気が向いたとき感じたままに

皆さんの文章を読ませて戴くのは楽しいのですが、気が向いた時には自分でも・・・と思い

My箸

2007-07-15 07:03:23 | Weblog
日本に於ける年間の割り箸使用量は約250億膳、一人当たりに換算すると約200膳となるそうだ。この大量の割り箸の約97%が海外からの輸入で、そのうち90%がいま話題の中国からだそうだ。
以前は国内で生産されていた割り箸も、海外からの安い製品が大量に流入したことにより、高級箸以外の生産は急激に減少したという。
また、使用済みの割り箸は、資源として再利用できる筈ではあるが、理想とはほど遠く、“燃えるゴミ”として処理されているのが現実だそうだ。
一方、それらの輸入割り箸には不安な点がないわけではないという。防カビ剤や漂白剤が使われていることが多く、必ずしも安全面で保証されているわけではないからだ。
そんな時に“My箸”の愛用者に会った。趣味的な要素も強く、凝れば値段も安くはない。だが資源の保護にも役立ち、環境に優しく衛生面でも満足感の得られる趣味?だと思う。
その人の箸入れは、携帯時には蓋を本体に嵌めこみ“輪”で止め、箸を使用するときにはその“輪”を指輪のように指に嵌めておくのだそうだ。楽しそうに語ってくれた。

「出たのではなく出したのです!」

2007-07-14 07:18:20 | Weblog
「3本も出ましたね」「出しました」
「今日は3本も出て・・・」「出たのではなく出したのです」
イチローはオールスターゲームの後で何度も強調していた。
試合前に「3本打つ!」と言って打つのは難しいが、打てた後に「3本打つ予定だった」と言うのは誰でもできる。だが予告するほどの自信はないであろうし、試合後の発言は嫌味にもなる。だから普通の選手はそんなことは言わない。
だが、左右の狙った所へ打ち分けるイチローの実績をみれば、充分に納得のできる言葉だ。彼にしてみれば、「偶然ではないのだ。計算し、努力をしてそれを結果として示したのだ。そこを解かって欲しい」との気持ちがあったのであろう。
執拗とも思えるその言葉に、野球技術だけではない天才イチローの魅力を感じる。

トマト

2007-07-13 06:52:16 | Weblog
皆さんがトマトを食べるときは何をつけて食べるのだろうか?
1番多いのが塩、次がドレッシング及びマヨネーズで、この3品で殆どを占めてしまうそうだ。だが、100人へのアンケートで、ウスターソース、砂糖、オリーブオイルと答えた人も1名づついたという。
だが、トマトを食べるのに、韓国では砂糖、スペイン、イタリア等ではオリーブオイルを主に用いるそうだ。世の中は広いと思う。
ところで、トマトには、味噌や醤油に共通する“うまみ”成分の「グルタミン酸」が含まれており、地中海地方ではトマトからこの「グルタミン酸」を引き出し、“うまみ”成分として活用しているという。
トマトに塩を振って食べるとき、殆どの人は口に入れる直前に振るだろう。だが、和食・中華・フランス料理の達人が一致して勧めたのが「塩を振ってから20~30分置く」だった。
余分な水分が抜け、「グルタミン酸」の味が強調され「濃縮トマト」の“うまみ”を味わえるそうだ。少しぐらい舌が鈍感な人でも、この味の違いには驚くそうだ。

松浦亜弥

2007-07-12 06:30:55 | Weblog
松浦亜弥はもう21歳になったそうだ。
2000年に14歳でデビューし“子供”と思っていた彼女だが、昨日テレビで見た彼女はすっかり大人の雰囲気を漂わせていた。よく、「他所の子はアッという間に大きくなってしまう」と言われるが、正にそんな感じである。
尤も、小学校へ入るか入らない頃から、意味も解からず無邪気に彼女の歌を歌っていた私の孫たちも大きくなり、上は中学生になった。その孫たちのことは生まれたときから風呂へ入れていたが、もう一緒に入らなくなってから久しい。つくづく子供の成長は速いと思う。
だが、“あやや”自身の話によれば、風呂から上がりバスタオルを巻いただけの姿でテレビを見ていて、40歳を幾つも出ていない父親に注意されることもしばしばだったという。
未だ無邪気?なところを残している本人たちよりも、その外見の変化の速さに戸惑っている、周りの親・大人の方が気を廻しているのかも知れない。

