ちょっと太いけどクツズリも表現しました。


4)KATOの伸縮密連カプラーは分売されていない?ようなので、どうしたものかと思案していたところ、カプラーに2箇所ある突起の逃げ穴を床板に開けてやるだけでパチン!パチン!と小気味よくはまってしまったのにはびっくり。こんなところに“カトミックス”の共通点があったとは…。ちなみにこのカプラーは編成両端の先頭車から移植したもので、こちらにはエンドウの密連をつけることにします。


5)GMのカンスプレーを塗れば、ハイ、見事直流車に化けました(^^;(右が改造車)


今後はヒマを見て床下機器の手直しと、色が濃すぎたグリーン帯(しかもトイレ部分が塗り忘れ!)の修正などをしていきます。

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