地球散歩♪

いもとなおこのBLOG

モザンビークの楽園編。

NOと言えない日本人とスペイン人

2008年11月26日 | sri lanka

書きたいことは溜まっているのに

なかなか更新できません

先週までプロポーザルと来年度の計画でアップアップで

今週一週間は研修

私の契約待遇は 一応研修生みたいな感じでもあるから

一年間に30万円ほどの研修費がついているのです

日本の皆様の血税で ありがたく学ばせて頂いています

とてもためになる内容だから これは絶対に今のプログラムの実践に役に立つ

確信しています

 

それにしても最近よく働いている(比較的。日本の皆様とは比べ物にならないと思うけれど)

先日 国連の日本人の愉快な仲間たちとご飯していて

「責任感」というものは国連では損だ、という議論になり 一同深く頷いた

私たち日本人は NOとは言わないし

定時になんて帰らないし

シゴトがあればいくらでも働いてしまう

それも 国連では「定刻を過ぎても徹夜してでもやれ」とは命令されない

「期限はいついつまで」

とあるだけで、暗黙の了解で 自発的には仕事するけれど

だれも強制はしないのが国連、少なくとも我がオフィスの掟である

それでやるのが日本人

「他のみんなはさっさと帰るのに何で自分だけ・・・」と思いながらも

終わらせないと、しかもズサンにではなくグッド・クオリティでなければ納得できない

妥協できない

残業がつくわけでもないし

大して評価されるわけでもない

でもやるのだ そこに仕事があるから

誰もやらないから

そこを都合よく利用されている気がするのは私だけではない

 

その点 ローカルスタッフや多くのインターナショナルも

「そんなに長くは働けない」

ときっぱり割り切っている

終わらなかったら それはそれで仕方がないこと

終わらせるまで何が何でもやり続ける日本人との文化の違いは歴然

私たちの性分は細胞に染み込んでいる気がする

 

日本人だけではない

最近スペインからやってきた同居人(これもまだ書いていなかった)も 

着たばかりだというのにぶーぶー文句をいいながらがんばっている

ぺーぺー二人で

何でだかわからないけれど

眠い目をこすりながら励ましあってます

寝不足はお肌に悪い歳ですよ

 

マヨネーズはいつになったら取りに行けるのだろう・・・