気が向いたとき感じたままに

皆さんの文章を読ませて戴くのは楽しいのですが、気が向いた時には自分でも・・・と思い

「8020」運動

2006-11-15 08:16:51 | Weblog
あまり歯の悪くない私が、友人の歯科医のところまで出かけた。自分の為ではなく歯医者通いの絶えない女房のアッシーとしてである。
以前、彼から厚生省と日本歯科医師会では「8020」運動というキャンペーンを展開していると聞いた。
高齢社会を豊かに楽しく過ごそうと、「永久歯は28本あるが、80歳になっても20本は自分の歯を保とう」ということだ。この運動の起こりは、老人が願う“入れ歯での不自由さを感じない生活”を求めたもので、極自然な流れだと思う。
また、35歳が歯の曲がり角といわれ、歯を失う最も多い原因が歯周病だそうだ。毎日の手入れと併せて、定期的に歯石を取ってもらう等の習慣をつけることも必要なようだ。
1993年の調べでは、20本以上歯を持つ人の割合は、70歳代前半では4人に1人、60歳代前半では2人に1人、50歳代前半では9人に7人で、良い方向には進んでいるようだ。
因みに、もし私が80歳まで生きたなら「8020」達成の可能性は100%だと言われた。だが肝心の命の可能性は、相当に低い気がする。

北上市

2006-11-14 08:24:33 | Weblog
ラジオから流れてきたマヒナスターズの「北上夜曲」を聴いて、戦時中の疎開生活を想い起こした。
私は、敗戦の日を含む前後1年間余り、小学校3年生から4年生にかけて母の実家である北上市に疎開した。当時はまだ北上市ではなく黒沢尻町といった。
母と弟・妹たちは私より先にこの町に移っていたが、父と私は2人で残っていた。やがて東京への空襲も頻繁になり、私の街にもB29爆撃機が墜落するなど戦況は一段と激しくなり、遂に私も岩手県の黒沢尻町へ行くことになった。
さて乗車券だが、私には購入証明書が発行されたが父の分は認められなかった。「1人で行かせろ!」と言われたようだが、当時は16~17時間も掛かる距離だ。そんな遠方へ子供1人を行かせられない。父はその証明書で自分の切符を買い、私は無賃乗車となった。途中の検札では車掌の脇を擦り抜けるなど、私も要領よく立ち回った。
疎開先の小学校でも機銃掃射を受けるなど大変な思いをしたが、先年訪れたその街は、駅前も再開発され新幹線も停まる素晴らしい街に変貌していた。

転倒クレーン

2006-11-13 08:07:32 | Weblog
昨日朝7時のTVニュースで、西川口駅前でのクレーン車転倒事故が報じられた。好奇心旺盛な私は早速現場に駆けつけた。
詳しい事情は判らぬまま、既に後始末が済んでしまったのではないかとの一抹の不安?もあったが、未だそのままだった。不謹慎ながらほっとした感じ。
私が主に利用するのは川口駅で、ここ暫らく西川口駅へは行っていなかったので知らなかったが、駅舎の改装工事が行なわれていて、その工事用クレーン車だった。間もなく別のクレーン車が来たので、撤去作業の様子を撮ろうと少し待ったがなかなか始まらない。急いで帰り食事を済ませてから再度現場へ向かった。
嗚呼!! 未だ始まっていない。
それから30分も待ったが、警察の調査が行なわれているようでなかなか作業は始まらない。いくら物好きな私とはいえ諦めて帰ってきた次第。