人の印象

2007-07-11 06:48:25 | Weblog
人の印象は、その時の見る面により随分と変化するものだ。
横綱朝青龍が土俵に上がった時の取り組み前にみせる表情は、何ともふてぶてしい。だが、この人がテレビのバラエティ番組に出演してニコニコしている姿は“可愛いい”とさえ思わせる。全く異なった印象を受ける。また、土俵上で憎々しげな表情を見せていた元横綱曙の場合も同じようなことが言えた。
だが、八百長云々を言われながらも、一応真剣勝負とされる勝負の場と、娯楽番組の場であるから割り引いて考えねばならぬだろうが、対照的な面があることは確かだ。
ところで、人気番組「笑点」のメンバーである“林家たい平”、実に面白いのだが、彼は後輩であるにも拘わらず喋り過ぎる。そんな彼に“したたかさ”を感じていた。
だが、先日初めて彼の高座を見てその印象が一変した。真打の彼が、いつも「笑点」で見せていた余裕たっぷりの笑顔も見せず、汗びっしょりになり、まるで“二つ目”でもあるかのような真剣な表情で落語を演じていたのだ。一面を見ただけで人は判断できない。

赤城農林水産大臣

2007-07-10 06:56:07 | Weblog
赤城農相にも“カネに纏わる疑惑”が持ち上がった。
後援団体の架空の事務所経費を計上していたらしい。安倍内閣の組閣以来まだ9ヶ月あまりだが、閣僚の事務所費が問題となったのはこれで4件目である。
一方、任命者の安倍首相は、赤城農相のその行為を問題ないと言うような発言をしている。抜け穴の多い現在の法律の下では何とか逃げ切れると読んでいるのかも知れない。だが、そのようなことがまかり通るならば法改正も必要であろう。
政治資金規正法では、政治活動費と経常経費とでは、その処理の仕方が異なるそうだ。
買収・供応などの違反行為は禁止されているわけであるから、当然、政治活動費の明細は求められる。だが事務所費などの経常経費は、総額を記入するだけで内訳の公表は必要なく、領収書も不要と解釈されているようだ。
そうした法解釈がまかり通っているとすれば、殆どの議員が同じように事務所費の不正処理を行こなっていると思わざるを得ない。考える必要のある問題だ。

Myブログの現状Ⅱ

2007-07-09 06:52:12 | Weblog
以下は、2006.07.07付の私のブログの一部である。
≪私がブログを始めてから今日で2ヶ月が経過した。
何と昨日の閲覧総数は77、アクセスIP数は34もあった。つまり、少なくとも34人もの人がアクセスしてくれている・・・。嬉しい限りだ。≫
それからちょうど1年。皆様のお蔭でアクセスIP数が、土・日に苦戦を強いられながらも遂に“1週間連続で”100を超えた。こんな駄文にも毎日100名以上の方が眼を通して下さっている。有難いことだ。明日で400回目を迎える。
読んで戴けるだけで充分満足だが、「月に1度、いや年に数回でもいい。自分の文章に対する反応を実感できれば、その喜びは一入なのだが・・・」――そんな願望も湧いてくる。
嬉しさの余り勝手なことも書いてしまったが、心から感謝している。

朝顔まつり

2007-07-08 06:56:15 | Weblog
6日から本日8日まで、入谷で朝顔市が開催されている。
電車で20分と近い処だが、行ったことがなかったので昨日出かけた。
今日は日曜で相当混むだろう。尤も、閑散としていたら詰らないだろうが。


過半数

2007-07-07 06:31:36 | Weblog
嘗て、2大政党として政権を目指すと豪語していた民主党の小沢代表は、「野党全体で過半数を取ることによって政治の流れを変えることが最大の念願だ」と、それを勝敗ラインとした情けない発言をしている。
だが、あまり感心のできない自民党の強行採決にも手の施し様のない現実からすれば、そこから出発せざるを得ないかもしれない。
2大政党であるからには、理想は単独過半数を獲得することであるが、さし当たっての目標を、自民党に反対することから始めるのであれば、共産党までも含めた“全野党で過半数”もやむを得ぬだろう。
だが、例えそれが達成されたとしても、それで満足しているようでは真の2大政党には程遠い。他の多くの野党とは政策的には一緒になれない筈であるから。
本人も言っているように、それすらも達成できぬようなら、彼の政治生命も終わるのかも知れない。

金原亭馬生

2007-07-06 06:57:41 | Weblog
浅草で信号待ちをしていた噺家の馬生師匠の写真を撮った。
その日、浅草演芸ホール昼の部のトリを務めた師匠、それらを充分に堪能した私が、その後偶然に街角で出会い、撮影許可を依頼した結果である。
金原亭馬生――一般にはこの名前を知らない人の方が多いだう。だがこの名前は、あの天才名人である“古今亭志ん生”が7代目を名乗っていたこともある落語家の名跡である。
私も以前は、いけないこととは知りつつ、寄席内でそっと高座の芸人をカメラに納めた。レンズと感度設定に頼り、1脚を組み合わせ、勿論フラッシュは使用せず迷惑は掛けないようにしたつもりではであったが・・・。もう、今はやっていない。
お蔭様で、寄席芸人の写真はある程度溜まったが、相手の承諾を得た写真、しかも私服での写真は初めてである。

