食品衛生に関する法律

最近食品販売の不祥事が後を絶たない。
真面目な業者には申し訳ないが、総ての業者が多かれ少なかれ同じような違反をしているのではないかとさえ思ってしまう。
牛肉におかしな物を混ぜたり、“廃鶏”を地鶏と称したり、中国産のタマネギを淡路島産と偽ったりの、原材料や原産地の不当表示は絶対に許されないことである。それと同時に「消費期限」「賞味期限」の表示にも嘘があってはならない。当然なことである。
ところで、これだけ多くの「消費期限」「賞味期限」に関しての不正問題が続発し、しかも衛生上の問題が起きていないということは如何したことなのだろうか？
確かに国民の安全衛生を考えれば「食品衛生法」や「ＪＡＳ法」で確りと管理しなければならない。だがこうした現実を目の当たりにすると、現在のこれ等の法律が厳し過ぎ、現実に即していないのではないかとの疑問も湧いてくる。
無駄をなくし、安く購入でき、業者も嘘を付かずに済む法改正はできないものか？