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大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

政治家の二枚舌?二幼と四保と認定こども園(5)

2018年05月30日 | やります!子ども・子育て・人びと支援
長々と書いてきましたが、このタイトルでの最後の記事にします。今、理想を素直に語りつつ、組織としての最終判断を下した山田町長のあり方を二枚舌といって批判している議員がいますね。

大阪維新の会の町議会議員のビラで流布されています。認定こども園を担ってくださる民間事業者の公募と選定に、町としてどういう条件を示すべきなのかを考えているわたしは、二枚舌の政治家ということになりますね。

思うに、みたこともない清掃工場をボロボロだといい、島本の財政が破たんするかのように昨春の選挙で触れ回った政党の言うことなのか?と驚きが隠せません。二枚舌で結構。わたしは政策を語る政治家として信頼をいただく道を選びます。

理想と現実は必ずしも一致しません。しかし「理想を踏まえた現実路線」と「理想なき現実主義」は似て非なるもの。

「理想なき現実主義」で大事なことを執行部の追認で認めてしまう議員ばかりなら、議会は要りません。

さて、これまで書いてきたように、第二幼稚園の閉園は園単独の問題ではありません。昨年、9月定例会議を前にして突然の閉園宣言からはじまったこの問題、保護者に大きな負担をおかけしました。

平成30年度は開園し、在園児が卒業するまで継続し、4歳児の入園を受けいれるという結論に至るまでには、保護者のみなさんの努力と頑張りがありました。

くりかえします。本来的には、もっと計画的に島本町の未就学児の保育・教育のグランドデザインを描かなければならなかった。

その余裕がないのはなぜか。先に述べた多くの課題を同時進行で解決していかなければならないのはなぜか。

ひとつ
行財政改革により、職員数を減らしたことです。

ふたつ
将来人口を3万2千人とした総合計画と開発を抑制しない都市計画です。


マンションなど建物の高さを規制する都市計画をつくることなく、大型開発の人口増が税収増につながるとしたきた島本町の従来型思考=過去の誤りが招いた結果。← ここ、6月の一般質問のテーマ

これらは、ひとえに、人口は増やしたいが、やがて減る子どものための施設はつくらない、という島本町の「過去」の方針と、追認&要望型議会の意思決定が影響しています。

過去が今を、今が未来をつくっています。

タウンミーティングなど、山田町長のもと傾聴の場が設けられていることはおおいに評価されるべきですが、そういった努力が稔るのは「未来」であって、今すぐ期待する、さっさと失望するのは、どちらも避けるべきなのです。

住民ホールの廃止、第一幼稚園の就労支援型預かり保育の導入、町立プールの廃止、JR島本駅西のまちづくり、町民の財産のあり方を決める意思決定の過程の不透明さ。根底にある問題はすべて同じ。

二幼の廃止と民間認定こども園の整備、今の保護者のみを対象にして、説き伏せるように、決定したことを説明する手法を前例にしてはいけない!という市民の声が胸につきささります。

最後まで読んでくださって、ありがとうございますm(__)m


画像
昔、昔、お花の先生(未生流)に頂いた蝉籠に
庭に咲いたレブンシモツケを活けてみました

第六次島本町行財政改革プラン(案)
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