盛人エッセーコンテスト

2007-07-05 07:09:04 | Weblog
今、私の街では「盛人エッセーコンテスト」が行なわれている。
平成13年に第1回、その後は隔年に行なわれ今年が第4回目である。応募要領によると、
テーマ:「50歳と私」あるいは「60歳と私」で1200字以内
応募資格:50歳前後と60歳前後
前の第3回までのテーマは「50歳と私」だけだったが、高齢化社会を考慮したのだろう。今回から「60歳と私」が追加されたのだ。
だが、どうせこのような企画を立てるなら、「70歳と私」「80歳と私」も含めて、広い範囲の“盛人”を対象とし、多くの考えを聞いてみたい気がする。
しかし、現役世代の人からすると、あくまでも“盛人”は働いている人々であり、年金のお世話になっている人間は、元盛人あり、“盛人”とは一線を画されているのだろうか? 別にひがんでいるわけではないのだが・・・。

江守徹の「恥ずかしい話」

2007-07-04 06:58:27 | Weblog
病後の江守徹が、テレビで「恥ずかしい話」をしていた。
小堺一機の番組「ごきげんよう」の中の1つのコーナーに於いてである。内容は、看護婦さんに風呂へ入れてもらったときの話であった。
軽いとはいえ脳梗塞を患った江守のことである。入浴中に事故が起きては大変と、看護婦さんが一緒に入って丁寧に洗ってくれたそうだ。
お互いに裸ならば恥ずかしさも幾分弱まるであろうが、看護婦さんはゴム製の防水衣服を身にまとい、本人だけが素っ裸である。とても恥ずかしくて仕方がなかったそうだ。
だが、彼は嬉しそうに言っていた。
「でも気持ちよかったね! 痒くなった頭を洗ってもらい、背中を流してもらい、その後で掛けてもらったお湯・・・。私はね、女房にも背中を洗ってもらった経験がないんですよ」
そういえば、私も洗ってもらったことはない。昔の旦那は流させるのが当たり前、今の若い人たちはお互いに洗い合っているのだろう。私の時代は過渡期だったのかも知れない。

拉致被害者救援の署名運動

2007-07-03 05:46:33 | Weblog
川口駅前では、毎月拉致被害者救援の署名運動が行なわれている。
川口市関係としては、田口八重子さんが拉致被害者として政府から認定されている。だがそれ以外に、「北朝鮮に拉致された可能性の高い失踪者」「北朝鮮に拉致された可能性を否定できない失踪者」が6人もいて、毎月第1日曜日に、拉致被害者の救済を目的とした署名運動が、ボランティアグループにより行なわれているのである。
その人たちの前を通るとき、その効果に疑問を感じつつも、彼らの熱心さに打たれて署名に応じてしまう。
「皆さんの熱意が実を結ぶといいのですね」
「大丈夫ですよ。これは内閣総理大臣に提出するのですから」
彼らの希望に満ちた返事が返ってきた。
だが“6カ国協議の現状と行方”や“内閣総理大臣の現状”を目の当たりすると、これらの人々の努力が空しく見えて仕方がない。

「・・・ございます」

2007-07-01 07:15:57 | Weblog
テレビ番組にマルシアが出演していた。
相変わらず「・・・ございます」を連発していた。彼女は、「どうせ日本語を習うなら、正しい言葉を覚えたい」――そう思ったのだそうだ。
私はマルシアのこの“ございます”を聞くと、その連想からしばしばハワイ旅行を思い出す。
ハワイの島々の中では最も自然を楽しめるといわれるカウアイ島、その観光のハイライトであるワイルア川周辺の「シダの洞窟」を訪れたときのことである。この「シダの洞窟」へは遊覧船を利用するが、その船からの景色は美しく、大変印象的だった。
だがそれに劣らず私の心に残っているのが、船中での、70歳を超えていると思われた白髪の日系婦人ガイドの言葉遣いだった。現在の日本ではあまり聞かれない綺麗な、上品な日本語で、勿論“ございます”を遣っていた。
日常“美しい日本語”が聞かれなくなったからだろう。“ございます”を聞くとあの婦人の言葉が思い出されてくるのだ。