こんにちは。
トラムウェイのオハ35戦後型客車が発売されてしばらくたち、あちこちのブログなどで記事がUPされるようになりました。
当鉄道では中央東線の客レ末期のEF64+旧客編成を再現すべく、KATOのオハ35系などをボチボチ買い足しているわけですが、その中の1両に戦後型を1両含める計画にしていたので、さっそく秋葉原の「F」模型(そのまんまやん)で青15号版をGetしてきました。カトミックスの量産品には及びませんが、周辺他店より明らかに安いので嬉しい限りです。
箱を開けると、発泡スチロールではなく透明プラ製の緩衝材に浮いた状態で車両が現れます。適度な余裕がありビニールの敷物もあるので取り出しやすさは抜群です。
ユーザー取付けパーツはドア、手すり、雨樋管、エアホースの4点で、ベンチレーターは取付け済みです。ドアは写真のように鋼製Hゴム窓と木製の2種類が入っていて、好みに合わせて取り付けられるようになっているのですが、これが難物で皆さん苦労されているようです。実は私も罠にハマッてしまいました。。
そのドアの取り付け方法ですが、上部の左右にあるツメをパチンと押し込んで固定する構造になっています。ツメはドアの幅より広いので、完全に押し込むまではこんな感じでドアが湾曲します。これはかなり勇気がいる作業です。。
完全に押し込まれるとドアはちゃんと平面に戻るので心配ありませんが、この写真のように窓ガラスが浮いてしまう箇所がありました。別の場所にもっていったらちゃんとはまったので、どうも“相性”があるようなのですが、ドアにはノブがついていて向きが決まっているので、泳げる範囲は対角線上の2ヶ所のみです。
上のツメがうまく入れば、あとは下側に2ヶ所あるボス穴に突起を押し込めば完了、のはずなのですが、どうも下側デッキ部分の幅がやや広いらしく“末広がり”になってしまいます。上の写真もガラスの落ち込みはあるものの、ドアは上、下とも正規の位置まで押し込んだ状態なので、その状況がわかると思います。予めデッキ側を0.3mmくらい削っておくとよいかも知れません。
そして魔の時はやってきました。まさかの“パリン”です(泣)いや、音もなく割れたような気がしますな。。。
まあ押し込めば遠目にはわからないのでこのままに。。注射針でもないと接着剤を流し込める状況ではありませんので。
一連の作業の途中で外れてしまった端梁とカプラーのユニット。せっかくなので写真を撮っておきました。カプラーはケーディーの開放ピンをカットしたようなモノがついています。
床下はカトミックスと比べるとちょっとディティールが甘めかな?という感じで、どこか昔のナカセイのダイキャスト製床下機器の匂いを感じますが、決して悪いものではありません。
コロ軸受けのTR34台車も黒染めスポーク車輪と相まってとく出来ています。そして転がりも素晴らしく「わずかに傾いた机の上での撮影に苦労するほど」と言えばその状況がおわかりいただけるかと思います。
ただ、台車周辺にあるべきトイレ流し管が見当たらないのは気のせい?(笑)
絞りはあるものの屋根がストレートなので、とても面長で特徴ある妻面。貫通路からのぞくデッキ仕切がいい雰囲気を出しています。
規則正しく継ぎ目が浮き出た鋼板屋根。戦後型の特徴ですね。
シートはブルー一体成形品ながら少しディティール感が感じられます。はよ色差しせんかい!と脅迫されているような気が・・・(笑)
インレタが曲者で、シート離れが良すぎてこのとおり。注意して余白部分を押さえてもすぐ転写してしまうため、面倒でも「必要な部分だけ切り取ってから転写」というセオリーは守った方がよさそうです。
西コフの3015番にしましたが、果たして鋼製ドアだったかは不明。ブルー=改装形というステレオタイプな考え方で作業してますもんで・・・
ちなみに急行越前さまのこちらの記事に東北へ転じた後の3015の写真が載っていますが、残念ながらドアはお約束の開放状態~
一方このモデルの良いところは、周辺のディティールの関係できれいな転写の難しい換算表記や検査表記(妻面)が印刷済みなところでしょうか。ただ、こちらがとても小さく繊細に印刷されているのに比べ、形式番号はちょっとボッテリしすぎていて、どうにもバランスが悪いのですが。「西コフ」表記は今回もパス。あとでまとめてくろま屋さんにでも注文しようと思います。
上の写真ではもうついてますが、手すりと雨樋管をつければ完成。手すりは金属製なので、塗装を剥がさないようにピンセットの使用はひかえ、なるべく指でつまんで取り付けるようにしました。雨樋管はプラですが、手すりとともに車体色とのマッチングは違和感なく仕上げられています。
ドアノブに金色を差してみました。見えますか? 自己満足の世界ですね・・・
さあ整備完了、オハ35戦後型ブルー鋼板屋根。茶色編成のアクセントとして期待膨らむ!