インターネット落語会

2006-11-12 07:52:07 | Weblog
寄席好きの私は、落語協会発行のメールマガジンを講読しているが、そこの記事で「インターネット落語会」というものを知った。
「インターネット落語会」は、落語協会・落語デジタル番組管理組合・インプレスTVの協力により実現したそうで、落語および落語に関する動画配信を行なっている。それらに興味のある方には是非ともお薦めしたいwebサイトだ。
毎月1日、11日、21日に更新され、厳選した落語を配信しながら、落語基礎講座、ブログなど、落語にまつわる様々なコンテンツが配信されている。
動画はパソコンの状態により300Kと700Kを選択でき、私は700Kで観ているが、想像以上の画像・音声で大変満足している。
このサイトに興味を持たれた方の為に、そのURLを記しておく。

http://encul.impress.tv/rakugo/

納豆

2006-11-11 07:59:53 | Weblog
毎朝の食事で、1食分の納豆をよくかき混ぜ辛子とたれを加え、それを2つの器に分けるのが私の役目である。もう何年も続いている。
納豆の本場、茨城出身の女房の奨めで食べ始めたのだが、1人前では多すぎるので半分づつにしている。一部に、血圧を下げる薬の服用者には、納豆に含まれているビタミンKが悪者との説があるようだが、ビタミンKは凝固因子の形成にかかわりはあるが、凝固因子そのものではないようで、医者にも問題ないと言われている。
むしろ、納豆に含まれている酵素「ナットウキナーゼ」には、血栓を溶かす作用があり、血液をサラサラにし、心筋梗塞や脳梗塞を予防し、血圧を下げる働きもあるようだ。
ところで、数年前バリ島へ旅行したときのこと、いつも惰性で食べている納豆、特別食べたくもないのに惰性で注文してしまった。そのときの納豆の値段は今でもよく覚えている。日本からの輸入品ではあろうが、いつも家で食べている1個数拾円のものが800円もした。些かの驚き。

谷中銀座

2006-11-10 08:03:41 | Weblog
毎週土曜日に見舞いに通っている友人から、木曜日の昨日、催促の電話が入った。1週間も待てなかったのかも知れない。私も忙しかったが、出かけることにした。
いつもの西日暮里駅からのコースに変え、日暮里駅から谷中銀座を通る道を選んだ。縁日のような活気を見せる店の並ぶ商店街の通路は、狭くもなく広くもなく、買い物をするには丁度いい具合のように思われた。近所に大型スーパーも見当たらなかったが、買い物はここだけで充分間に合うのだろう。
そうした店の中に「美味しい肉のすずき」という神戸牛を使ったメンチカツで有名な店がある。テレビ番組でもしばしば取り上げられる店で、店頭には多数の芸能人が旨そうに食べている写真が飾ってあった。私が通ったときにも大勢の高校生が立ち食いをしていた。
私もそれをかぶり付きたい誘惑に駆られたが、そうも行かず帰りに買って帰った。家で食べても充分暖かく旨かったが、次は勇気を出して、ジューシーなのを店頭で食いたいとの欲望が湧いてきた。

法事での拍手

2006-11-09 08:14:35 | Weblog
先日親戚の七回忌法要に招かれて出席した。
仏事の行事はそれぞれの地方によって、その進め方は微妙に異なるようだが、挨拶の後あるいは献杯の後に拍手をしないという点では共通していると思っていた。現に、私の今までの経験では、葬式や法事で拍手をする場面に居合わせたことはなかった。
ところが、今回の法事では少し違った雰囲気を体験した。
何人かの方が故人に対する想いを語ったが、それぞれが他人の共感を呼ぶ素晴らしい話だったこともあり、終わったときに誰かが手をたたき、続いて多くの人もが拍手をした。極自然な感じの流れだった。
辞書には、「拍手」とは“激励・祝意などを表すために手を打つこと”とあるが、また“賞賛や賛成の気持ちの表れを示すスタイル”ともある。
場合によっては、あえて従来の仕来たりを固守しなくともいいのではないかとの気もする。

