地球散歩♪

いもとなおこのBLOG

モザンビークの楽園編。

南スーダンからのお客様

2005年11月19日 | rwanda
南スーダンの平和和解委員会のスタッフ数名が
どやどやとルワンダにやってきた

今 アフリカでもホットなスーダン
和平協定は結ばれたものの
本当の平和にはまだ程遠い気配

そんなスーダン人たちがルワンダの経験から和解について学ぼうとやってきた

彼らと一緒にいて
これぞアフリカ人!
ルワンダ人はやっぱ大人しいなー
と改めて思わされた

とにかく陽気
車で移動していても 笑いが絶えない


今回来たメンバーたちはみんな味のある人たちだった

団長であるコマンダー(写真)は 
南スーダンでは大臣クラスにあたる人だが
そうとは思えないほど人が良くて
ものすごくフレンドリーで
だけど内心 

なんて単細胞
こんな人が一国のエリートだったら終わってる

と正直と思っていたら
最終日の夜のスピーチでキラリと光ることを言っていた
観察眼、分析も鋭くて ギャグもキレルではないか!!!

コマンダー、見くびっててごめんなさい!


もう一人 まだ20代かと思われるアコール
兵隊だったが
あまりにも口が立つので政界に入れられた

彼はきっと将来 スーダンを背負って立つ男になる

しかし彼の髪の毛は
ジャクソン・ファイブより少し短いくらい ボウボウだ

もしくは・・・ マ、マリモ?

南スーダンは復興、再建ではなく国家建設と言われるくらい発展していないと言われるが
床屋もないのか


・・・そんな彼が言っていた

「ルワンダ人は言葉を奪われている
これは虐殺の後遺症と
言論の自由を奪う現政権の影響だろう」

1週間もいなかったけど
彼にはすぐわかったのだ

髪型は変だけど 頭はキレル


彼が言うように 本当にルワンダ人は大人しい

大声で笑ったりしないし
他のアフリカ諸国みたいに
歩いていてもあまり話しかけられない

私は 虐殺の影響か もともとそういう人種なのかは分からなかった
アコールははっきりと前者だと言った



カガメ大統領の強力なリーダーシップのもと
国は和解しているように見えるが
ルワンダの人々の胸には深い深い傷が残っている

日本以上に トップダウンの国だ
反抗は許されない

みんな声を押し殺して
早くこの悪夢から解放されるまで
じっと時が過ぎるのを待っている

いつこの状態から抜けられるのだろう?


そしてスーダンは?
今回来てもらった人たちによって
明るい未来が開けるといいな

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1 Comments

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ムラコーゼ チャーネ (imonao)
2005-11-22 15:31:59
注)キニヤルワンダ語 本当にありがとうございます!



根本さん サイコー♪



原稿は本部から送ってもらいました

ウェブ記事はないのですか???



このブログ もっとがんばらないとですねー

やっとインターネット環境が整いつつあります この悪夢の日々ももうサヨナラですっ



でもおわかりかと思いますが

書いていいコトと書いちゃいけないコトあって

スレスレの線でってコトで。。。   
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