80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

EF65の更新(その2)

2010-02-11 09:56:36 | その他
EF65の工作状況です。下回りの再生と整備を行いました。

前回書いたように、台車中心位置の修正とKATOの車体幅に合わせるため、床板を作り直しました。
車体中央に大きなウェイトを載せるためある程度の強度は必要ですが、もとより床板だけでは無理でボディと一体で支えればよいと考え、t1.2mmプラ板からぴったり合うサイズを切り出しました。
写真の状態ではテールライト導光パーツに乗った格好で、ボディ下面とツライチですが、実際は約1mm沈んだ状態が定位置になります。



走行関係は全てバラして古い油を拭き取ります。モーターは“大飯食い”な点には目をつぶってインサイドギヤとともに再利用することにしました。コンミュテータとブラシを調整してやったところ気持ちよく回ってくれました。



台車中心間をスケール通りにするには、結局両側とも1.5mmずつ縮める必要があったので、接触を避けるため台車端部を削ります。ダイキャスト製台車はテーパーがついているので、これを垂直にするイメージで削りました。



削る前(左)と削った後(右)では、だいたいこのくらいの差になっています。ちょっと見づらいですがわかりますか?
かなりパッツンな印象になってしまいましたが、あまり目の届かない部分なので走行性能重視でいきます。



台車を黒塗装した上で、床板を仮組みしてみました。ウェイトの重みで真ん中が垂れ下がっています。想定内とはいえ、あまり長期間この状態で放置するのは危険でしょう(^^;



削りの効果で、カーブさせた状態でも台車間のクリアランスはこれだけ確保できました。ボルスター位置を縮める前とほぼ同じです。



一方のボディ側は、運転室ユニットや導光パーツを全て取り外してしまいました。モーターの干渉具合を見ながら、可能なパーツを戻していく格好になります。
ちなみに、運転室ユニット(左上)の中央下部に見える縦長四角のものはヘッドマーク保持用の磁石です。これがあるとヘッドマーク交換が楽なので、これだけはぜひ復旧させたいですね。



ボディを被せてみます。冒頭に書いたようにまだ1mm浮いた状態ですが、モーターと天井との干渉はないようです。スカートがないと変な顔(^^;



Assyボディはよく見ると別付けパーツが結構多そう。
ですが、手すりをはじめ、ランナー部品を買うよりも作ったほうが早そうなので、チマチマと補充していきたいと思います。


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