仁志選手のトレード

2006-11-08 08:16:33 | Weblog
巨人の仁志選手が交換トレードで横浜へ移るそうだ。
私はそれほど野球に興味がある方ではなく、特別ひいきのチームもなければ好きな選手もあまりいない。だが、仁志選手は数少ないお気に入り選手の1人である。
出身校や出身地も影響しているかもしれないが、一番はテレビ等から受ける印象のせいだろう。江川の発言に反発したり・無視したり、自分の思ったことをはっきりと言う小気味よい態度が好きだ。
彼の成績を今さら私が示す必要はないと思うが、あれだけの選手が、最近の成績とケガが原因とはいえ、試合に出られないのは寂しいだろう。
私でも、一球ごとに大胆に位置を変えての、あのグローブ裁きは天才的なものだと理解できる。出場機会を求めて自分から移籍を希望したそうなので、新天地での活躍を期待したい。

紅葉

2006-11-07 08:18:58 | Weblog
紅葉のシーズンだ。
本来「コウヨウ」とは「黄葉」と表示し、イチョウの葉が黄色くなる状態を指したようであるが、現在では主に「紅葉」と書き、カエデ等の赤い葉を指すのが一般的のようだ。
紅葉の名所といわれる場所は日本中いたる所にあり、それぞれが美しい。だが、特に私の印象に残っているのは北海道と京都だ。
北海道の街路樹として用いられるナナカマドの色を見たときには、「今までの紅葉は何だったのか?」と鮮やかな赤に感動させられた。全くくすみのない、初めて見る素晴らしい紅葉だった。
京都も代表的な名所だが、私は臨済宗の大本山東福寺のそれを忘れられない。奈良の大仏で有名な東大寺と興福寺という二つのお寺から一字づつ拝借したそうで、この寺も立派なお寺だ。自分が紅葉の中に埋まり何か別世界にいるような錯覚に陥ちいり、我を忘れさせられるほどの景色だった。

光彩時空

2006-11-06 08:03:08 | Weblog
今月2日の≪照明デザイナー「石井幹子(もとこ)」≫で触れた、その彼女がプロデュースし、国立博物館で開催されていた「光彩時空」へ行ってきた。
携帯電話に撮影機能が付いている時代だけに、総てと言ってもいいくらいの人がその情景を撮影していた。
当日私は友人を見舞っての帰りだったのでカメラだけを持参したが、じっくりと三脚を据えたカメラマニアも多数いた。とにかくシャッターを切りたくなる魅力はあった。
だが、会場内の樹木への照明と、建物の壁面への美術作品の投影だけで、内容に関しては、はっきり言うと期待外れだったというのが私の感じだ。なまじ、余りにも素晴らしい彼女の過去の作品に接してしまっていたのがいけなかったのかも知れない。しかし、何の予備知識もなくこの催しを見た多くの人は、恐らく感激したのではないだろうか。
同時に同会場で行なわれた邦楽ライブに関しては、無粋の私にはコメント不能である。

666

2006-11-05 08:23:08 | Weblog
私は以前「6年6月6日6時6分」なるタイトルでブログを書いた。
当日6時6分のテレビ画面を撮影しただけで、特別意味のない、ただ「6」が並んだだけのクダラナイことに興味を持った結果だ。
ところが最近、この「666」に大きな意味があることを知った。私も詳しくは理解していないが、知りえた範囲で以下に記す。それ以上に興味のある方は「666」で調べて欲しい。
666は獣の数字と言われ、新約聖書のヨハネの黙示録に記述されている。
13章18節によれば、この数字は、ヘブライ文字と数字を対応させたもので、皇帝ネロ(ネロン・ケサル)を表すとも言われている。
この数字の意味をめぐり、神学・オカルトさまざまな面から辻褄合わせが為されるて来たようだ。また、英国では、2006年6月6日(666)に出産を控えた妊婦らの間で、悪魔が生まれるのではないかという不安が広がっていたそうだ。
ところで、6月6日朝のテレビでどのような事件が報じられていたか思い出せるだろうか?

