表題の件、引き続き、「島本町立第三小学校整備基本構想検討報告書」についてお知らせします。
同報告書が最適と考察しているのは、既にある校舎3棟をすべて解体・撤去して、グランドの北西側に新設校舎を建て、保育所(第4保育所が移動します)を既存校舎跡地に配置、小学校と保育所の入り口を分ける案。
すなわち示されたA~E案のうちのD案です。わたし自身も一見してD案が最適と考えました。島本町執行部は、町財政への影響を考えて、耐震補強と新築棟を組み合わせたA案またはE案が「現実的なプラン」としています。
残念ながら、わたしはこれに賛成することはできません。以下、その理由について述べます。
いちばんの理由は施設躯体の老朽化です。耐震化しても老朽化は修復できません。ふたつは分けて考えなければなりません。連続する校舎棟の一棟だけを新築し、のこりは建て替えずに耐震化し、新しく建てた校舎と接続するのがA案、E案です。
これでは、近い将来、老朽化にともなう建て替えと財政難、改修工事中の授業への影響という同じ悩みを次世代に課すことになります。教育の現場にも職員の職務内容にも、なにひとつよいことはありません。財政的数字合わせを優先して課題を先送りするだけです。
その意味で報告書がもっともふさわしいとしたD案以外は賛成できません。校舎の新築には国の財源も得られ、起債もできます。起債する=子どもたちが将来納税により負担するのですから、防災対策同様、小学校の施設整備は最優先されてよいとわたしは考えているのです。【つづく】
同報告書が最適と考察しているのは、既にある校舎3棟をすべて解体・撤去して、グランドの北西側に新設校舎を建て、保育所(第4保育所が移動します)を既存校舎跡地に配置、小学校と保育所の入り口を分ける案。
すなわち示されたA~E案のうちのD案です。わたし自身も一見してD案が最適と考えました。島本町執行部は、町財政への影響を考えて、耐震補強と新築棟を組み合わせたA案またはE案が「現実的なプラン」としています。
残念ながら、わたしはこれに賛成することはできません。以下、その理由について述べます。
いちばんの理由は施設躯体の老朽化です。耐震化しても老朽化は修復できません。ふたつは分けて考えなければなりません。連続する校舎棟の一棟だけを新築し、のこりは建て替えずに耐震化し、新しく建てた校舎と接続するのがA案、E案です。
これでは、近い将来、老朽化にともなう建て替えと財政難、改修工事中の授業への影響という同じ悩みを次世代に課すことになります。教育の現場にも職員の職務内容にも、なにひとつよいことはありません。財政的数字合わせを優先して課題を先送りするだけです。
その意味で報告書がもっともふさわしいとしたD案以外は賛成できません。校舎の新築には国の財源も得られ、起債もできます。起債する=子どもたちが将来納税により負担するのですから、防災対策同様、小学校の施設整備は最優先されてよいとわたしは考えているのです。【つづく】
資料を見た限りはDかと思いました。
ですが、あえて狭い敷地に保育所を併設する意味がよくわかりません。
それよりも何よりも、早急に結論をだし、安全な学校に子供を通わせたいというのが本音です。というか、先送りにせずもっと早く着手していればよかったのではないかと思います。全国のほぼすべての公立の学校の耐震化が終わったというのになぜ??
建て替えとなると工期もかかります。でも建て替えが最善の策だと思います。在学中ずっと工事で、卒業するころに完成では子供たちがあまりにかわいそう。
今後ますます子供は減ります。一時的に増えてもまた減ります。高層建物は不要です。低層でローコスト、工期も短く、メンテも容易なものを考えて下さったらなと思います。