日本のみなさまにご報告!
2004年暮れのインド洋大津波。スリランカの海岸は波に飲み込まれました。
そして日本政府からの支援で再建された学校が、先週やっとオープンしました~。
スリランカ東部のバティカロア県のナシワンティブ学校です。今回の出張で訪問してきました。
今まで仮設教室や木の下で勉強してきた子どもたちは、あまりにも立派な校舎にまだ慣れない様子。
はしゃいでいるばかりで、全然勉強してない。笑
給食もなぜかみんなお外で食べます。
12歳・6年生のこの子。
大津波でお母さんを亡くしました。
お父さんは、大津波の前から他に奥さん作ってどこかに行ってしまったので、お母さんだけが頼りだった。
そのお母さんがいなくなって、今は叔母夫婦に育てられています。
「新しい学校ができて、扇風機の下で勉強できるのが嬉しい。英語が好きだけれど、英語の先生がうちの学校にはいないから、放課後の特別授業に行っている。将来は学校の先生になりたい」
賢そうだったので、きっとなれると思います。
大津波で、この学校の女の子9名、男の子10名の命が奪われました。
4人は親を亡くしました。
生徒数 354名。
この子たちに代わって、日本の皆様に 「ナンドゥーリ!(ありがとう)」