気が向いたとき感じたままに

皆さんの文章を読ませて戴くのは楽しいのですが、気が向いた時には自分でも・・・と思い

古今亭寿輔

2008-10-12 06:33:08 | Weblog
落語を主題としたドラマも放送されたりして、近頃は落語が好きだという若い人も多い。だが「誰が好き?」と聞けば、歌丸・楽太郎・喜久蔵などの「笑点」メンバーや、こぶ平改め正蔵や小朝などテレビでお目にかかる落語家の名ばかりを挙げる。
だがこうした人だけを見て落語を理解したと思ってはいけない。寄席に行けば、人気者の演じる落語家は言うに及ばず、これらの落語家よりずっと個性があり面白い落語家が大勢いる。
そうした中で、“個性があり面白い”落語家といえば、まず「古今亭寿輔」を挙げたい。ピンクや黄緑、黄色の派手な着物で高座に上がり、邪道とも思われてもいるが、肝心の話術が素晴らしいから楽しい。私の好きな落語家の1人である。やはり芸人は実物を見て楽しみたいものである。それも大ホールではなく寄席などの間近で。先日この寿輔がNHKのラジオ番組「真打共演」に出演していた。
ラジオで聞いていても面白かった。やはり基本の芸が確りしているからでる。その記憶に刺激されたからであろう。昨日はその寿輔がトリを取る池袋演芸場の昼席へ行ってきた。