とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
ひとが主役のまちづくり!

大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

若者の暮らしを支え、明日に希望を

2012年12月24日 | とだ*やすこの町政報告
クリスマス寒波到来ですね。島本町では12月議会が終わり、国政では選挙が終わり、わたしは毎夜のように宴席で人と出会い語りました。今年中には会いましょう、12月議会が終わったら会いましょう、たまにはいいだろうと少し気を緩めると、たいへんなことになってしまい、気が付けば手帳が埋まってしまいました。

人と人を紡ぎ、紡がれ、日々発展途上です。

最近、ほとんど家で夕飯をいただいていません。実は出不精のわたしですが、誰にも信じてもらえない。本当は家でゆっくりするのが一番好き。でも人がもっと好きです。嘉田知事の未来政治塾、ライブハウスでの脱忘年会「忘れる前に思い出せ」(フェイスブックみてくださいね)では、集まった20代、30代のみなさんと語り合いあう機会に恵まれ、明日の活力になりました。大人の責任は重いです。

自身もまた「新たな出会いの忘年会」を開催、今年お世話になった方を紡ぎ、おおいに語りました。すべて仕事に活かしたい。もっとよい仕事がしたい。当たり前ながら議員は万能ではない、欠けた部分を人に補っていただき成り立っているものです。

さて、久しぶりにパソコンに向きあうことができました。ようやく12月議会のご報告です。執行部から出された議案、補正予算に賛成しましたが、そこからみえる島本町の子育て支援についてお知らせします。

就労支援型幼稚園として預り保育を拡充するため、第一幼稚園の保育室改修工事に必要な予算が計上され、これに関連して保育の過密化対策について複数の議員が質問しました。

わたしは、今ある施設でできることとして、就労支援型預り保育の拡充を否定するものではありません。が、先進国と言われて久しい日本で、なぜ子どもたちが「倉庫を改修した部屋」で「預り」保育を受けなければならないのか、胸が痛いです

就労支援型預り保育を緊急措置として導入したというのなら、就学前人口の増加(大型集合住宅の建設などで若年層の転入があった影響で微増)や女性の社会進出など、島本町の現状と社会情勢を踏まえた総合的な子ども・子育て施策が必ず必要です。

待機児童ゼロを誇る島本町が、ゼロ歳児の待機児童を10人生んでしまったのも、施策に総合的な視点を欠いていたからです。開発は歓迎、人口増も歓迎、税収増は歓迎するが保育の拡充は財政困難を理由に未着手というのでは、この地を選んでくださった若い世代に申し訳ないです。

待機児童を出した理由が保育士の確保が困難ということの意味も重い。新聞の折込広告で保育士を募集するとして90,000円の予算が計上されましたが、その成果に期待するものの、平成24年3月までの契約では実質3カ月の雇用。極めて臨時的で不安定な条件で、果たして希望する人材が確保できるのか、疑問です。

予算単年度主義に縛られない発想で人を人として扱う雇用のあり方を問い直す必要があります。もちろん、わたし自身も模索し自ら新たなしくみを創造しなくてはならない。簡単ではありません。

若者、次世代の暮らしを支える施策が日本の最重要課題。それには若いみなさんに振り向いてもらえる政治をめざさないと。政治はあなた自身の暮らしを創造するもの、議席は議員の就職先ではなく、有権者のみなさんの権利を集約したものです。主権者は市民です。選挙からの政治参加がとても大事。

祖父母の時代には女性に参政権はありませんでした。誰かがどこかで戦って獲得された権利を手にして今を生きている自分に気がついたとき、わたしは30代でした。だから、若い人たちを責めずに伝えることができる。頑張らねばなりません。


画像は、自慢の卵焼き
大雑把に作って、このとおり!
玉子と塩と調理器具にこだわったら
後は楽々、超簡単です
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 明日から、これからが大事 | トップ | 選挙にいかないということは... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

とだ*やすこの町政報告」カテゴリの最新記事