19日(土)は恒例の「土曜日は喜多方ラーメンDEランチ」しました。
この日は初めての店「廣喜家」でした。
今年の1月に新規開店したばかりで、店主は東日本大震災による原発事故で浪江町から会津へ避難(引越し)して来られたとのことです。
550円のラーメン(支那そば)と250円の餃子を注文しました。
ラーメンの器がすり鉢になっている理由はこの方が冷めにくいからだそうです。
スープのダシは豚骨のみのようで、スープの表面には余計な脂分が浮いていません。
醤油の香りが際立つ澄み切った色のスープは最近の喜多方ラーメンには珍しい超あっさり味でした。
それでも美味しいし、お酒を飲み過ぎた後のしめにはいいかも知れません。
何といっても麺の量が多目なのはうれしいです。
餃子は焦げ目がちょっと気にはなりましたが美味しかったです。
食後には何とサービスでコーヒーゼリーを出してくれました。
新規開店した当時は中・高生向けに300円の学割ラーメンを出したそうです。
その際、メニュー表に「学割限定」の文字を付け加えるのを忘れてしまったせいで300円ラーメンに人気が集中してしまいました。
300円ラーメンだけが売れ続け採算が取れなくなりそうだったので、せっかくの人気メニューを2ヶ月で止めざるを得なかったそうです。
たしかに、メニュー表を見てみると安さで勝負!という店主の心意気が感じられます。
市役所前通りという喜多方ラーメン激戦区真っ只中の場所で営業を続けて行くのは大変だと思いますが、これからも廣喜家さんにはがんばってほしいと思います。