気が向いたとき感じたままに

皆さんの文章を読ませて戴くのは楽しいのですが、気が向いた時には自分でも・・・と思い

江守徹の「恥ずかしい話」

2007-07-04 06:58:27 | Weblog
病後の江守徹が、テレビで「恥ずかしい話」をしていた。
小堺一機の番組「ごきげんよう」の中の1つのコーナーに於いてである。内容は、看護婦さんに風呂へ入れてもらったときの話であった。
軽いとはいえ脳梗塞を患った江守のことである。入浴中に事故が起きては大変と、看護婦さんが一緒に入って丁寧に洗ってくれたそうだ。
お互いに裸ならば恥ずかしさも幾分弱まるであろうが、看護婦さんはゴム製の防水衣服を身にまとい、本人だけが素っ裸である。とても恥ずかしくて仕方がなかったそうだ。
だが、彼は嬉しそうに言っていた。
「でも気持ちよかったね! 痒くなった頭を洗ってもらい、背中を流してもらい、その後で掛けてもらったお湯・・・。私はね、女房にも背中を洗ってもらった経験がないんですよ」
そういえば、私も洗ってもらったことはない。昔の旦那は流させるのが当たり前、今の若い人たちはお互いに洗い合っているのだろう。私の時代は過渡期だったのかも知れない。