それからもう一つこのモデルの良いところは、室内灯が実装済な点です。
普通の白色LEDを使っているようで、客室内はシートがブルーなのと相まってかなり青みがかってますが、デッキの雰囲気はなかなかのものじゃないでしょうか。戦後型オハ35は白熱灯かサークル蛍光灯かわかりませんが、やはり客車は電球色がイイなあ・・・
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トラムウェイのオハ35戦後型客車が発売されてしばらくたち、あちこちのブログなどで記事がUPされるようになりました。
当鉄道では中央東線の客レ末期のEF64+旧客編成を再現すべく、KATOのオハ35系などをボチボチ買い足しているわけですが、その中の1両に戦後型を1両含める計画にしていたので、さっそく秋葉原の「F」模型(そのまんまやん)で青15号版をGetしてきました。カトミックスの量産品には及びませんが、周辺他店より明らかに安いので嬉しい限りです。
箱を開けると、発泡スチロールではなく透明プラ製の緩衝材に浮いた状態で車両が現れます。適度な余裕がありビニールの敷物もあるので取り出しやすさは抜群です。
ユーザー取付けパーツはドア、手すり、雨樋管、エアホースの4点で、ベンチレーターは取付け済みです。ドアは写真のように鋼製Hゴム窓と木製の2種類が入っていて、好みに合わせて取り付けられるようになっているのですが、これが難物で皆さん苦労されているようです。実は私も罠にハマッてしまいました。。
そのドアの取り付け方法ですが、上部の左右にあるツメをパチンと押し込んで固定する構造になっています。ツメはドアの幅より広いので、完全に押し込むまではこんな感じでドアが湾曲します。これはかなり勇気がいる作業です。。
完全に押し込まれるとドアはちゃんと平面に戻るので心配ありませんが、この写真のように窓ガラスが浮いてしまう箇所がありました。別の場所にもっていったらちゃんとはまったので、どうも“相性”があるようなのですが、ドアにはノブがついていて向きが決まっているので、泳げる範囲は対角線上の2ヶ所のみです。
上のツメがうまく入れば、あとは下側に2ヶ所あるボス穴に突起を押し込めば完了、のはずなのですが、どうも下側デッキ部分の幅がやや広いらしく“末広がり”になってしまいます。上の写真もガラスの落ち込みはあるものの、ドアは上、下とも正規の位置まで押し込んだ状態なので、その状況がわかると思います。予めデッキ側を0.3mmくらい削っておくとよいかも知れません。
そして魔の時はやってきました。まさかの“パリン”です(泣)いや、音もなく割れたような気がしますな。。。
まあ押し込めば遠目にはわからないのでこのままに。。注射針でもないと接着剤を流し込める状況ではありませんので。
一連の作業の途中で外れてしまった端梁とカプラーのユニット。せっかくなので写真を撮っておきました。カプラーはケーディーの開放ピンをカットしたようなモノがついています。
床下はカトミックスと比べるとちょっとディティールが甘めかな?という感じで、どこか昔のナカセイのダイキャスト製床下機器の匂いを感じますが、決して悪いものではありません。
コロ軸受けのTR34台車も黒染めスポーク車輪と相まってとく出来ています。そして転がりも素晴らしく「わずかに傾いた机の上での撮影に苦労するほど」と言えばその状況がおわかりいただけるかと思います。
ただ、台車周辺にあるべきトイレ流し管が見当たらないのは気のせい?(笑)
絞りはあるものの屋根がストレートなので、とても面長で特徴ある妻面。貫通路からのぞくデッキ仕切がいい雰囲気を出しています。
規則正しく継ぎ目が浮き出た鋼板屋根。戦後型の特徴ですね。
シートはブルー一体成形品ながら少しディティール感が感じられます。はよ色差しせんかい!と脅迫されているような気が・・・(笑)
インレタが曲者で、シート離れが良すぎてこのとおり。注意して余白部分を押さえてもすぐ転写してしまうため、面倒でも「必要な部分だけ切り取ってから転写」というセオリーは守った方がよさそうです。
西コフの3015番にしましたが、果たして鋼製ドアだったかは不明。ブルー=改装形というステレオタイプな考え方で作業してますもんで・・・
ちなみに急行越前さまのこちらの記事に東北へ転じた後の3015の写真が載っていますが、残念ながらドアはお約束の開放状態~
一方このモデルの良いところは、周辺のディティールの関係できれいな転写の難しい換算表記や検査表記(妻面)が印刷済みなところでしょうか。ただ、こちらがとても小さく繊細に印刷されているのに比べ、形式番号はちょっとボッテリしすぎていて、どうにもバランスが悪いのですが。「西コフ」表記は今回もパス。あとでまとめてくろま屋さんにでも注文しようと思います。
上の写真ではもうついてますが、手すりと雨樋管をつければ完成。手すりは金属製なので、塗装を剥がさないようにピンセットの使用はひかえ、なるべく指でつまんで取り付けるようにしました。雨樋管はプラですが、手すりとともに車体色とのマッチングは違和感なく仕上げられています。
ドアノブに金色を差してみました。見えますか? 自己満足の世界ですね・・・
さあ整備完了、オハ35戦後型ブルー鋼板屋根。茶色編成のアクセントとして期待膨らむ!
それからもう一つこのモデルの良いところは、室内灯が実装済な点です。
普通の白色LEDを使っているようで、客室内はシートがブルーなのと相まってかなり青みがかってますが、デッキの雰囲気はなかなかのものじゃないでしょうか。戦後型オハ35は白熱灯かサークル蛍光灯かわかりませんが、やはり客車は電球色がイイなあ・・・
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記事のリンクを貼っていただいてありがとうございます。ドアはわからないですね...甲府にいたころ何色だったかも?ですが(笑)
この客車、注文してあるのですが、まだ引き取りに行ってなくて...なかなかいい出来のようですね。
戦後型ということで何の疑いもなくHゴム仕様にしてしまったのですが、スハ43とは違うので、木製の方が似合ってたかな?という反省もあります(汗)
> 甲府にいたころ何色だったかも?ですが(笑)
「ノーブルジョーカーのホームページ」に掲載されている編成表によると青だったようです。
http://www.noble-joker.com/nj_home/@4henseihyou/henseihyou_2/chuuou.htm
この編成表、車体色だけでなく丸屋根か切妻か、キャンバス屋根か鋼板屋根かなどもわかるスグレモノで、資料価値が高いです。
> なかなかいい出来のようですね。
はい。床下はちょっとボッテリ感があるものの、車体は文句なく良い出来ですので、一日も早くお手元に!