気が向いたとき感じたままに

皆さんの文章を読ませて戴くのは楽しいのですが、気が向いた時には自分でも・・・と思い

盗作

2010-12-28 06:40:46 | Weblog
九州の男子高校生が、エッセイコンテストに応募し優秀賞を獲得したが、「2ちゃんねる」に書き込まれた文章の盗用だということが発覚、校長は「今回の受賞を辞退したいと伝えました」と話していたが、受賞は取り消されたそうである。最近このようなケースが多発しているのは情けない。
秋田市の女子中学生がインターネット上の作品をコピーして投稿、「第19回詩と思想」の新人賞を取り消された例もあり、岩手県の男子中学生の盗用・投稿・受賞取り消しの例もある。女子中学生の場合は盗作・受賞の常連であったようである。過去には、杉村太蔵衆議院議員が自分のブログに盗作文書を載せ、決まり文句の苦しい弁解をしたが反省の意は感じられなかった。そればかりが理由ではないが、彼は信用を失い2度と議員になれなかった例もある。
そもそも文章の発表は自分の“何か”を他人に理解してもらう為のものである。自分に“何か”がないのなら書かねばいいのだ。ましてやコンクールへの投稿など義務でもない。盗作投稿する人の考えは理解に苦しむ。入賞の栄誉が欲しいのか? そうならば盗作が発覚した場合の結果を想像できないのであろうか? 本当に愚かな人たちである。