不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

田舎者ですが(^◇^)

会津の四季やローカルな話題、日常の出来事などを不定期ながら少しずつ綴っていきます。

ラーメンと蔵の喜多方 その4

2017-08-20 10:00:06 | 喜多方ラーメン

昨日の「喜多方ラーメンDEランチ」は市郊外の三津谷地区にある「赤れんが食堂」へ行きました。
ここはテレビ番組などでロケに使われたことが度々あり、全国的にも結構有名な店です。
店のイチオシは会津の郷土料理「こづゆ」風にアレンジされた「赤れんがラーメン」で以前食べたこともありますが、この日は「喜多方ラーメン」の大盛にしました。
スープは驚くほど澄んでおりとてもあっさりしているように見えますが、口に含んだ瞬間にじわっと広がる独特の旨味を感じます。
チャーシューは箸でつまむと崩れそうなほどトロトロの柔らかさです。
う~ん、うんまい!・・・この次は名物「肉そば」を食べてみよう!
食事の後は三津谷地区で喜多方を代表する観光名所になっている「若菜家の煉瓦蔵(国の登録有形文化財)」を見学しました。
ここには「農作業蔵(明治43年建造)」・「三階蔵(大正5年建造)」・「座敷蔵(大正6年建造)」・「味噌蔵(大正10年建造)」があります。
農作業蔵は当時主にわら加工・脱穀・精米・穀物貯蔵所・家畜の食糧(干し草)の保存などに使われていたとのことですが、現在は資料館として屋内観覧が可能になっています。
この農作業蔵は経済産業省の「近代化産業遺産」にも認定されています。
当時は珍しかった三階蔵には42,500個の煉瓦が使用されており、冠婚葬祭・賄い食器保管・家財保管の他、寝具や長持ち・お膳や食器などの保管に使われていたそうです。
漆塗り・欅材を使用した座敷蔵(屋内観覧可能)は当時来客用の宿・隠居部屋・会議室・茶室として使われたそうです。
味噌蔵では昔から自家生産の米と麹・大豆・塩だけで仕込む手作り味噌の製造が行われており、販売もされています。
味噌蔵の前に置かれた印象的な狸の置物に目を引かれつい写真を撮ってしまいました(^◇^)
これらの煉瓦蔵は若菜家所有の山の良質な赤土を内に出来た煉瓦工場に提供した縁で建造されたといわれています。
この煉瓦工場は今でも「三津谷の登り窯(近代化産業遺産)」として現存しています。
平成23年には東日本大震災の被害を受けてしまいましたが、その後修復され2年後からは一般公開出来るまでになっているそうです。
余談ですが・・・若菜家の敷地内にはたくさんの猫が棲みついているとのことで、あの世界的に有名な動物写真家の岩合光昭氏もここを訪れたことがあるそうです。
猫好きの僕もこの日は7匹の猫達の歓迎を受け、大いに癒されてきました(=^・^=)
   



 

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 蔵のまち喜多方夏まつり その2 | トップ | ひゃっこいら~めん食べたYO~♪ »

喜多方ラーメン」カテゴリの最新記事