エンドウのHPを見ていたらFS40台車の在庫があったので、急ぎ池袋の店舗で購入してきました。クモハ411は1971~72年頃にすべてこれに換装されているので1973年頃を想定した編成ではダウトになってしまう・・・と前回書きましたが、これで台車問題は解決しました。本当は釣合梁式のTR14A(模型ではDT10コロ軸)がよかったのですが、同じ切妻顔のクモハ451を作ることにしたのでこちらは妥協したかたち。ちなみにお値段は諭吉さんでお釣が来ませんw。排障器がセットされています。
何やら説明書が・・・。なになに絶縁側の車軸に絶縁ワッシャーを入れろ??なるほど、ロスト製と思われる台車枠はディティールフルで気合入ってますが、気合入りすぎて車輪とのクリアランスがほとんどありません。で、このワッシャーって買ってこないといけないわけ??
と思って分解したらちゃんと入ってました。そりゃそうだよねー。。
さて、いい台車なのですが厄介な問題がひとつあって、ホイールベースが30mmで車輪径がφ11.5mmのプレート車輪というFS40特注規格!一応「電車用S」なるMPギヤがラインナップされていますが、片台車駆動で済むのに2個セットを買うのもなぁ、、、ということでいろいろ考えた末に出た答えがこちら。ペーパースクラッチのモハ71の下回りを先日仕舞い込んだ電動車ユニットCと入れ替え、WB=31mm、φ11.5mmプレート車輪付のMPギヤを捻出するというプランです。うーん我ながら名案。
というのもこのモハ71、MP動力を木製床板に組み付けるというエグい設計になっていて走破性がイマイチなのです。電動車ユニットに換装すればエンドウの山スカ完成品との併結運転もスムーズにいくはず。ちなみにこれを最後にペーパースクラッチでも動力車には金属床板を使うようになりました。
ペーパー車体とはいえ側板厚は1mmもないので電動車ユニットがポン付けできるはずでしたが、実際にやってみると微妙に入らない!仕方ないので紙の表層を剥ぎ剥ぎ。これぞ紙技♪ 良い子はマネしてはだめですw
はい、無事入りました。床下機器を移植しなければいけませんが、今回の一連の工事はクモハ411の台車交換がメインなのでとりあえず後回しにします。
かくしてターゲットのMPギヤが手に入りました。
WBを30mmに縮めるためドライブシャフトを切ります。この時点でフクシマのFギヤ状態。。
シャフトに軽く傷をつけてからφ2.4-2.0真鍮パイプに叩き込んで連結し、WB30mmになるように慎重に調整してから瞬着を流して固定すれば完成。
FS40台車枠に組み込んだところ。自家製の集電シューと、先頭側付随台車には排障器も取り付けました。TNカプラーと接触するので排障器のステーの一部をカットしてあります。これを後方のクモハ411のTR14A(DT10コロ軸)台車と交換します。
ボルスターが高いので床板にモールドされた心皿を1mmほど削る必要がありましたが、無事、交換できました。配線して試運転も完了。ただ、真鍮パイプの叩き込みを少し雑にやってしまってせいかドライブシャフトにブレが出てしまい反省。。幸い走りがギクシャクするほどではなく、グォォォンと釣掛けサウンドにも似た音が出るのでこのままにしておきます。笑
何やら説明書が・・・。なになに絶縁側の車軸に絶縁ワッシャーを入れろ??なるほど、ロスト製と思われる台車枠はディティールフルで気合入ってますが、気合入りすぎて車輪とのクリアランスがほとんどありません。で、このワッシャーって買ってこないといけないわけ??
と思って分解したらちゃんと入ってました。そりゃそうだよねー。。
さて、いい台車なのですが厄介な問題がひとつあって、ホイールベースが30mmで車輪径がφ11.5mmのプレート車輪というFS40特注規格!一応「電車用S」なるMPギヤがラインナップされていますが、片台車駆動で済むのに2個セットを買うのもなぁ、、、ということでいろいろ考えた末に出た答えがこちら。ペーパースクラッチのモハ71の下回りを先日仕舞い込んだ電動車ユニットCと入れ替え、WB=31mm、φ11.5mmプレート車輪付のMPギヤを捻出するというプランです。うーん我ながら名案。
というのもこのモハ71、MP動力を木製床板に組み付けるというエグい設計になっていて走破性がイマイチなのです。電動車ユニットに換装すればエンドウの山スカ完成品との併結運転もスムーズにいくはず。ちなみにこれを最後にペーパースクラッチでも動力車には金属床板を使うようになりました。
ペーパー車体とはいえ側板厚は1mmもないので電動車ユニットがポン付けできるはずでしたが、実際にやってみると微妙に入らない!仕方ないので紙の表層を剥ぎ剥ぎ。これぞ紙技♪ 良い子はマネしてはだめですw
はい、無事入りました。床下機器を移植しなければいけませんが、今回の一連の工事はクモハ411の台車交換がメインなのでとりあえず後回しにします。
かくしてターゲットのMPギヤが手に入りました。
WBを30mmに縮めるためドライブシャフトを切ります。この時点でフクシマのFギヤ状態。。
シャフトに軽く傷をつけてからφ2.4-2.0真鍮パイプに叩き込んで連結し、WB30mmになるように慎重に調整してから瞬着を流して固定すれば完成。
FS40台車枠に組み込んだところ。自家製の集電シューと、先頭側付随台車には排障器も取り付けました。TNカプラーと接触するので排障器のステーの一部をカットしてあります。これを後方のクモハ411のTR14A(DT10コロ軸)台車と交換します。
ボルスターが高いので床板にモールドされた心皿を1mmほど削る必要がありましたが、無事、交換できました。配線して試運転も完了。ただ、真鍮パイプの叩き込みを少し雑にやってしまってせいかドライブシャフトにブレが出てしまい反省。。幸い走りがギクシャクするほどではなく、グォォォンと釣掛けサウンドにも似た音が出るのでこのままにしておきます。笑
お陰様でウチの連中の1975設定の見た目の妥当性が確認できました^^
1975年の写真でFS40+1灯という個体もいるのでシールドビーム化は徐々に進んだようです。一方電照幕への切り替えは1974年に一斉に行われたようですね。
実はFS40の換装メリットが1973年設定を可能にするだけじゃないことに気づきました。あと2両411系か451系を「電照幕&2灯シールドビーム仕様」で製作し、今の411系と451系を中間に封じ込めると、ぱっと見は1970年代末期頃の新宿線10連急行の出来上がり~と。。あ、邪道って言わないでください。。滝汗
と言う事で、エンドウの411系の添付説明書によると、1972にFS40化と一部2灯シールドビーム化、行先表示の電照化は1974らしいです。
1973設定は大正解(微妙?)!