地球散歩♪

いもとなおこのBLOG

モザンビークの楽園編。

Shake Hands with the Devil

2006年09月10日 | rwanda
今回エチオピアの出張では
調査のためにルワンダへも足を伸ばしました

3ヶ月ぶりの古巣
まさかこんなに早く ルワンダへ戻ることになるとは・・・
短い滞在でしたが 沢山のお友達に会えて 
本当に本当に嬉しかったし
本当に自分はルワンダが大好きなんだと改めて思いました

写真はHotel des Mille Collins,
そう あの『ホテル・ルワンダ』の舞台となったところです

映画ではこの本物のホテルは使われていませんが
私がいつもランチをとったり
待ち合わせに使ったり
プールで泳いだり
ショップでお買い物したりしていたところです

今では当時の面影はなーんにもありません
最近値上がりして 1泊150ドルもします


今回初めて知ったのですが
『ホテル・ルワンダ』の第2弾みたいになる
ルワンダ大虐殺の映画を今、作成中
ルワンダ国内で撮っています

今度の主役は国連ルワンダ平和維持軍総司令官の「ダレール将軍」

「ホテル・ルワンダ」にもちょっと出てきた
カナダ人のおじさまです

この人が自分で書いた本があって・・・
"Shake Hands with the Devil"


めちゃくちゃ面白かったので
「和訳が出れば良いのに!」と思っていました

でも映画になるので
今度はそれが絶対に日本でも上映されることを祈っています

だって 94年のルワンダ大虐殺の時に
国連が如何に無能であったか
如何に国際社会がルワンダを見捨てて
あの80万人の虐殺が起こったのか
国連へ多額の拠出金を払っている日本の納税者は知る必要があるから



普段はあまり人に何か押し付けたり
熱く語ったりすることがあまりないドライな私ですが
(ホントです)
これだけは声を大にして言いたい


同じ過ちを繰り返さないために
身近なことにしか興味がない日本人のために