80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

オハネ25-0番台の製作(5)

2018-07-11 23:35:54 | 北陸方面
車体の方は残り2両分の窓抜きも終わり、内貼りの貼り込みと補強、そして組み立ての準備が整いました。




今回の3両はKATO完成車の編成に組み込むため、見た目のバランスから室内の寝台なども表現しなければなりません。しかし寝台はまだいいのです。ペーパーをそれらしく切り抜いて着色すればパッと見変わらないものはできそうです。




問題はこれ。上段寝台へ上る(登る?)ためのハシゴです。Nゲージでは実に様々な形式に対応した「寝台ハシゴ」が発売されていますが16番向けは皆無。自作するにしても数が多いだけに大変です。既製品を改造するにしてもエッチング製の高価な組み立て式が主流で3両分も買ったら財力も体力も破たんすることは必至。そもそも大きさが合うかどうかも定かではありません。




万事休すかと思われましたが色々探したすえ見つけました。KATOのAssyパーツの「オハフ33用ハシゴ」!なにより5個入りで500円+税とコスパ最強なのが嬉しすぎます。




すでに3袋も買っているので結果はバレちゃってますが(笑)、一応大きさは大丈夫なのか検証した画像があるのでご覧にいれます。実車の寸法はさておきKATOと大差なければヨシとします。ざっくり測って幅は約4.3mm、1段の高さは約3.8mmと出ました。




オハフ33用ハシゴはどうでしょうか。幅は約4.7mm、1段の高さは約4.5mmで1~2割大きいですが、この程度なら許容範囲と言えなくもありません。あとは見た目で違和感がなければオッケーということでサンプルを作ってみます。




サンプルといっても大それたものではなく、ハシゴの中央に細く切ったアルミテープを貼ってシルバーを吹いただけ。この段階で「これはいける」と確信。




組み立て中の車体にあてがってみると、やや大ぶりながらほとんど違和感がないのでひと安心。あとは両側の取っ手ですが、真鍮線を曲げたりするのは大変なので、「配管止め」あたりが流用できないかもう少しトライしてみたいと思います。





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2 コメント

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ブラインド (Satokawa)
2018-07-12 06:24:06
ブラインドを閉めた状態ならば梯子が省略出来ます。また、寝台もカーテンを閉めた状態ならば、かなり工作が簡略化します。私の25系は大半のカーテンを閉めた状態にする予定です。
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Re: ブラインド (isao)
2018-07-12 07:20:51
Satokawaさん
ブルトレなんて数えるほどしか乗ったことないのでよく分かりませんが、ハシゴって寝台を使う直前に広げるものだと思うので、ブラインド=開、寝台=降、ハシゴ=開って実はレアなシーンじゃないかと思うんですよねー。さあ寝ましょう・・・って時か、翌朝お客も三々五々降りてラストスパートに入った頃とか。。
なのでハシゴを畳んだ「棒」状態でもいいのかな?なんて思ってたりします。
もっと言っちゃうと「つるぎ」の発車時刻は大阪、新潟とも22時前後なので、Satokawaさんのようなブラインド、カーテンすべてクローズの状態が「正解」なんでしょうね。。
まあ今回はカトちゃんに付き合いますけど...(笑)
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