☆彡つづき
引き続き、とだ*やすこの6月定例会議の一般質問、JR島本駅西土地区画整理事業 ~認可当初の計画と現在~に基づき、雨水調整池について、ここに記しておきます。
雨水調整池について
区域内ふたつの公園の地下にはそれぞれ雨水調整池が設置されています。既に町に移管され、今後は町が管理していくことになります。そこで今後のメンテナンスについて問いました。
Q:
今後、浚渫を含めたメンテナンスや点検業務はどのように行うのか。浚渫工事はどれくらいの頻度で行い、どれくらいの費用を要すると想定されているか。
A:
調整池に貯水した雨水を排出するためのポンプにつき、定期的な点検が必要となる。専門業者と委託契約を締結し、ポンプの定期的な点検など日常的な維持管理を行う。
堆積する土砂などの浚渫については、堆積する土砂の量によって頻度が異なるが、当該調整池は道路の表面排水や公園、緑地、宅地からの流入が主であり、山地からの流入ではないことから、比較的少ないものと認識している。
類似事例を参考に推測すると年間約30㎥から40㎥程度の堆積土砂量を想定している。今後、状況を確認し、設計時に容量を算出するにあたり設定した埋設土砂容量約640㎥を目安として、堆積量を注視しながら必要に応じて浚渫を実施していきたい。
浚渫費用の算出は困難であるが、参考としては、町が今年度実施する他の箇所においては1㎡あたり約7万円となっている。当該調整池については浸水被害を軽減する重要な構造物であるため、適切な維持管理に努めてまいりたい。
Q:
瑕疵担保を4年とされている(通常は2年とのこと)。大雨災害時に、仮設水路の不備に起因する柱の破損など、非常に残念な出来事があったことを考えると、瑕疵担保期間の点検業務が極めて重要な意味をもつと考える。お考えを。
A:
桜井せせらぎ公園の地下に設置されている調整池については、8月の豪雨により調整池付近の仮排水路がオーバーフローし、調整池の掘削箇所に流入。調整池が浮き上がったことにより損傷を受けた柱の取替が行われた。
その後、学識経験者の監修のもと底盤コンクリートの補修補強をされている。瑕疵担保期間中に施工が原因となる破損などが確認されれば、当該組合および業務代行者((株)フジタ)が補修を行うこととなっている。
したがって点検業務は重要な業務であると認識している。今後、職員による簡易的な点検だけではなく、より具体的な点検の方法を検討したい。
◪この事故に関しては、しばしば「突発的な豪雨」による災害といわれがちなのですが、気象予報により降雨が予測でき、その雨量が想定外であった場合にこれを突発的な豪雨といえるものなのか、とわたしは疑問に思っています。
その豪雨が「突発的」なものか「想定外」あるいは「想定可能な」ものであったのか、ここは大事な視点と考えます。いずれにしても町に移管された後の点検業務が非常に重要という思いから、確認のための答弁を引き出したものです。
つづく☆彡
画像
在りし日のJR島本駅西
かつて駅前広場あたりに
蓮の花が咲いていました
2011年7月撮影
引き続き、とだ*やすこの6月定例会議の一般質問、JR島本駅西土地区画整理事業 ~認可当初の計画と現在~に基づき、雨水調整池について、ここに記しておきます。
雨水調整池について
区域内ふたつの公園の地下にはそれぞれ雨水調整池が設置されています。既に町に移管され、今後は町が管理していくことになります。そこで今後のメンテナンスについて問いました。
Q:
今後、浚渫を含めたメンテナンスや点検業務はどのように行うのか。浚渫工事はどれくらいの頻度で行い、どれくらいの費用を要すると想定されているか。
A:
調整池に貯水した雨水を排出するためのポンプにつき、定期的な点検が必要となる。専門業者と委託契約を締結し、ポンプの定期的な点検など日常的な維持管理を行う。
堆積する土砂などの浚渫については、堆積する土砂の量によって頻度が異なるが、当該調整池は道路の表面排水や公園、緑地、宅地からの流入が主であり、山地からの流入ではないことから、比較的少ないものと認識している。
類似事例を参考に推測すると年間約30㎥から40㎥程度の堆積土砂量を想定している。今後、状況を確認し、設計時に容量を算出するにあたり設定した埋設土砂容量約640㎥を目安として、堆積量を注視しながら必要に応じて浚渫を実施していきたい。
浚渫費用の算出は困難であるが、参考としては、町が今年度実施する他の箇所においては1㎡あたり約7万円となっている。当該調整池については浸水被害を軽減する重要な構造物であるため、適切な維持管理に努めてまいりたい。
Q:
瑕疵担保を4年とされている(通常は2年とのこと)。大雨災害時に、仮設水路の不備に起因する柱の破損など、非常に残念な出来事があったことを考えると、瑕疵担保期間の点検業務が極めて重要な意味をもつと考える。お考えを。
A:
桜井せせらぎ公園の地下に設置されている調整池については、8月の豪雨により調整池付近の仮排水路がオーバーフローし、調整池の掘削箇所に流入。調整池が浮き上がったことにより損傷を受けた柱の取替が行われた。
その後、学識経験者の監修のもと底盤コンクリートの補修補強をされている。瑕疵担保期間中に施工が原因となる破損などが確認されれば、当該組合および業務代行者((株)フジタ)が補修を行うこととなっている。
したがって点検業務は重要な業務であると認識している。今後、職員による簡易的な点検だけではなく、より具体的な点検の方法を検討したい。
◪この事故に関しては、しばしば「突発的な豪雨」による災害といわれがちなのですが、気象予報により降雨が予測でき、その雨量が想定外であった場合にこれを突発的な豪雨といえるものなのか、とわたしは疑問に思っています。
その豪雨が「突発的」なものか「想定外」あるいは「想定可能な」ものであったのか、ここは大事な視点と考えます。いずれにしても町に移管された後の点検業務が非常に重要という思いから、確認のための答弁を引き出したものです。
つづく☆彡
画像
在りし日のJR島本駅西
かつて駅前広場あたりに
蓮の花が咲いていました
2011年7月撮影