地球散歩♪

いもとなおこのBLOG

モザンビークの楽園編。

ウイスキーが似合う会話

2012年05月28日 | haïti

 

月曜日の慌ただしい一日

同僚二人をピックアップした後

車がうまく動かなくて少し遅刻

そのあとは何だかバタバタと会議やら書類作成やらで

あっという間に一日が過ぎた

コレラが猛威を振るうキャンプ兼学校にも

石鹸と塩素材など届けられたことを確認

2012年後半期の教育セクター緊急支援の方針も骨組み完成

あまりにも自分の周りで色んなことが過ぎていっていて

気がついたら

なぜか一日中 

頭の中は結構落ち着いて 余分なことは排除して集中しているのだけれど

心臓がバクバク言っていて

なんで?

興奮しなきゃいけないの?私

たぶん、やらなきゃいけないことの量に忙殺されていることの

ピコンピコン危険信号かも知れない

あと数ヶ月しかないのに

まだまだ全力疾走していて

それもゴールには全然向かっていない気がする

かといって

大して生産性は上がらない

目の前の優先順位をちょこちょことこなしているだけ

もうちょっと的を絞ってできないもんかね

 

といいつつ夜は仕事目的のインフォーマル会合

学校を建てている建築家たちと飲みながら作戦会議

両親が建築家だからも関係しているのかも知れないけれど

最近私はいつも建築家とつながりがある

図面を見るのが好きなのも子どもの頃から見慣れているからかも知れない

当時は大きい用紙に定規で手書きでやってた

その紙の匂いが好きだった

建築家たちの話は異文化で面白い

このひび割れ具合はここが悪かったとか

この建築は1920年代のハイチのものだとか

教育やコレラやキャンプの話をするよりも

幾分かセクシーな響きがある

どうやったらシンプルな耐震・耐ハリケーン構造が作れるとか

釘の話とか

子どものときの図工の授業みたいに

簡単にさらりと説明してくれる

何だかウイスキーが似合う会話なんだ

こういう話を聞いていると

自分はなんてジェネラリストで

専門性が薄っぺらくて

焦る

私は自分の職業もけっこう好きだけれど

私の仕事を話す時は牛乳が出てきそうだ

 

あと好きな職業は

お医者さんです 笑

お医者さんと話していると

なぜかとろんと溶けそうになるんです

話が逸れたけれど

今日は洗練された雰囲気の建築家の人たちと話して

ブラジリエロという結構好きなレストランが月曜日ビール1ドルという驚愕の事実も知れて

まだやることできていないけれど

あきらめて寝ます

明日は明日の風が吹く


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