気が向いたとき感じたままに

皆さんの文章を読ませて戴くのは楽しいのですが、気が向いた時には自分でも・・・と思い

「赤い糸」

2007-09-20 06:54:00 | Weblog
東京都江東区のアパートの押し入れから21歳の女性の遺体が見つかった事件で、同居していた男性が、「純子を殺したのは自分です。これから後を追います」との遺書とも取れるメモをアパートに残して行方不明になっていた。
昨日午後、そのメモ通りに、その男性とみられる遺体が発見されたそうだ。これで一先ず事件は落着したが、男女の出会い・人の運命について考えさせられた。
どのような理由があれ、他人の命を奪うことは絶対に許されない。この男は、そんな許されない過ちを犯してしまった。聞くところによれば、同棲しているにも拘わらず彼女に男ができ別れ話を持ち出していたようである。だが未練のある男は納得せず、最悪の結果を招いてしまったわけだ。
2人が出会わなければ純子さんという女性も殺されずに済んだであろうし、自殺を以って清算したこの男も恐らくこんな重罪を犯すことなく、お互い平凡な一生を送れたであろう。
こう考えると、赤い糸を結ぶ神様の責任の重大さを、つくづくと感じてしまう。