「まなびとひろば」講演会は「感動」ある学びのライブをめざしています。お蔭様で大成功でした。講師の四方さんより勇気と元気をいただきました。わたしも今日からまた一歩前進します。同時に取り組むべき課題も増えました。「言うてるよりも行動する」「議員は言動に責任をもたなければならない」ということです。
四方さんは、強力なレーダーシップ、スピード感、時代を一歩先取りした洞察力で注目されておられた首長でしたが、当事者の理解や協力を得るために何度も何度も足を運ばれ、自らの思いを語り、周囲の「意識」を変える努力をされていたことが、お話の節々でわかりました。
四方氏のリーダーシップを和語にするなら、わたしは「ぬくもりある政治の英断」としたいと思っています。また、四方さんは、ある大学での講演会で、事業をはじめるにあたって一番考えないといけないこととして、京セラの稲盛さんの「動機、善なるや」を紹介されていました。わたしはこの言葉が非常に好きです。
まず「動機が善であること」。そして、自らの政策とそこに至る過程を、自分の言葉で丁寧に語れる。このことは非常に重要です。スピード感のある取り組みで、綾部の元気を創造、クリエートしてこられた秘訣は、逆説的ですが、この丁寧さだったのではないでしょうか。
そして今日感じたこと。島本町では、住民も、行政も、議員も、そして町長も自ら「小さな町」と表現することが多いのですが、人口も世帯数も綾部市とは実はそんなに変わるわけではありません。むしろ、居住地がまとまっていることで、行政的効率は非常によいのではないかと思えます。
基礎自治体としての町の輪郭を、しっかりとらえておかなければならないと改めて思いました。さらに「地域の課題解決の鍵はその地域にある」ことを改めて思いました。地域の歴史を掘り起こし、そこにあるものを活かし、興し、そして育てていくことに意味があります。
綾部にあるものと島本にあるものは異なります。ここ島本で、島本が自ら再発見しなければなりません。
四方さんとのご縁を紡いでくれた「トルコ」ですが、トルコを知ることはイスラームへの扉を開けることであり、西洋か東洋か、アジアかヨーロッパか、仏教かキリスト教かという2局的な思考から解き放たれることでもありました。日本と東アジアとの関係をみるときにも、これは重要な視点だと思います。
高槻市と島本町、このふたつだけで物事を考えると、ともすれば煮詰ってしまいがちです。こうして他の自治体を知ることは、とても意義のあることだと思います。特徴のある自治体として自立し、地域の歴史を活かし、一方で広域行政で連携していくことが大事であること。よく似た10万人都市ばかり増えてもつまらないでしょう、ともおっしゃってくださっています。
綾部市では、定住を促す政策と平行して、農業体験や里山の自然探索、「NPO法人里山ねっと・あやべ」(ホームページをぜひご覧ください)の取り組みなどが盛況で、観光地としても人気が高まっているそうです。高速道路の無料化でさらにアクセスがよくなったとのこと。これからの時代、都心に住む人間に必要なのは「第二の故郷」です。温泉もある!綾部に行ってみたい!そんな講演会でもありました。
四方さんは、強力なレーダーシップ、スピード感、時代を一歩先取りした洞察力で注目されておられた首長でしたが、当事者の理解や協力を得るために何度も何度も足を運ばれ、自らの思いを語り、周囲の「意識」を変える努力をされていたことが、お話の節々でわかりました。
四方氏のリーダーシップを和語にするなら、わたしは「ぬくもりある政治の英断」としたいと思っています。また、四方さんは、ある大学での講演会で、事業をはじめるにあたって一番考えないといけないこととして、京セラの稲盛さんの「動機、善なるや」を紹介されていました。わたしはこの言葉が非常に好きです。
まず「動機が善であること」。そして、自らの政策とそこに至る過程を、自分の言葉で丁寧に語れる。このことは非常に重要です。スピード感のある取り組みで、綾部の元気を創造、クリエートしてこられた秘訣は、逆説的ですが、この丁寧さだったのではないでしょうか。
そして今日感じたこと。島本町では、住民も、行政も、議員も、そして町長も自ら「小さな町」と表現することが多いのですが、人口も世帯数も綾部市とは実はそんなに変わるわけではありません。むしろ、居住地がまとまっていることで、行政的効率は非常によいのではないかと思えます。
基礎自治体としての町の輪郭を、しっかりとらえておかなければならないと改めて思いました。さらに「地域の課題解決の鍵はその地域にある」ことを改めて思いました。地域の歴史を掘り起こし、そこにあるものを活かし、興し、そして育てていくことに意味があります。
綾部にあるものと島本にあるものは異なります。ここ島本で、島本が自ら再発見しなければなりません。
四方さんとのご縁を紡いでくれた「トルコ」ですが、トルコを知ることはイスラームへの扉を開けることであり、西洋か東洋か、アジアかヨーロッパか、仏教かキリスト教かという2局的な思考から解き放たれることでもありました。日本と東アジアとの関係をみるときにも、これは重要な視点だと思います。
高槻市と島本町、このふたつだけで物事を考えると、ともすれば煮詰ってしまいがちです。こうして他の自治体を知ることは、とても意義のあることだと思います。特徴のある自治体として自立し、地域の歴史を活かし、一方で広域行政で連携していくことが大事であること。よく似た10万人都市ばかり増えてもつまらないでしょう、ともおっしゃってくださっています。
綾部市では、定住を促す政策と平行して、農業体験や里山の自然探索、「NPO法人里山ねっと・あやべ」(ホームページをぜひご覧ください)の取り組みなどが盛況で、観光地としても人気が高まっているそうです。高速道路の無料化でさらにアクセスがよくなったとのこと。これからの時代、都心に住む人間に必要なのは「第二の故郷」です。温泉もある!綾部に行ってみたい!そんな講演会でもありました。