気が向いたとき感じたままに

皆さんの文章を読ませて戴くのは楽しいのですが、気が向いた時には自分でも・・・と思い

18歳

2009-07-31 06:19:35 | Weblog
「娘十九はまだ純情よ」――初代コロンビアローズの歌った懐かしい歌である。
時代は変わったとはいえ、18歳19歳はまだまだ純情で、世間擦れしていない人も多いであろう。「19歳の純情」という韓国ドラマもある。ではあるが、世界の大勢は18歳を成年としているようである。
この度、『法制審議会の民法成年年齢部会』というところが、「選挙年齢が18歳に下げられるのであれば、民法の“成人年齢”を18歳に引き下げるのが適当」とする報告書をまとめたようである。
この問題が取り上げられるようになったのは、2年前に成立し2010年5月18日に施行される、憲法改正手続きを定めた国民投票法の付則が関係している。
法務省所管の民法上の“成年年齢”と総務省所管の“選挙年齢18歳”が一致しないと、若者も“大人”になることへの戸惑いを感じるであろう。そう考えると当然の成り行きであろう。
ただ、18歳が完全なる大人となると、飲酒や喫煙の問題・悪質商法からの勧誘による被害・高校生の裁判員誕生等、さまざまな問題も生じてくるであろう。もし賛否を問われた場合、社会性や判断力という問題もあり、私には即答できないのが実情である。