気が向いたとき感じたままに

皆さんの文章を読ませて戴くのは楽しいのですが、気が向いた時には自分でも・・・と思い

参院選

2010-07-12 06:35:57 | Weblog
投票直前、各紙は「与党、過半数厳しく」(読売新聞)、「民主50議席届かず」(朝日新聞)、「民主苦戦 50議席前後」(日本経済新聞)等々、総てが菅首相の目標“54議席の確保”は厳しいとの見方を示していた。その結果は44と目標を10も下回り、予想以上に与党の惨敗に終わった。
国民が衆院選後の民主党の行動に裏切りを感じ、同時にバランスを考慮し、「与党は参議院で過半数を割ったほうがいい」との考えが形になって表れたのであろう。参議院は本来、衆議院の行き過ぎを抑制する機関の筈であったが、政党色一色になってしまった。そうした面からは「良かった!」とも考えられる。
「選挙民が政党離れしている」といわれていたが、私も今回の選挙で初めて、選挙区と比例区で別の政党の候補者に投票した。当選後は党員として動くことを考えると忸怩たる思いもあるのだが・・・。
今回の結果を見ると、有権者から見放された自民・民主両党への批判の「受け皿」になっているのが、みんなの党ということらしい。国民の期待に応える政治が行われるのは何時になるのであろうか?