ちびまる子

2006-11-04 08:10:32 | Weblog
大分以前から、孫たちは「ちびまる子」のアニメ番組に夢中になっていた。わが家に来た時にはテレビを占領され、私たちはそれほどの関心もなく、ただ何となく眺めているだけという感じだった。
ところが先日、偶然にこの「ちびまる子ちゃん」の実写ドラマを見た。そして、アニメからは感じられない深い感動を受けた。
一般には人気アニメをドラマ化しても、登場人物のキャラクターを充分に表現しきれずその魅力が失われ勝ちであるが、今回は珍しく成功した例だと思う。
親の夫婦喧嘩から離婚の危機への場面では、まるこ姉妹の悲しみが伝わり、女房も涙を流していた。続きが放送されるようなら見たいと思わせる番組だった。
主役の女の子を演じる森迫永依(8才)は、500人を超える子役の中からその座を射止めたそうだが、原作者が以前CMで彼女を目にして、「まる子にいいなぁ」と思っていた女の子だという。それだけに、「正に打って付けの子役!」と感じさせる演技をしていた。

自費出版の随筆集

2006-11-03 08:24:12 | Weblog
私は今までに、何人かの方から自費出版の随筆集を戴いた。
市長さん、議員さん、その他に地域の名士と目される人もいる。
選挙に立候補する人たちにとっては、そうしたこともPR活動の一環かなという気もするが、必ずしもそれだけではないと思う。
ある方の著書の前書きに、「あいつはそんなことを考えているのかと、少しでも多くの方に私の思いを理解して戴ければ、この上ない幸せです」との記述があった。この言葉が強く印象に残り、これこそが一番の動機かなと感じた。
私たちのような普通の人間には自費出版など思いもよらぬが、自分の意見・考えを発表する機会があれば、それを利用してみたいと思う人も多いだろう。毎日のように、膨大な数の新しいブログが立ち上げられているのを見ても判る。
小さな子供に袖を引かれながら「ネー、聞いて!聞いて!」と言われた経験を持つ人も少なくないと思う。
人は誰でも自分のことを知って欲しいのだ。もっとも、知って欲しいとの思いが生ずるのと、その思いを実際に表現するのとは別の問題であるのだが・・・。

照明デザイナー「石井幹子(もとこ)」

2006-11-02 08:24:04 | Weblog
彼女の名前を知らなくても、実物あるいは映像で、東京タワーやレインボーブリッジの美しい照明を見た人は多いだろう。
これらの他、東京駅や横浜ベイブリッジ等、見る人々の心を和ませてくれる数々のライトアップを手掛けているのが彼女である。更に、六本木ヒルズ、白川郷、大阪城、浅草寺を始め、日本各地の建築物のライトアップや都市景観プロジェクトを手掛けている。彼女は日本の照明デザインの第一人者なのだ。
1962年に東京芸術大学美術学部を卒業後、日本では未だ照明技術が開発されていなかった1965年から1967年にかけて、単身フィンランドへ渡り照明の基本を学び、更に建築空間の照明を手掛けるドイツの会社を経て帰国した。
あたかも10/31から11/5まで上野公園の東京国立博物館で、彼女の光の芸術と、邦楽ライブを組み合わせたイベント「光彩時空」が開催されている。
高校生以下と70歳以上は入場無料。スペシャルライトアップの時間は 17:00~21:00

Myブログの現状

2006-11-01 08:18:15 | Weblog
私のブログは、毎日30~40人の方が平均3回位は訪れて下さり、お陰さまでアクセス数は100を超えている。
コメント数は多くないが、【のぶ】さんや【昌】さん等コメントの常連になって下さった方の何倍もおられる≪声なき多くの方々≫に支えられている訳だ。時々メールの中で、「毎日読んでいる」と記してくれる人もいる。有難いことだ。
今回は、コメントには1度も登場しないが、毎日丁寧に目を通してくれているHさんのことに触れてみたい。
彼は、私や【昌】さんと同じグループで昔からの仲間である。早朝から長時間パソコンの前に座り、いろいろの情報収集に明け暮れている。私のブログに関係した資料を見つけると、そのコピーを届けてくれたりもする几帳面な人だ。
先日などは、私の書いたある記事を読み、それに関するテレビ放送を録画し、そのテープを持って来てくれた。そんな心強い友人である。
皆さん、これからも「気が向いたとき」を宜しく!