地球散歩♪

いもとなおこのBLOG

モザンビークの楽園編。

交通セクター会合。。。

2005年11月24日 | rwanda
勤労感謝の日だというのに
「交通」セクターの会合が一日中あった

なんと朝9時から始まって 
またまた一人一人がマイクを持ったら放さない 放さない
終わったのは19時

おおぉぉぉぉーーーーーい  
私の休日を返せーーーーー




日本は以前からルワンダへ公共バスを供与している

どんなに細い道、田舎の道でも通っている
そんなところを通るのはこのオナトラコム(公社の名前)のバスだけだから
すごく愛されているバスだ

そのバスが 日本の国旗をつけて走っているのだ
私はいつもとても誇りに思っている

日本がルワンダで援助を開始してから
ルワンダ政府が真っ先にしたリクエストは

「オナトラコムにバスを」

今度またバスを大量に供与する


私はそのバスに
HIV/AIDSに関する啓蒙のメッセージをペイントするべきだと主張している
みんな見るものね


それはさておき 交通セクター会合
年に数回しかないらしいが もちろん初出席

前の「水」分野の会合はフランス語だけで死んだ
だから今回は会合のオーガナイザーに
「ぜったいに英語の同時通訳を入れておくれー」
と頼んでおいた

今日は少しドキドキしながら行ったけど
同時通訳を雇っておいてくれていました
40人くらいの参加者のうち
同時通訳のイヤホンをつけているのは私以外にあと2人くらいだったけど。。。
同時通訳は異常に高いのだ
ごめんなさいー


ルワンダは94年の大虐殺以降、英語を公用語に加えたけど
やはり大半はフランス語が多い
ルワンダはアフリカで最初の「バイリンガル」(英語と仏語両方)の国になろうとしているのだ
バイリンガルと言っても
もちろん母国語のキニヤルワンダ語は全員が話すし
スワヒリ語を話す人も多い
だからほんとのところは「クワドロリンガル」(4ヶ国語)

政府の役人たちは 朝7時から3時まで働き
そのあと英語のレッスンをしている 立派
語学教室のために 政府からちょっとした援助も出るらしい


いつも思うけど 英語を話せる人は横柄なのだ

英語スピーカーは 英語しか話せない人が多い
当然とばかり あまり努力をしない
仏語スピーカーは英語も話せるか
一生懸命勉強している

私もその横柄なENGLISHスピーカーだ
仏語は そのうち。。。

それにしても
会合の間に私が他の文書を読んでいたり
携帯メールしてたら(仕事のね)
司会のインフラ省次官に何回か

「マダム・イモト 何かコメントは?」

と聞かれた

しかも フランス語で


私は授業中に突然先生に当てられた居眠り高校生の時みたいに

は、は、は、はいっ Σ( ̄ロ ̄lll)

とシドロモドロ

フランス語で話さなきゃいけないのか? いや それは絶対無理っ では英語で?でもさっきの話あまり聞いてなかったしーーー しかし何でこの次官は会ったことないのに私の名前を知っているのだ?! きゃああぁぁぁぁ


しかしこういうときのアピールは大事
あたふたしている場合ではない
日本の交通セクターへの貢献などさくっと話したら
興味をもたれてしまった

それもまずい
多くは確約できませんから。。。

あー どっぷり疲れた 勤労感謝の日でしたー