地球散歩♪

いもとなおこのBLOG

モザンビークの楽園編。

Praying for Gaza

2014年07月29日 | development

日本で呑んだくれてばかりいられない理由がひとつある。

ガザのこと。

 

ラマダン断食明けの祝日になったのに、戦闘が収まらない。

パレスチナ側の死者は1065人。

イスラエル側は50人。

 

イスラエルは子どもを狙ったばかりでなく、

市民に避難しろといい、

その避難先の国連運営の学校を爆撃した。

Shell fire kills 15 in Gaza School

私の知り合いもガザにいて、必死に子どもの心理ケアをやってる。

 

なぜハマスは12時間の停戦合意を破ったのかという問題に、

パレスチナ人の政治家はこう答えている。

France 24

「イスラエル政府はパレスチナをテロリストと呼ぶが、

パレスチナ軍が放ったミサイルによるイスラエル人死者の27人のうち、25人は軍人。

対するイスラエル軍は、1000人以上を殺し、うち90%が市民。

パレスチナは、国際法のもと、平和のために戦っていて、必死の交戦をしているだけ。

我々にどうしろと言うのか。

武器を捨て、無惨に殺されろ、と言うのか?」

 

イスラエルの中では、情報が操作され、軍がパレスチナの市民を爆撃していること、多分あまり知らされていない。

Gaza conflict: an Israeli soldier's question

 

そしてイスラエルの同盟国アメリカの調停は不振、米国内はほとんど黙視している。

意義を唱えているのはコメディアンでニュース・キャスターのJonn Stewartくらいだ。

The Daily Show: 'We need to talk about Israel'

 

どうしてこんなことが起こって良いの?

どうにもできない怒りと悲しみで胸が張り裂けそう。

一分、一秒でも早い停戦を。